埋蔵文化財 ？

5月下旬に、南部パタルン県カオチャイソン郡の私有地で、椰子の植樹の為にブルドーザーで掘り起こしていたところ、24日に強い雨が降り、金製品が出土したそうです。
すると、近隣住民が殺到して、勝手に掘り起こし始めるという状態に。現在は、警察と軍によって排除されているとのことですが。
文化省は、数百年前の物と見て、本格的な調査に入るとのことです。

これを見て、思い出したのが‥‥‥30数年前にアユタヤに来て、知り合った人の家にいた時、彼が土を掘る道具らしい物を持って来て、一緒に来いと言うので(言葉が‥‥なので、それ以上はわからない)バイクの後ろに乗って行くと。着いた所は、サッカー競技場かそれよりも広い場所で、何やら開発工事か公共工事をしているらしい所。重機とかを使って土が削られている状況。そこにものすごく大勢の人達が集まって、皆懸命に土を掘っている。見ていると、何やら出て来ている様子であった。近くの人が、掘り当てた、陶器の小さなカエル(3cm位で綺麗な緑色で割れたりせず良い状態の物)を見せてくれた。こんな事してもいいのか？と思いつつ、言われるままに掘ってみると、割れた陶器の破片が出て来た。が、どうしようもない細かい破片ばかりで、まともな物は一つも掘り当てられなかった。周りを見ると、老若男女数百人がせっせと穴掘りである。1、2時間も居なかったと思うが、面白い経験であった。(なんか掘り当てていれば良かったのだが)
そりゃあ、アユタヤの事だから、掘り返せばなんか出てくるだろう。多分日曜日かなんかで工事が止まっていて、そこへ蟻のごとく群衆が‥‥‥という事だったのだろう。今なら許される事じゃないと思うのだが‥‥‥