あなたに贈る 会計用語レター

逆境こそ成功のチャンス

夫婦にこにこ、仲むつまじく

2006年12月31日 | 心に残る言葉
串柿は、1串に10個の柿がならんでいます。

その配列は、「 2-6-2 」  

由来を聞いてみると、

「夫婦にこにこ(2個2個)仲むつ(6個)まじく」

という語呂合わせ。


家庭円満を願って、正月のお鏡飾りにご利用ください。


きっと、来年も良い年です。
必ず、良い年にしてください!!!

              2006年12月31日



PS:
毎年11月23日には、この道をバイクで訪れるのが
年中行事の1つになっています。


冬至 と 柚子 と いも・たこ・なんきん

2006年12月30日 | 心に残る言葉
年末なので、お気軽メッセージを送ります。


12月22日頃は冬至。
一年中で昼が一番短く、夜が一番長い日。

この冬至の日に、「ゆず湯」に入り、
「冬至かぼちゃ」を食べる風習があります。

厳しい寒さの中でも健康に暮らせるように願って、
お風呂に柚子を浮かべてゆっくりとあたたまります。
「ゆず湯」は、風邪を防ぎ、皮膚を強くするという効果があるそうです。

買い物に付き合っていて、この言葉の由来を野菜売場で教わりました。

冬至(とうじ)は、湯につかって病を治す・・・湯治(とうじ)。

柚子(ゆず)は、融通(ゆーずー)が利くようにと願いを込める。

江戸庶民から生まれたシャレだそうです。
(真偽は考えないで、すなおに感心するのが私のいいところ!)

「かぼちゃ」は、厄除けになる、病気にならないと言われています。
実際にかぼちゃには、カロチンやビタミンが多く含まれています。
冬にビタミンなどの供給源が不足しがちな時代に生まれた生活の智恵でしょう。

そういえば、今朝もNHKの朝ドラマで、
「いも・たこ・なんきん」やっていたのかな~


幸せのドアが閉じる時

2006年12月29日 | 心に残る言葉

一つの幸せのドアが閉じる時、もう一つのドアが開く。
しかし、よく私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、
開かれたドアに気付かない。   (ヘレン・ケラー)



ヘレン・ケラーは、忠犬「ハチ公」の話が大好きだったそうです。
日本の秋田犬を、アメリカに初めて紹介したのもヘレン・ケラー
といわれています。

あのヘレン・ケラー女史の言葉です。
なかなか、このようには、考えられないもの。

試してみたけれど、うまく行かない・・・、「あーあ、もうダメ」
講演契約がキャンセルになった・・・、「せっかく準備していたのに」
原稿の締切まで2時間しかない・・・、「もう、やめようか」
こんな考えが、しょっちゅう心に浮かびます。

ある先生曰く、
「positive thinking をするから成功するのではありません。」
「どんな状況でも、positive thinkingができるようになることが、
goalです。」

何も答えようがない私、
「はあ・・・  merry christmas !!」とぼけるしかない。



究極のハンディとも思える「三重苦」という状況でも
ヘレン・ケラーさんは、
常にpositive thinkingができた方なのでしょうね。
 

会計用語レター No.526 【会社法1】

2006年12月27日 | 会計用語
[用語]:会社法1


[解説]:
「対価の柔軟化」の施行は、会社法施行の一年後となっています。
これは、合併が行ないやすくなることで、
企業価値を損なうような敵対的買収が増える可能性があるからです。
各企業が防衛策を講じるための期間として設けられました。



[旅立ちの鐘1.]
見覚えのある方は、いらっしゃいますか?
ヒント・・・大阪駅構内にあります。


会計用語レター No.526 【上場をやめると株式の状況は?】

2006年12月26日 | 会計用語
[質問]:上場をやめると、一般株主の方々は
    株式の状態をどのようにして知るのでしょうか?


[解説]:
すごく貴重なご質問をいただきました。
株式の上場をやめるということは、株式を非公開にすることです。
つまり、証券市場で売り買いできなくすることなので、
部外者が株式の状態を見ることは、難しくなります。

逆に言えば、企業側としては、
インターネットなどで企業の株価情報は公開しません。
村上ファンドのような組織を気にしなくてもすみます。
つまり、よけいなコストがかからないので、
社員に給料を支払うこともできます。

もちろん、すでに株主の方々への状況報告は行われます。



[ディアモール梅田09]
PDFファイルを作りながら、資料を読んでいます。
スキャナーとパソコンを使いながら読むことで、
文書を読みながら、理解を深め、同時に
その情報を保存し、しかも、編集・検索・再利用できます。
活用範囲が、実に幅広いので、重宝しています。
本格的に使い始めたのは、1週間ほど前。
私にとっては、来年へ向かっての大きなプレゼントでした。

