今日は、夏休みです。
上級生の、製作した椅子の写真がメールできましたので掲載します。
三富講師と打ち合わせしながら作ったものとのこと。
初級の生徒さん感想文その2 「物づくりの原点で学ぶ幸せ」
初級クラス koさん
「物を大事に扱う」 「物を大切に長く使う」 「とことん使い、そして、修理しながら使う」 などなど。
これらの言葉は明治生まれの父に教わった貴重な心の財産です。
昭和40年代から始まった日本の高度成長時代は 「消費が美徳」 ともてはやされ、日本中が
ゴミの山になったことが思い出されます。
10年前、横浜在住の作家中野孝次の 「清貧の思想」 がベストセラーになったことがありました。
その中心を貫く考え方は「一生もん・一生もの、つまり一生使えるものを作ろう、使おう」ということ
でした。
まさに私の心に深く刻み込まれた父の言葉と一致します。小さい頃、不器用な私でもよくポケット
に肥後の守というナイフをしのばせ、友達と木や竹を切って遊び道具やおもちゃなどを作ったもの
でした。
また、父が大事にしていたカンナやのこ、かなづちなどを無断で持ち出しクギや針金で色々な物
を作って遊びました。
両手は生傷だらけでした。道具を使って物を作ったり、物を完成させることはとても楽しく時間の
過ぎ去るのも忘れてしまうくらいでした。
そんな 「物作りの原点」 を 「ダニエルの家具の学校」 で発見しました。私が探し求めていた
理想の学校にやっとたどり着いた感じです。土曜日が待ち遠しい。年間40回の綿密なカリキュラ
ムが組まれ、毎日の授業も午前中は講義、午後は実技と充実し、時間の経つのも忘れてしまう
ほどです。21人の受講生のなかで、私が最高年齢(62歳)で老若男女が混じって和気あいあい
と、いつもなごやかです。
講師の先生方も職人気質、磨きのかかった永年の経験から出てくる技を披露されるたびに、受
講生の中から 「オー」 「ワー」 という感嘆の声がもれます。実技(製作)ではなかなかうまくい
かず、失敗の連続ですが、講師の先生に聞きながら教わっているのが現状です。
しかし、升 (箱) ・道具箱・細工物を完成させたときは充実感・満足感があります。
私にも、第ニの人生で小さな夢があります。昨年10月すい臓ガンになり、大手術で死線をさまよ
いました。幸い手術もうまくいき、少しずつ元気を取り戻してきました。
そして、この5月初孫が誕生しました。初孫が小学校に入学するまで「世界に一つしかない一生
もんの手作り学習机」を作ること。この目的のためにダニエルの家具の学校の門をたたく決心し
しました。
高橋社長さん・前野事務局長さん、スタッフの皆様にはいつも体調を気遣っていただき心から
感謝しております。有難うございます。講師の先生方には温かく、親切で熱心なご指導の技に
感服し心から楽しみながら、ダニエルの家具の学校に通っています。
http://blog.goo.ne.jp/daniel-toranomon
上級生の、製作した椅子の写真がメールできましたので掲載します。
三富講師と打ち合わせしながら作ったものとのこと。
初級の生徒さん感想文その2 「物づくりの原点で学ぶ幸せ」
初級クラス koさん
「物を大事に扱う」 「物を大切に長く使う」 「とことん使い、そして、修理しながら使う」 などなど。
これらの言葉は明治生まれの父に教わった貴重な心の財産です。
昭和40年代から始まった日本の高度成長時代は 「消費が美徳」 ともてはやされ、日本中が
ゴミの山になったことが思い出されます。
10年前、横浜在住の作家中野孝次の 「清貧の思想」 がベストセラーになったことがありました。
その中心を貫く考え方は「一生もん・一生もの、つまり一生使えるものを作ろう、使おう」ということ
でした。
まさに私の心に深く刻み込まれた父の言葉と一致します。小さい頃、不器用な私でもよくポケット
に肥後の守というナイフをしのばせ、友達と木や竹を切って遊び道具やおもちゃなどを作ったもの
でした。
また、父が大事にしていたカンナやのこ、かなづちなどを無断で持ち出しクギや針金で色々な物
を作って遊びました。
両手は生傷だらけでした。道具を使って物を作ったり、物を完成させることはとても楽しく時間の
過ぎ去るのも忘れてしまうくらいでした。
そんな 「物作りの原点」 を 「ダニエルの家具の学校」 で発見しました。私が探し求めていた
理想の学校にやっとたどり着いた感じです。土曜日が待ち遠しい。年間40回の綿密なカリキュラ
ムが組まれ、毎日の授業も午前中は講義、午後は実技と充実し、時間の経つのも忘れてしまう
ほどです。21人の受講生のなかで、私が最高年齢(62歳)で老若男女が混じって和気あいあい
と、いつもなごやかです。
講師の先生方も職人気質、磨きのかかった永年の経験から出てくる技を披露されるたびに、受
講生の中から 「オー」 「ワー」 という感嘆の声がもれます。実技(製作)ではなかなかうまくい
かず、失敗の連続ですが、講師の先生に聞きながら教わっているのが現状です。
しかし、升 (箱) ・道具箱・細工物を完成させたときは充実感・満足感があります。
私にも、第ニの人生で小さな夢があります。昨年10月すい臓ガンになり、大手術で死線をさまよ
いました。幸い手術もうまくいき、少しずつ元気を取り戻してきました。
そして、この5月初孫が誕生しました。初孫が小学校に入学するまで「世界に一つしかない一生
もんの手作り学習机」を作ること。この目的のためにダニエルの家具の学校の門をたたく決心し
しました。
高橋社長さん・前野事務局長さん、スタッフの皆様にはいつも体調を気遣っていただき心から
感謝しております。有難うございます。講師の先生方には温かく、親切で熱心なご指導の技に
感服し心から楽しみながら、ダニエルの家具の学校に通っています。
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