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会計用語レター No.363 【会計上の純資産と法人税法上の純資産の一時的な差異】

2006年03月30日 | 会計用語
[会計用語]:会計上の純資産と法人税法上の純資産の一時的な差異

[解説]:会計上の収益・費用と税務上の益金・損金の認識時期のずれによって生じる差異。
この差異が解消される時に、課税所得を増額する効果を持つ。
将来加算一時差異。

会計用語レター No.362 【繰延税金負債】

2006年03月30日 | 会計用語
[会計用語]:繰延税金負債

[解説]:税効果会計を適用したとき使用する勘定科目。
会計上の純資産と法人税法上の純資産の一時的な差異が解消される年度における税金の未払金額です。
(例)買い換えにより取得した固定資産の利益処分による圧縮記帳額など。

会計用語レター No.360 【給料手当2】

2006年03月24日 | 会計用語
[会計用語]:給料手当2

[解説]:
・工場で働いている従業員の給与分は
 製造原価の労務費(給料手当)で処理します。
・パート、アルバイトの給与は、雑給で処理します。
・役員の場合は、役員報酬で処理します。
・ボーナス・賞与については、賞与で処理します。
・給与と一緒に支給する通勤費は、
 旅費交通費で処理することもあります。

会計用語レター No.359 【給料手当】

2006年03月23日 | 会計用語
[会計用語]:給料手当

[解説]:労働の対価として、定期的に従業員に支払われるものを処理します。従業員に対して支払う給与や手当のことです。
(例)基本給、諸手当、家族手当、住宅手当、時間外勤務手当、通勤手当、休日出勤手当、役付手当、職務手当、食事手当、通勤定期代など。

会計用語レター No.358 【寄付金】

2006年03月21日 | 会計用語
[会計用語]:寄付金

[解説]:見返りを期待せずに、外部に無償で贈る現金や物品を処理する勘定科目。
(例)国や地方公共団体に対する寄付金、神社や寺院・教会への祭礼寄付。
・寄付金とは見返りを期待しないことが要件です。
・寄付金には、無償譲渡や無利息融資、債権放棄なども該当します。

会計用語レター No.357 【機械装置 】

2006年03月21日 | 会計用語
[会計用語]:機械装置

[解説]:企業が所有する機械、装置、そして付随する設備などをこの勘定科目で処理します。
(例)製造・製作用機械、製造・製作用装置。
   コンベヤなどの搬送設備。
   建設機械。

(参考)耐用年数が1年未満か、取得価額が10万円未満のものは
    購入した時点で費用処理できます。

会計用語レター No.355 【仮払金】

2006年03月16日 | 会計用語
[会計用語]:仮払金

[解説]:金銭は支払っていても、その金額が確定していない場合や、使途がはっきりしていない場合に、使用する勘定科目です。
金額が確定していない金銭の支払とは、交通費や交際費などの概算支払いです。
(例) 交通費の仮払、出張旅費の仮払、社員の仮払、役員の仮払、法人税、住民税の中間納付など。
後日、金額や使途が確定した時に、他の勘定科目に振り替えて精算します。

会計用語レター No.353 【仮受金】

2006年03月13日 | 会計用語
[会計用語]:仮受金

[解説]:次のような場合に、一時的に計上するための勘定科目です。
①得意先から金銭を受け入れても、 一時的に、その取引内容が不明な場合
②取引内容が明確であっても、 最終的に受け取る金額が確定していない場合
仮受金は決算時に、その取引を正確に表す勘定科目に変更します。

会計用語レター No.350 【貸倒引当金】

2006年03月08日 | 会計用語
[会計用語]:貸倒引当金

[解説]:決算期末における金銭債権に関して、次期以降に発生する貸倒見込額を見積もって計上します。
貸倒引当金は、売掛金や受取手形についてはおなじみですが、次期以降の出資金、長期貸付金などについても回収不能を見積ることがあります。
相手の勘定科目は、貸倒引当金繰入額です。