今や、ビジネスでは必須となったPDFなのに、
商工会議所でも、パソコン教室でも、
あまり教えていないないようです。

あまりにも便利なので、近々セミナーにまとめて
皆さんにお伝えしようと思っています。
(開講するとしても、大阪限定のセミナーになります。
 他府県の皆さん、申し訳ありません。)


会計用語レター No.525 【三角合併3】

2006年12月25日 | 会計用語
[用語]:三角合併3



[解説]:
対価の柔軟化によって、合併を行なう側だけが有利になることを避けるため、
存続会社B社は、消滅会社C社の株主に対して、
対価の割り当てについての理由を記載した書面と、
対価の内容を相当とする理由を記載した書面を
事前に開示することが求められています。(会社法第782条など)




・・・いくら書面を見せられても、イヤなものはイヤ!!
  ということで、ポッカ・ワールド・すかいらーくなどは、
株式の上場を止めました。新しい日本の企業の動向です。



[ディアモール梅田03]
街でも、家庭でも、職場でも
さまざまなクリスマスがあったことでしょう。
私は家内と20周年目のクリスマスでした。


会計用語レター No.524 【三角合併2】

2006年12月22日 | 会計用語
[用語]:三角合併2


[解説]:
お金を渡して、合併する手法をキャッシュアウト・マージャーといいます。
この場合、C社の株主は、合併後にできたBC社の株主になることはありません。
合併を行なうB社にとっては、合併前の出資率を維持することができます。
言い直せば、余計な口出しをされないという点で有利な手法なのです。

・・・もっと、砕いて言うと、カネさえ出せば、やりたい放題にできる。
どの国を?  それは、・・・  (更に続く)




[ディアモール梅田01]
コンピュータなしでは、仕事ができないくらいになりました。
現在、スペアとノートPCを含めると4台が稼働しています。
3台ともLANでつながっていて、情報交換もスムーズです。では、私が
コンピュータについて詳しく知っているのか?というと、
ハードもソフトも、殆ど知りません。弥生会計セミナーなどを実施しているのも、
何人かの「顧問」がサポートしてくれているおかげです。
本日は、終日、その「顧問」の1人にメンテナンスを実施してもらいました。
コンピュータに関しては、弟にサポートしてもらっています。
ハード面では、弟に全部お任せ。
ソフト面については、また別の先生方からのアドバイスにしたがいます。
そして、皆さんにメールを発信しています。
もう、1人ですべてをこなす時代ではないようです。

会計用語レター No.523 【三角合併1】

2006年12月21日 | 会計用語
[用語]:三角合併1


[解説]:
2007年5月、合併の際の「対価柔軟化」が実施されると、
外国企業が次々と日本企業を「三角合併」によって吸収していくのでは?
日本の大企業は、そのような心配で頭を悩ませているようです。

また、「対価の柔軟化」が実施されると、
「現金」のみを交付して合併を行なうこともできるようになるのです。

「現金さえもらえればいいんじゃないの?」 という声も聞こえます。
 ところが、実は・・・ (続く)



[???]
クリスマスケーキみたいでしょう?
でも、売場は 花屋さん でした。
写真をアップにして、よ~く、ご覧下さい。
さて、何でしょうか?


会計用語レター No.522 【合併10】

2006年12月20日 | 会計用語
[用語]:合併9


[解説]:
株式時価総額の大きい企業、特に外国の大企業にとって、
非常に有利な手法となります。なぜなら、トップ企業といえども日本の企業は、
欧米の大企業に比べれば、時価総額では非常に価値が低いのです。
つまり、株式を交換するとなると、
「欧米企業」1株 = 「日本企業」100株
・・・こんなレートになる可能性があるのです。



[子供達の夢が入っています2]
同じく小学生時代からの同級生ご夫婦と食事をしました。
朝と晩の2回、ブログを見てくれているそうです。
ブログのアクセス解析データも、その事実を証明しています。
つまり、全国の皆さんが毎日ブログを2回以上も見て下さる。
皆さん、いつもありがとうございます。


会計用語レター No.521 【合併9】

2006年12月19日 | 会計用語
[用語]:合併9



[解説]:
これまで日本では行なえなかった 「三角合併」ですが、
国境を越えた巨額の吸収合併では、世界的に多用されている手法です。

合併する側にとって 「三角合併」 の大きなメリット、それは、
「現金」ではなく「自社の株式」を使えることです。
なぜ、株式交付がメリットなのかというと・・・(続く)



