家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
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専攻科 木工試験

2010年10月15日 | Weblog
木工試験結果で大騒ぎ
ちょっと遅ればせながら、技能試験合格の皆さんおめでとうございます。ちょっと残念だった人もいるみたいですが 木洩れ陽通信友の会の皆さんは全員合格。残念だった人を除き、よかったよかった!
10月9日は雨の中、谷田木材で買ってきた材木運びから。関さんが材木屋の隅でしつこく材探しをしてるので社長が面倒がって(?)一山安くしとくからもってけと言った材が沢山あって大変。当の関さんは運び終わったころに到着。その上、みんなはいらないからと2、3割はお持ち帰り。前座席も寝かせると2.6mの材まで積めるきれいなプリウスが大活躍。お持ち帰りの材も俱楽部へ寄贈という事でま、よかったよかった。でも関さん購入のホワイトアッシュ(青ダモだそうです)ずいぶん重そうで、出来上がりの重量や加工はどうなのかな・・
一段落したら森さんが、刳り物の筒状の小物で、丸いどんぐり型の先端が筒の中へスポッと入るからくりを出してきて生真面目で純情な斉を一からかい。中さんまで一緒になってやるものだから斉は大変。森さんのこの手の物は前にも何度かいたずらされているのに生真面目、純情は困ったものです。とするとこの前浮気をして行ってきた木工教室はこれを作りに行ってきたのかな? 森さんは後から来た前野さん棚さんにも同じいたずらを。老かい前野さんはふーん・・、実直棚さんはムム!
遊んでばかりでもなく、今日は全員そろってそれぞれ作業。
関さんは、模型は中断で材の割り付けを。実寸図や木取り表はどうしたのとの内藤さん、酒さんの声は全く無視で材の管理と割り振りをやってました。
中さんはベルトサンダーで部材の曲面作り。背、脚と曲面だらけ、でも1回作ってあるからさっと行くのだろうな。実物作って是非揺れましょうよ。
山さんは針金を忘れたとのことで木で組み上げ。寸法だしの為の模型とか言うのにしっかり形が出来てきたようですが・・ 目標数種類の模型はまだ形が見えないのですが・・
棚さん午後登場。しっかり組み上げて台の揺れる所も完了。もう完成かな?
斉はちょっとスリムの体型にして2台目模型に挑戦。木取り等はだいぶ慣れてきて、作業場で作ってきた部材を組み立て。組み立てはやはり面倒で細ビスと瞬間接着剤の細かな仕事はどうも駄目。(4㍉厚の貫木口を2㍉ビスで側面固定は斉には・・)今日は途中まで
酒さんはくさび椅子親子は中断(親は塗装も完成)で、新作模型を。長方形四方に留の状態で立てた脚に対角線で貫を通すとズレが出るのをどうしようかと。結論は4本脚の内側に枠を作り、枠を貫で結ぶという事になったようです。(斉が思うに、枠に通す貫は2本にした方が枠もしっかりするし座面もしっかり支えられると・・ もう一つは留を45度と決めないで、対角線の角度で留を作り脚もその角度で立てると対角線どうしの貫も出来るかなと思いますが・・)
森さんは今日も余裕。谷田木材の材料で別作業。樟の荒木取りで工場一面に芳香?を撒き散らし、栃(沢筋に生え根元から曲がった木が多く木目がぐじゃぐじゃの材も多い)の鉋がけをし、案外やわらかく扱いやすい木だと感心してました。(鉋に感心してたのかな)
内藤さんも今日は作業で、道場の名札板を300枚ばかりせっせと作ってました。何でもダニエルの無料お土産になるのだとか。
16時定時終了。 学校予定では16日が1/5模型完成にになってますが、皆さんどうでしょうか・・

喜びのコメント
報告が遅くなりすみません。技能試験合格していました。唐さん、心配をおかけし申し訳ありません!確かに002番合格です!
インターネットでも見ることができるのを失念していて、10月9日に行ったらもう結果を皆さん知っていました。
前野さんからも合格通知(写し)をもらい一安心です。
実技の試験、私は一番最後まで(一緒に受けていたプロの方はまだがんばっていましたが)出来上がらずにあせっていたのと、実寸の設計図の間違えたとこなど指摘され、ブルーでしたが良かったです。
残念だったお二人は…3月にわかるということで…
上級のナイトテーブルは、今のとこ順調らしいです。関さんの材を物ほしそうに横目で見ながら(いや、ハイエナのように周りをうろつきながら)やっていたので実感はありません。時間が足りなくなるのはこれからだそうです。
それでは、また!
返信のコメント
<七転び通信>
・市様 おめでとうございます。ブルーな汗もスーッと引いたことと思います。暑かった夏とともに今年はきっと忘れられない思い出になるでしょう。

・斉様 僕の「四方ころばなイス」にアドバイスありがとうございます。角度は何度にしても、対角線が一直線になるようにして、やっぱり抜きが真っすぐ
足の木端に突っ込める形にしようかなと考えています。(足ももっと厚くして) それよりも、アーム回りにもっと変な(プロはやらないこと)ところがある
ので、ヤナ感じ(ということはワクワクしているということ)があります。 またいろいろ突っ込みをいれて下さい。

・上記のような検討ができるのも、雑な発泡パネルとはいえ1/5モデル効果ではあります。
 そーれにしても! 皆さん、材が来ようと何が来ようと、次は原寸図面ですからねっ。(まあ1/5モデルが出そろった時点で島崎校長先生のご講評をいた
だくのが理想的ですが)

               手工具自慢堂でした。
コメント
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