きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

私的定点観察

2006-05-29 20:38:33 | きのこ
漸くしっかりとした晴れ間が覗きました。この晴れ間も2,3日したら又雨になり梅雨に入るとの事。貴重な晴れ間に仕事を差し置いて私的定点観察へ。

マツオウジ、ハタケシメジ、ベニヤマタケ、コベニヤマタケ、ヌメリツバタケ、アミスギタケ、ヒメコンイロイッポンシメジ、サンコタケ、クロチャワンタケ、クロハナビラタケ、シロキクラゲ属、ツエタケ、テングノメシガイ、オオゴムタケ、サクラタケ、ナミヒダタケ、ベニガラチチタケ、ウラベニガサ、チャワンタケの仲間、他不明種数種を観察。

  
  ヒメコンイロイッポンシメジ Rhodophyllus coelestinus var.violaceus
  イッポンシメジ科

薄暗い竹林に囲まれた登山道脇の苔の上に発生。傘の径は8mm。

  
  ヌメリツバタケ Oudemansiella mucida (Schrad.:Fr.) Hohnel
  キシメジ科ツエタケ属

このあたり一帯はヌメリツバタケの発生が多く4月から毎回確認しています。

  
  サクラタケ Mycena pura (Pers.:Fr.) Kummer
  キシメジ科クヌギタケ属

サクラタケは色の変化が大きくこのように色の濃いタイプもあるようです。
柄は中空で基部に白い菌糸が付き更に大根臭でサクラタケとしました。

  
  ハタケシメジ Lyophyllum decastes (Fr.:Fr.) Sing.
  キシメジ科シメジ属

駐車場前の斜面に発生。

  
  サンコタケ Pseudocolus schellenbergiae (Sumst.) Johnson
  アカカゴタケ科サンコタケ属

腕が4本のサンコタケ。手前はタマゴ(幼菌)です。

  
  不明 Mycena sp ?

傘の径3mm~5mmの小さなきのこです。