きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

臥竜山

2006-05-22 20:14:19 | きのこ
臥竜山は中国山地きってのブナの森で亜高山帯のきのこ観察にはかかせません。

深入山の麓にある聖湖から臥竜山を眺めると頂上近くは緑が濃く麓にいくほど木々の芽生えが遅く緑が薄いという不思議な現象に気が付きます。
地形の関係なのでしょうね。

  

  ナラタケ Aemillaria mellea (Vahl.:Fr.) Karst.subsp.niponica
  キシメジ科ナラタケ属

数年前、5月にナラタケを観察して驚いた事があります。
その後春にも発生すると知って納得。

  
  Collybia sp コガネカレバタケ ?

ブナ林の落ち葉上に群生。
4月27日にアップしたCollybia sp に似ていますがこの時の幼菌は傘の表面が緑がかっている点が違っています。

コガネカレバタケは「北陸のきのこ図鑑」P37に記載されています。

  
  ウラベニガサ Pluteus atricapillus (Batsch) Fayod

  
  コガネニカワタケ tremella mesenterica Retz:Fr.
  シロキクラゲ科

良く似たハナビラダクリオキンは針葉樹に発生。

  
  タルゼッタ カティヌス Tarzetta catinus (Holmskj.:Fr)
  ピロネマキン科

  
  Pluteus Fr

ブナ林の地上に発生。クロベニヒダタケに似ています。

☆ KINOKO WEB さんから Pluteus属だと教えて頂きました。
  有難うございました。

  
  不明

ブナの倒木に発生。
傘の径15mm、柄は中実でしっかりしている。