家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

12月18日中級特派員便り(訂正版)

2010年12月23日 | Weblog
お詫び写真の貼り付けで不手際をしご迷惑をおかけしました。事務局
中級特派員便り

2010年12月18日@伊勢原 快晴 

前回に続いて機械加工を主とした額縁作り。
先週額縁45度コーナーをボンド接着のあと、コーナーを“かんざし“にて補強。
かんざし用の切込みを、加工ジグを使って昇降盤にて加工。別途、加工のかんざし板を切り込みに入れて接着。
額縁よりはみ出たかんざし板を昇降盤にて切り落とし、ベルトサンダーにて外枠を仕上げる。
かんざしは、かんざし用切込み厚より(ほんの)わずかに薄く、切り込みの中でスライド移動がやっと出来る程度の厚さとなるようにしてボンド付け。必要ならかんざしをハンマーで叩いて厚さ調整する。切り込みの中で動くくらいでないとボンドを付けたときに、きつくて動かなくなってしまうため。
額縁外側の装飾加工は、スピンドルにて装飾加工したり、昇降盤にて斜めに落としたり、個人の好みに合わせて加工。
ここまで出来上がれば、あとは塗装のための前処理。塗装面をサンド掛け。昇降盤の切断面のノコ歯の痕は丁寧にサンドを掛ける。最終240番。
今年の実技はここまで。普段より丁寧に作業場を掃除して解散。
今年も、講師の方々、事務局、大変お世話様でした。
皆様良いお年をお迎えください。

新年開講は1月15日@伊勢原。カンナ研ぎの練習をします。かんな、のみを用意。愛用の砥石や台かんなを持参しても可。
事務方より、ご担当が樋口さんから大谷(オオヤ)さんへ交代との案内がありました。今後ともよろしく。

堀江 記


写真1  かんざし用切り込み加工(昇降盤とジグ)

写真2  かんざし用切り込み

写真3  熱心に受講中の中級生徒

写真4 かんざし接着後(かんざし材はローズウッドの例)

写真5 ベルトサンダーにて額縁側面仕上げ

写真6 額縁完成です
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