[クリスマスデコレーション3]
どこで買い物をしても、
きれいなデコレーションが目立つようになりました。
楽しい雰囲気を味わえます。ありがたいことですね。

決断の先送りは、未来のゴミ

2006年12月17日 | 心に残る言葉
決断の先送りは、未来にゴミを捨てるようなもの。
            (マリリン・ポール)



「あれをしよう。これもしよう。でも後で・・・」と思ってきたことが
山のようにあります。
忙しくしていると忘れているのですが、やはり、時々
思い出します。そんな時に、出会った言葉です。

決断する時、モノを片付ける時には、とにかく1つに集中すると
うまく行くことが多いようです。(特に私の場合)

いままでは、ひととおり本を全部読んでから、実行に移す・・・
これが私の行動パターンでした。ところが、
「それではダメだ!!」 と教えて頂きました。

「どうすればよいのですか?」とうかがうと・・・

A先生
「本を読んでいて、気になる部分が見つかったら、読書は中止。」
「そして、すぐ実践しなさい。」


「本は、後で読めば良いのですね?」

A先生
「・・・・・・」
「・・・必要なページだけ破りとって行動すること。後は捨てなさい」
「勉強は手段です。いつまで本を読んでいるつもりですか?
あなたを待っている人のために行動しなければ意味なし!!」


会計用語レター No.520 【合併8】

2006年12月15日 | 会計用語

[用語]:合併8


[解説]:
会社法では、B社がC社を吸収合併する場合、
C社の株主に対して、
B社は、親会社であるA社の株式を交付することができます。

これは何を意味すると思いますか。

Aという外国企業が、Cという日本企業を買収したのと、
実質的には同じことになるのです。これが 「三角合併」 です。

まだ、スッキリしませんね~ (さらに来週へ続く)



[USJのお店7]
写真の撮影日は11/15です。
この時期に早くも、お店はクリスマスデコレーション。
ハロウィーンが終わったら、色々な商業施設が
一斉に「メリークリスマス!!」


会計用語レター No.519 【合併7】

2006年12月14日 | 会計用語
[用語]:合併7


[解説]:
会社法では、存続会社BCは消滅会社Cの株主に対して、
存続会社BCの株式のほかに、現金、「その他の財産」を交付してもよい
・・・ということになりました。これを対価の柔軟化といいます。

さて、「その他の財産」とは何か?
想定されるのが、存続会社以外の株式です。たとえば、
前回までの例でいえば、親会社つまり、A社の株です。

条文中の、この一文のために、来年5月から日本の企業にとっては
大変過酷な状況?が生まれそうなのです。(続く)



[USJのお店6]
漬物もいいものですが、年末の遊園地もいいものですよ。
別に、入場しなくてもOK。入口までなら無料。
多くの経営者が、一生懸命智恵を振り絞って、
楽しいムードを演出しています。
通りすぎるだけならタダ! でも、せっかくですから
気に入ったお店があったら入ってみましょう。
少しで結構ですから、売上アップに貢献して下さい。


会計用語レター No.518 【合併6】

2006年12月13日 | 会計用語
[用語]:合併6


[解説]:
これまでの商法では、吸収合併を行なう側の会社B(存続会社) は、
吸収される側の会社C(消滅会社) に対して、
存続会社BCの株式を割り当てなければなりませんでした。
つまり、合併前のC社の株主は、
合併後のBC社の株主になるしかありませんでした。ところが、・・・



[漬物セミナー2]
たとえば・・・、実に具体的にコツを説明しているのです。
塩を少なくするために、酢を入れる
影干し大根が、ひらがなの「つ」のように曲がるくらいなら
~ヶ月(私が忘れました)保存できます。
ひらがなの「の」のように曲がるなら~ヶ月・・・といった具合です。
そばで話を聞いているベテランも真剣にうなづいていました。


会計用語レター No.517 【合併5】

2006年12月12日 | 会計用語
[用語]:合併5


[解説]:
アメリカに本社を置くA社があるとしましょう。
時価総額二〇兆円を超す、世界有数の巨大企業です。
A社は日本に、100パーセント出資の子会社Bをつくりました。
このB社が、C社という日本の企業を吸収合併して、
あらたにBC社となるケースを考えてみます。



[漬物セミナー4]
このセミナーの講師。いい顔していらっしゃるでしょう。
漬物に対する愛情と情熱で一杯。
そして、実践しているのがヒシヒシを伝わってくる。
たとえば・・・