「野鳥もスズメも消えた庭」は2013.12.21のブログだ。スズメが昨年暮れから春先にかけて自宅に近づいてきたのは数えるくらい。牛を飼っていたころはエサを求めて牛舎によく来た。昨秋のブログで絶対数が減っているからとの記事を書いた。
雪が消え、5月になると屋根の棟部にスズメが巣をかけた。この冬少ないスズメが営巣するのか心配だったが、今年も子育てのスズメは賑やかだった。収穫されたコメはモミの状態でJAのカントリーに運び、クズ米含めて販売してしまうが自家用の飯米分の「もみすり」でクズ米がでる。作業場の片づけで、今回残っていたクズ米を柿の木の下にこぼしてしまった。そこに数日後スズメが来た。どこかで見ていたのかもしれない。明らかに今年生まれた子スズメだった。親スズメより警戒心が緩やかに見える。
昨秋一度も野鳥が来ることもなかったエサ台、その後取り外していたのを想いだしモミジの場所に移動しクズ米を置いてみた。始め警戒してスズメは2、3日で慣れてきたのか数羽で来るようになってきた。離れてみているとスズメは独占欲が強いのか、エサ台に来る他のスズメを追い返すを繰り返していた。クズ米が無くなるとしきりに催促するようになってきた。このごろ一族のスズメだろうか、集団でクズ米を啄む姿が見られるようになった。相変わらず警戒心は強く視線が合うと飛び立ってしまう。しかし、やっと自宅の窓越しにカメラに収まった。
2013.7.19
スズメの朝は早い。早朝4時頃になると集まり、慣れてきたのかエサの催促。しかし自然のエサが豊富なこの時期、催促されても一日一回限りのクズ米とした。自然に生きるものにとって、簡単なエサはスズメ達にとって不幸なことになるかもしれないからだ。
以前から野鳥に関心があって、一時期「日本野鳥の会」の会員だった。日本野鳥の会のホームページに「サンクチュアリ」のことを解説している。それによれば「サンクチュアリ」とは「そこは人と自然の出会いの場。そして地域の自然保護の拠点。第一に野生鳥獣の生息地の保全を目的とした場所。また保全だけでなく訪れた方がそこの自然を直接体験する場所」とある。
我家の「ミニミニサンクチュアリ」は、3年前の牛舎解体後の敷地に造成。住宅の西側に位置する。元々東側にため池があり、北側と含めて坪庭と云ってきた。東に200年以上にもなる見事な栃の木があったが枯れて数十年になる。北側の道路側にこれも樹齢180年近いだろうか、栃の木とイチイの木がある。前回のブログで17年前に畳分3枚程の広さの小さな池を造った。新たに造営の場所と連動する。造園の知識も乏しく脈絡がかけるかもしれない。
牛舎解体後の敷地に、建設会社勤務の友人の井上君が工事の際出てきたという「コマユミ」、「オンコ」、「ツゲ」等が移植したが惜しいことに80年とも思われる「オンコ」を定着させることはできなかった。昨年里山で育成していた「モミジ」5本を移植。この「モミジ」は自宅のモミジの実生から選抜し、高さが5mにもなる樹齢約20年のものだ。育成の場所から「クロモジ」、「ミズナラ」も一緒に持ってきた。50cm程の「クロモジ」は二年目で2m近くなった。
合わせて、懇意にしている建設業の後藤氏提供の「シダレザクラ」に「ナナカマド」。岩手の業者から譲り受けた「ナツグミ」、更に昨晩秋ホームセンターで50%引きで買い求めた「ナツツバキ」、「アズキナシ」、その他「ハナモモ」、「ヨウラク」、「レンゲツツジ」、「ゴヨウツツジ」、「サワワタリ」等が定着した。小鳥が好む「ムラサキシブ」もあるがすべての木は小さい。小鳥が種を運んで発芽したと思われる「エゴノキ」、「サンショウ」、「オンコ」も仲間に加わった。「サンショウ」の種を小鳥が運ぶか、どうかは今のところ定かではない。ただ、柿の木の根元に2本ある。しばらく生育を見守っていきたい。いずれアゲハチョウが産卵することになるかもしれない。今のところ産卵は確認できない。
この新たな坪庭、「ミニミニサンクチュアリ」の一番古い木は柿「オオハチヤガキ」だ。樹齢100年にはなるだろうか。牛舎建設の時も残し大雪にも耐えたが、あまりにも大きくなったので高さ5m程の上は5年ほど前に伐採。2年程前から伐採後の新梢に実がつくようになってきた。
これらの木の側に山野草を配置した。「ホウキグサ」、「ハンゲショウ」、「ヒメシャガ」、「トリモチソウ」、「ゲイビラン」、「サンカヨウ」、「カワラナデシコ」、「シロハギ」、「フジバカマ」等が植えられている。今年になって自家の里山から「ヤマユリ」、「クルマユリ」が仲間となった。木を大きくして日陰をつくり山野草を定着させたいと思っているが、まだまだ始まったばかりだ。にわか作りの庭にはなんといっても夏を彩る「ノウゼンカツラ」は格別、7月早々から咲きだした。面積は約120㎡。
「サンクチュアリ」モドキ 2014.7.25
まだかけ出しの「ミニミニサンクチュアリ」、植栽の木はまだまだ小さく小鳥が自由になるのには時間がかかりそうだ。エサ台に来るのは今のところ「スズメ」だけだ。一度「ヒヨドリ」が通過した、「カラス」はアンテナに止まり「スズメ」の動きを時々監視にくる。
