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逆境こそ成功のチャンス

No.772 【 失われた十年 】

2008年06月07日 | 会計用語
[用語]:No.772 【 失われた十年 】


[解説]
バブル崩壊後の90年代は、
「失われた十年」ともいわれています。

日本企業は、その間、
「何も手を打たなかった」との批判もあります。

しかし、一定の学習効果はありました。


「経営資源の選択と集中」というキーワードのもとに

「資産のスリム化」
が経営の1つのスタイルとして定着しました。


鉄鋼や化学、自動車といった装置産業でも同じです。


地価の高い都心の一等地に
立派な本社を持つ必要があるのだろうか?

このようなことまで、
真剣に検討されるようになりました。




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がんばれOL!
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工業社会と子どもたちの時間(3)



精神科医の原田教授が行った
興味深い調査があります。


1982年に大阪南部のある市に生まれた
約2000人の子どもを、
7年間にわたって調査したものです。

子どもの1歳半健診の際に、
この子供たち2000人の親たちに
アンケートに答えてもらいました。


その中に
「あなたは子どもを叱るときに、打つ、つねる、
 縛るというような体罰を用いますか」
という質問があります。


これに対して
「よくある」「まあある」に
○をつけた親は、60パーセントを超えました。


わずか
1歳半になるかならないかの子どもに対して、

ついパチンとたたいたり
ほっぺをつねったりしてしまう・・・

という母親が全体の「3分の2」近くいる
というのです。


これは、親がキレやすくなった
ということを示しています。



(つづく)



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