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アユタヤで昼寝

アユタヤ在住。海外転出しての、アメージングなタイ王国での暮らしの日々を‥‥‥

「クーカム (運命の相手)」

2014-06-08 23:59:26 | 日記
Kuukam,Khukam,クーカム。小説「クーカム」運命の相手という意味です。トムヤンティ(本名 ウィモン・チャムチョローン、女性、1937年生まれ)が1965年に執筆し、1969年に雑誌「シーサヤーム」に発表した小説。
大東亜戦争時代のバンコクでの、帝国軍人(海軍大尉)コボリとタイ女性(チュラロンコン大学学生)アンスマリン(コボリにより日出子と命名)との悲恋物語。
これが何故か結構タイではブレイクしていて、既にテレビドラマ化が、1970、72、78、90、2004、2013年と6回。映画化が、1973、88、95、2013年と4回もされているのです。
しかも、1990年のテレビドラマ化(7チャンネル)の時には、空前の大ヒットをして、放送時間には道路が空いたり、店番がいなくなったりしたそうです。ちなみに、その時のアンスマリン役はカモンチャノック・コーモンティティ。コボリ役はトンチャイ・メークインタイ。
この本は、大同生命国際文化基金から1987年に「メナムの残照」(アジアの現代文芸4)として翻訳出版されています。これが完訳本です。そして、角川文庫で「メナムの残照」として1978年に初版が出ています。文庫本と完訳本では、ラストシーンが異なるとのこと。
以前に大同生命‥‥‥の本を市立図書館で読んだのですが、そして文庫本は最近バンコクの古本屋で見つけて、読んだのですが、以前の細かい所をもう覚えていなくて、違いが判りませんでした。
2013年映画↑↑↑↑↑ コボリ役はナデート・クギミヤ(釘宮)‥‥養父が日本人。アンスマリン役はアラネート・ディカバレート‥‥新人との事。
2013年テレビ↓

そして、クーカム2(続編)も書かれています。こちらは翻訳されてないと思いますが‥‥‥。
二人の子供が主人公で、1970年代初頭の反政府活動が盛んだった頃のタマサート大学が舞台で、ヨウイチ(タマサート大学講師)とサラワンニー(学生運動のリーダー)の悲恋物語になっているようです。1973年10月14日の「血の政変」とかの歴史の一コマが舞台ともなるようですね。
そして、このクーカム2も1996年に映画化、2004年にテレビドラマ化されています。

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タイのワン公達

2014-06-08 23:31:39 | 日記
タイの国には、そこらじゅうに犬がいます。飼い犬、野良犬の区別は、首輪だけかな。飼い犬でも殆どは放し飼いです。犬嫌いな人には堪らない事でしょう。まあ、猫状態での飼育+野良暮らしですね。
もし、噛まれたら、狂犬病と破傷風の注射が必要です。4~5回の接種が必要です。狂犬病は発症すれば100%アウトです。病院に行かずに、ロシアンルーレットをしてみますか?
飼い犬は、獣医で予防接種をしているのが多いとは思いますが‥‥‥。
犬達は、基本的には、おとなしいのですが、たまに、吠え掛けてくるのや、迫ってくるのがいます。走って逃げると危ない(らしい)です。そして、昼間はわりとゴロゴロと寝ていますが、夜になると活動的になるので危険です。
また、野良犬は足の不自由なのが多いです。交通事故でしょうね。三本足と曲がった足とで歩いてるのはちょっと可哀想ですが、すごく多いです。それに、暑さのせいか、皮膚病の犬が多いです。毛が抜けてしまって、ピンクの肌が‥‥‥痒そうです。



↓これは噛み付く奴ですね。こんなんはめてまで、放し飼いですね。鎖で繋いで欲しいのですが。
飼い主が鎖で繋いで散歩してる犬もたまにみます。ほんとにたまですが。多分噛み付くのでしょうね。
後は門を開けずに、中で放し飼いですね、凶暴な噛みつきそうな奴です。これは完全に泥棒対策ですね。

↓これはコンビニの中ですね。首輪してるからコンビニの犬かな?コンビニの自動ドアの前には、よく野良犬が寝てるのですが、ドアが開いた時の冷風が狙いなのかなとか思います。