雪が消え、5月になると屋根の棟部にスズメが巣をかけた。この冬少ないスズメが営巣するのか心配だったが、今年も子育てのスズメは賑やかだった。収穫されたコメはモミの状態でJAのカントリーに運び、クズ米含めて販売してしまうが自家用の飯米分の「もみすり」でクズ米がでる。作業場の片づけで、今回残っていたクズ米を柿の木の下にこぼしてしまった。そこに数日後スズメが来た。どこかで見ていたのかもしれない。明らかに今年生まれた子スズメだった。親スズメより警戒心が緩やかに見える。
昨秋一度も野鳥が来ることもなかったエサ台、その後取り外していたのを想いだしモミジの場所に移動しクズ米を置いてみた。始め警戒してスズメは2、3日で慣れてきたのか数羽で来るようになってきた。離れてみているとスズメは独占欲が強いのか、エサ台に来る他のスズメを追い返すを繰り返していた。クズ米が無くなるとしきりに催促するようになってきた。このごろ一族のスズメだろうか、集団でクズ米を啄む姿が見られるようになった。相変わらず警戒心は強く視線が合うと飛び立ってしまう。しかし、やっと自宅の窓越しにカメラに収まった。
2013.7.19
スズメの朝は早い。早朝4時頃になると集まり、慣れてきたのかエサの催促。しかし自然のエサが豊富なこの時期、催促されても一日一回限りのクズ米とした。自然に生きるものにとって、簡単なエサはスズメ達にとって不幸なことになるかもしれないからだ。
以前から野鳥に関心があって、一時期「日本野鳥の会」の会員だった。日本野鳥の会のホームページに「サンクチュアリ」のことを解説している。それによれば「サンクチュアリ」とは「そこは人と自然の出会いの場。そして地域の自然保護の拠点。第一に野生鳥獣の生息地の保全を目的とした場所。また保全だけでなく訪れた方がそこの自然を直接体験する場所」とある。
我家の「ミニミニサンクチュアリ」は、3年前の牛舎解体後の敷地に造成。住宅の西側に位置する。元々東側にため池があり、北側と含めて坪庭と云ってきた。東に200年以上にもなる見事な栃の木があったが枯れて数十年になる。北側の道路側にこれも樹齢180年近いだろうか、栃の木とイチイの木がある。前回のブログで17年前に畳分3枚程の広さの小さな池を造った。新たに造営の場所と連動する。造園の知識も乏しく脈絡がかけるかもしれない。
牛舎解体後の敷地に、建設会社勤務の友人の井上君が工事の際出てきたという「コマユミ」、「オンコ」、「ツゲ」等が移植したが惜しいことに80年とも思われる「オンコ」を定着させることはできなかった。昨年里山で育成していた「モミジ」5本を移植。この「モミジ」は自宅のモミジの実生から選抜し、高さが5mにもなる樹齢約20年のものだ。育成の場所から「クロモジ」、「ミズナラ」も一緒に持ってきた。50cm程の「クロモジ」は二年目で2m近くなった。
合わせて、懇意にしている建設業の後藤氏提供の「シダレザクラ」に「ナナカマド」。岩手の業者から譲り受けた「ナツグミ」、更に昨晩秋ホームセンターで50%引きで買い求めた「ナツツバキ」、「アズキナシ」、その他「ハナモモ」、「ヨウラク」、「レンゲツツジ」、「ゴヨウツツジ」、「サワワタリ」等が定着した。小鳥が好む「ムラサキシブ」もあるがすべての木は小さい。小鳥が種を運んで発芽したと思われる「エゴノキ」、「サンショウ」、「オンコ」も仲間に加わった。「サンショウ」の種を小鳥が運ぶか、どうかは今のところ定かではない。ただ、柿の木の根元に2本ある。しばらく生育を見守っていきたい。いずれアゲハチョウが産卵することになるかもしれない。今のところ産卵は確認できない。
この新たな坪庭、「ミニミニサンクチュアリ」の一番古い木は柿「オオハチヤガキ」だ。樹齢100年にはなるだろうか。牛舎建設の時も残し大雪にも耐えたが、あまりにも大きくなったので高さ5m程の上は5年ほど前に伐採。2年程前から伐採後の新梢に実がつくようになってきた。
これらの木の側に山野草を配置した。「ホウキグサ」、「ハンゲショウ」、「ヒメシャガ」、「トリモチソウ」、「ゲイビラン」、「サンカヨウ」、「カワラナデシコ」、「シロハギ」、「フジバカマ」等が植えられている。今年になって自家の里山から「ヤマユリ」、「クルマユリ」が仲間となった。木を大きくして日陰をつくり山野草を定着させたいと思っているが、まだまだ始まったばかりだ。にわか作りの庭にはなんといっても夏を彩る「ノウゼンカツラ」は格別、7月早々から咲きだした。面積は約120㎡。
「サンクチュアリ」モドキ 2014.7.25
まだかけ出しの「ミニミニサンクチュアリ」、植栽の木はまだまだ小さく小鳥が自由になるのには時間がかかりそうだ。エサ台に来るのは今のところ「スズメ」だけだ。一度「ヒヨドリ」が通過した、「カラス」はアンテナに止まり「スズメ」の動きを時々監視にくる。