[用語]:No.751 【なぜ新設・増設する? 】
[解説]
建設中だったプラントなどが完成すると
建設仮勘定という勘定科目も
完成した時の日付をもって、
建物や機械に振り替えます。
会計用語で振り替えるというのは、
「勘定科目を変更する」
という風に解釈して下さい。
工事中の工場や店舗などは、
お金がかかるばかりで、
まだ、収益を生み出していません。
そこで、以前にお話したとおりですが、
完成した工場や店舗とは
分けて管理します。
稼働する前の段階の有形固定資産は、
一時的に
建設仮勘定に計上しておきます。
いってみれば、
仮払金(かりばらいきん)ですね。
工場の建物や機械設備などを
新設または増設する際に発生します。
完成するまでの間に要する一切の出費を
この仮勘定に計上しておきます。
なぜ、会社は工場などを
新設・増設するのでしょうか?
そのあたりが、今回のキモです。
何か、思い当たるところがありませんか?
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がんばれOL!
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睡眠…人生のよきパートナー(2)
私たちの脳が睡眠をとる目的は、
1 脳を冷やすため、
2 脳内ホルモンの量を回復させるため、
3 脳の中で記憶の整理整頓を行なうためなどです。
質の高い睡眠が充分に取れていないと、
脳にとって不可欠なメンテナンスが
しっかり行なえません。
そんな状態で仕事をするのは、
飛行横でたとえると、
整備不良のままフライトをするようなものです。
睡眠が不足すると、
脳の中でまっさきに働きが悪くなるのは、
前頭連合野と呼ばれる部分です。
前頭連合野は、
論理的にものごとを考える力を
生み出す働きをしています。
ですから、
睡眠時問が短くなれば、
深く考えなければできない仕事や勉強は、
極端に能率が落ちてしまいます。
同時に、前頭連合野は
理性を生み出す働きもしています。
寝不足で、
イライラするのは、
前頭連合野の力が衰えて、
感情の暴走を食い止められなくなる
からなのです。
(つづく)