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きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

鳥の仕業?

2010-01-17 17:22:30 | きのこ

ヒラタケ

久しぶりの穏やかな日差しに誘われ、近くの公園を歩いてみました。
遠出をしようと手ぐすねをひいていたのですが、どうも微熱があるらしく寒気がするので大事をとって近くの散策となりました。

朽ちた切り株の周り1m四方に、ヒラタケがちぎれて転がっていました。散らばり方が人の仕業には見えません。鳥がヒラタケのひだに潜んでいる虫を食べる為に散らかしたのでしょうか? 少し拾い集めて証拠写真に・・・。

ヒラタケ

2010-01-10 16:55:06 | きのこ

ヒラタケ Pleurotus ostreatus

きのこ観察の時は、リュックを背負い、片手に重たい三脚を持ち、レンズをつけた一眼デジを首からぶら下げて歩く。総重量はリュックを合わせて10kgにもなる。冬場は、この格好で山道を2時間歩いて一枚も写真が撮れない時がある。当然帰路は、がっかり感で10kgが肩に食いこむ・・・という事で、最近はアップダウンの多い観察地の時は、コンパクトデジカメに換えている。当然重たい三脚も無しで手持ちで撮る事になる。
身軽で爽快感さえ感じられるが、極小きのこなどは撮れないし一眼デジには勝てないというもどかしさが残る。

今日は密かにヒラタケの山と称している山を歩いた。アップダウンの多い山である。昨年に続きヒラタケの発生は極めて少なく発生した形跡も無い。立ち枯れた木に僅かに発生していたのみである。

冬の間は

2010-01-05 16:10:18 | きのこ

フユヤマタケ Hygrophorus hypothejus

冬の間は地上性のきのこはめっきり少なくなりますが、今日は珍しく地上性のきのこ3種観察しました。


フユノコガサ Galerina heterocystis


ササタケ Dermocybe cinnamomea

明けましておめでとうございます。

2010-01-01 18:39:14 | きのこ
           

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

大晦日は暴風雪警報が出て大荒れの天気でした。
一夜明けた今日(元旦)は昨日の余波が残っていましたが、まず近くの神社へ初参りし、その足で秋吉台へ足をのばしました。
鳥を撮る為に首から400mmレンズをつけたカメラをぶら下げ、ポッケにはコンパクトデジカメをいれて・・・。
誰もいないキャンプサイトを過ぎた所では、いつものように木彫りの熊さん達が迎えてくれました。

驚く事に、きのこは全く期待していなかったのに、ハタケシメジが数箇所で束になって寒さに震えていました。


ハタケシメジ

元旦早々の出会い、今年は幸先が良さそうです♪

定点観察

2009-12-13 16:54:46 | きのこ
今年最後の定点観察ときのこ鍋を楽しむ会に参加、時期的にきのこの姿は少ないだろうと想像していたが、以外にきのこの姿は見られた。


シイタケ Lentinus edodes

コナラ(多分)の枝から発生していた。
近くにシイタケのホダ木があるので菌が飛んできたのかもしれない。

下の写真はホダ木から発生したもの。


シイタケ



オトメノカサ Camarophyllus vigineus



ハダイロガサ Camarophyllus pratensis



Clytocybe sp



マツカサキノコモドキ Strobilurus stephanocystis



チャナバ Cortinarius corrugatus



Cortinarius sp



アシナガタケ & Russula sp



キチチタケ Lactarius chrysorrheus Fr.



クチベニタケ Calostoma japonicum


数mmの小さなきのこ

2009-12-10 17:53:24 | きのこ

不明

写真では大きく見えるが傘の横幅が2mm~3mm、柄の長さは10数mmと小さい。
ケースに入れ持ち帰り机の上に置いていたら、ケースの蓋が開き乾燥してしまった。きのこと認識するのが難しい程小さくなってしまっていた。
どうにかカミソリで縦に切り、ルーペでひだらしきものを確認。
成長過程(幼菌)なのか成長したものなのか?



不明

傘の径は4mm~5mm、どちらも立っている目の位置からきのこと認識するのは難しい。

                 ↓ ひだの様子



ひだは垂生していて、かなり個性的な形をしている。




傘の径は3mmとメモをしているが、写真で見ると間違いではないかと思ってしまう。

どちらも、他のきのこの写真を撮るために屈み込んだ時に見つけたもので、立った位置からはきのこと認識し難い。


秋吉台(12月2日観察)

2009-12-05 18:21:11 | きのこ

ハタケシメジ Lyophyllum decastes

○○総務会、○○実行委員会などと硬い名前の会合が重なり気ぜわしい日が続きました。せっかく観察したきのこの更新も遅れがち・・・採取したきのこの料理も出来ず冷凍庫へ・・・早く、毎日サンデーの身分になりたいなぁ・・・と思う今日この頃です。


