新河鹿沢通信   

暮らしの中から 村の歴史 足跡 集落 跳躍  麓風小舎     

ニリンソウの群生

2010年05月07日 | 地域の山野草
4月の後半から5月にかけ里山に野草の花盛りとなる。ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ等は春一番に出てくる。
今年の春は天候不順で例年と比べて10日ほど遅れている。「雄勝野草の会」の春の観察会と総会は4月24日開催。湯沢城址と内町中心に開かれた。エンレイソウの群落も見事なものだった。

その後、農作業の合間に自宅の山を散策する。コゴミ、アイコ、タラノメ等食卓を賑わす食材に事欠かない。この時期の里山歩きは自分にとって至福の時期となる。40年生の杉の木立をすぎて、急峻な雑木林でたら写真のような見事なニリンソウの群生。


ニリンソウの若芽は食べられるというが、食したことはない。各地であの猛毒のトリカブトと違って食中毒になったニュースを聞くことがある。花言葉は友情、協力と言うそうだ。 その面積20㎡はあるのだろうか、我が家の所有地でみられるのに少し自慢したくなる。

人形送り

2010年05月02日 | 地域
一月以来の更新なしが続いた一月、 一人しかいない姉の急逝に混乱は続き、ブログ更新の気力は消え失せてしまっていた。                この期間中、第五回「農を変えよう 東北集会in宮城」宮城教育大学、「有機農業モデルタウン東北交流会」宮城 秋保温泉、「東北農家の会」栗駒市、置賜百姓交流会山形赤湯温泉など 県内では「成瀬ダムストップさせる会」総会、こまち農協特別栽培米の検討会、稲川有機米研究会特別栽培米栽培基準講習会など。秋田県有機農業推進協議会総会は欠席。 その他地元集落の諸会合が延々と開催。天候不純と重なり、22年度作柄に春先から黄色の点滅信号気味の毎日。 気晴らしにドライブ。初めての地域を通りランクルの急停止。愛用のニコンでパチリ。


岩手県西和賀町左草地区の「左草人形送り」。 ネットで調べたら下記の記事であった。 「ショウキサマ」と呼んで、昭和28年頃まで続けられていたようですが、何らかの事情で中断されました。そして昭和62年から再開し、今年で24回目となりました。男女2体のわら人形には、病がソバに寄らないようにとして、ソバ粉で作った団子を持たせます。その他に穴の開いたお金を持たせ村はずれまで、送って道端の木に結わえて無病息災をお祈りします。 通りすがり初めての対面。ミズナラの木高さ4㍍程の高さにワラ人形二体。地域の伝統行事に何かしら新鮮な感動を覚えた。