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震災の年「古稀を祝う会」から一年

2012年06月15日 | 地域

震災の年「古稀を祝う会」から一年 ハガキ

前略 茅ぶきが立ち並ぶ「遠野ふるさと村」の静けさは格別だった。近くの雑木林で「かっこう鳥」が鳴く縁側での談笑は、懐かしいひと時でした。日常の喧騒からはなれて過ごした時間は「古四王五期古稀を祝う会」にふさわしいものでした。「東日本大震災」の未曾有の災害で、中止かと躊躇した「祝う会」も終わってみれば満足感でいっぱい。今回の通知は一七一名へ、参加者が三九名。二次会へ二名計四一名。不参加通知が八九名、音沙汰なしが三九名。「あて所に尋ねあたりません」でも帰ってきたハガキが一二名もあったことが少し残念なことでした。振り返るまでもなく「古稀」と言う年齢は重いものですが、高齢者の仲間入りになどとは思わず、生きて頑張っていることが人生の頂点。下りなどはありません。

震災から原発被害。どうしようもない政局。災害復興に長い時間がかかりそうです。「がんばろう東北」の一員としてたち向かっていきたいもものです。
そして、また機会をつくって集まりましょう。 今回のご参加ほんとうにありがとうございました。集合写真と「ふるさと村」の縁側で語らいの写真をつけてお礼とさせていただきます。このハガキは今回の参加者全員と参加できなった一部の方々に送ります。
きまぐれな事務局に叱咤があればさいわいです。では又 再見 (ナガ)
   
   平成二三年六月吉日


岩手県遠野市ふるさと村 2011.06.13


ホテル志戸平 記念写真 2011.06.12

気まぐれな事務局は上記のハガキを準備して投かんしないでしまった。
ブログでは、ハガキ通信の文と写真の組み合わせが素直に反映されない部分がありますが、皆さんに送ることができなかった反省をこめて記録しておきます。
東日本大震災の影響で参加できない数人から「外に出ることが怖い」、「眠れない」等TELも頂いたが、年齢の節目と悲惨だった大震災、原発事故が二度とないことを願って開催した。今、振り返って見て遠野のふるさと村の茅葺の縁側での語り合いは、フッウと過去のあの時代のことが思い出され至福のひと時になった。