エノキタケ Flammulina velutipes


オトメノカサ Camarophyllus viegineus


ヒトヨタケ Coprinus atramentarius


フユノコガサ Galerina heterocystis

近場で

2009-12-01 19:40:26 | きのこ

ハダイロガサ Camarophyllus pratensis



アカヤマタケ Hygrocybe conica



ヤケノアカヤマタケ Hygrocybe conica f.carbonaria



シモコシ Tricholoma auratum



マツオウジ Lentinus lepideus

幹と皮の間に黄色いものが見えるので樹皮を剥いだら、センベイになったマツオウジが出てきた。



マツカサキノコモドキ Strobilurus stephanocystis



Marasmius sp


           
           ニオイアシナガタケ Mycena amygdalina



Lactarius sp

ややピンクを帯びたヒダ・・・何だろうと写真を撮り、手に取って見ると爪のあたった部分から白い乳液を出していた。



ササタケ Dermocybe cinnamomea



ツチグリ Astraeus hygrometricus



サガリハリタケ Mycoacia copelandii

昨日の続き

2009-11-24 20:41:50 | きのこ
先日、江汐公園の観察で取り残しておいたアミタケの幼菌はどうなっているだろうか。5日の間には雨もたっぷり降った事だし期待して覗いてみた。小梅ほどの大きさの幼菌は程よい大きさに成長していた。他のきのこの姿もほとんど変わっていない。


カキシメジ (マツシメジ)

ちょっと見た感じはカキシメジに似ているが、手にとって見ると明らかに違う。写真を見て感じた事だが、右の傘の表皮が薄く剥けているが、カキシメジは剥けるのだろうか。
北陸きのこ図鑑には区別して記載されている。


Hygrocybe sp



シワカラカサタケ Cystoderma amianthinum (Scop.:Fr.) Fayod



ヒメワカフサタケ Hebeloma sacchariolens Quel



ヒメコガサ Galerina hypnorum



アミタケ Suillus bovinum



ヌメリイグチ Suillus luteus

オウギタケ

2009-11-23 19:14:58 | きのこ

オウギタケ

11月は比較的雨が多く、この時期になってアミタケやオウギタケ、ヌメリイグチがいっせいに生え始めました。アミタケなどは爆生といっていいほど、仲良しのオウギタケも今まで見た事にないほど発生しています。


オウギタケ


オウギタケ


オウギタケ


オウギタケ


オウギタケ

ムラサキシメジ

2009-11-21 19:11:09 | きのこ

ムラサキシメジ

「ムラサキシメジだと思うけれど、いまいち自信が無いので見て欲しい。」・・・と妹が袋いっぱいのムラサキシメジを持って来た。
イチョウの木を取り巻くように生えていたとの事。まだかなり残っているというので、早速発生場所を教えてもらい、カメラを持って出かけた。


Clytocybe sp

ついでに昨年見つけたムラサキシメジのシロを覗いたが姿は無かった。


コツチグリ

小さな公園化された山なので一回りしたがきのこの姿は少ない。


ホコリタケ

幼菌がボコボコ出ていた。幼菌は以外に出会う事が少なく、まだ食べたことが無いので試しに一握りほど採取した。

雨の後は

2009-11-19 19:42:11 | きのこ

シモコシ

シモコシが生えているかもしれないと期待を抱いて近くの公園を歩いた。
数年前までは結構姿が見られていたシモコシのシロは、松が枯れると同時に姿は見られなくなった。
アミタケなどが生える別の場所で僅かに姿が確認できるだけである。そこでかろうじて数本見つける事が出来た。


ハダイロガサ


カキシメジ (マツシメジ)


コザラミノシメジ



シワカラカサタケ


シワカラカサタケ幼菌



Agaricus sp



ササタケ



オウギタケ



アミタケ

11月に入り降水量が多かった為か当たり年なのか、かなり生えていた。

           
           オウギタケとアミタケ


ヌメリイグチ



ブナの森

2009-11-16 20:25:16 | きのこ

ムキタケ

根元の部分が直径1mほどのブナの倒木には様々なきのこが発生しています。


ヒラタケ

幼菌が沢山顔を覗かせていましたが倒木の下の暗いところ、手持ち撮影なので皆ぶれていました。これは別のところで・・・。


アシグロタケ


不明

傘の径が12,3cmほどの、パンケーキのような柔らかいきのこです。

ブナの森(ナメコ編)

2009-11-15 17:34:07 | きのこ


10月中旬から11月にかけて、ブナの森はナメコやムキタケが楽しみだ。ところがブナの森として一番近かった(それでも高速道路で3時間かかる。)臥竜山は、連日ニュースに登場し大変な事になっている。多分、このイメージが浄化するまでは数年はかかるだろう。



という事でやや遠いが、別のブナの山を目指した。



登り始めて直ぐ、急斜面の倒木に何やらきのこらしいものが見える。足場の悪い急斜面を藪こぎしながら近づいてみると、何と夥しい数のナメコだった。傘の径が10cm~12cmもある。



どんよりとした天気、時折霧雨が降る・・・薄暗い谷間・・・三脚は役にたたない・・・と愚痴を言いながら手持ちで撮った。

県央部の山

2009-11-14 17:23:52 | きのこ

シイタケ

早朝まで雨は残っていたが、8時頃には僅かに青空が見えてきた。天気は次第に回復するというので久しぶりに県央部の山へ・・・



エノキタケ

ところが山間部に入ると霧雨が降り出した。



ハタケシメジ

現地では霧雨が降ったり止んだり、時折日差しがさすという不安定な天気だった。



Hygrocybe sp



オトメノカサ


アシナガタケ


Galerina sp


Galerina sp


ヌメリツバタケ

           
           ヒトヨタケ

           
           ヒトヨタケ


ツチグリ


観察を終え、車の駐車場所に戻ってくると私の車の後ろにもう一台車が止まっていた。側で身支度を整えていらっしゃる人をよく見るとSさんだった。何という奇遇だろうか。