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福田より No.746 【償却方法 】

2008年01月04日 | 会計用語



[用語]:No.746 【償却方法 】


[解説]
企業の決算書を見るうえで
気を付けないといけないのは
減価償却の方法です。


主には、定率法と定額法の2つがあります。


「定率法」(ていりつほう)は
償却資産の未償却残高に一定の率を乗じて
減価償却費を算定する方法です。


これに対し、


「定額法」(ていがくほう)は
毎期、均等額を償却する方法です。


初めて減価償却を知った方は、この計算については、
「そんな計算方法があるのか・・・」
という程度に止めておいて下さい。


大切なのは、これからお伝えする部分です。



定率法の方が
最初のうちの償却額は大きくなります。

つまり、
最初のうちは、費用が大きくなるので
その分、利益が小さくなります。

そこで、企業としては重視したいところが
この点です。


つまり、同じ機械を同じ金額で
購入していたとしても



  「最初のうちは、
   定率法の方が、税金も安くなります。」


これだけを、しっかり覚えておいて下さいね。





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