埼玉県三芳町に本社・営業所を構え、東武東上線のみずほ台・鶴瀬・ふじみ野の各駅を拠点に7路線を運行する、ライフバスというバス会社があります。
手元の少ない資料とネット上の記述などを纏めると、
・1977年 ライフクラブとして設立
・1989年 路線バス事業に参入
:参入当時は、「会員制」の路線バスだったそうです。
・年月日不詳 一般の路線バスに
規制緩和以降、埼玉県内でも新規参入の路線バス事業者は存在しますが、その中でもライフバスはかなり早くから存在していたようです。
ライフバスの路線網は以下の路線図をご覧下さい
①:鶴瀬駅西口~三芳・北永井循環線
②:ふじみ野駅東口~富士見ニュータウン折返し線
③:鶴瀬駅東口~富士見ニュータウン折返し線
④:鶴瀬駅西口~西原住宅循環線
⑤:鶴瀬駅西口~みずほ台駅折返し線
⑥A:鶴瀬駅西口~上富~ふじみ野駅西口折返し線
⑥B:鶴瀬駅西口~セントラル病院~ふじみ野駅西口折返し線
⑦:鶴瀬駅西口~北永井~ふじみ野駅西口折返し線
以上の7路線が同社の全路線です。
バスの方向幕周りをアップで。
上の一覧を見るとわかると思いますが、循環線はともかく、「折返し線」というのは独特の表現です。循環線ではない路線は全てこの表現が用いられていました。
また写真の通り、方向幕も行き先を表示しているわけではなく、路線の運行系統を表示しています。
運賃は前払いの均一運賃です。富士見ニュータウン行きの2・3番は200円均一、それ以外は210円均一です。
周辺の他社はほとんどが後乗り後払いの多区間方式なので、ちょっととまどいますね。
このライフバス、ネットで検索してもあまり引っかかりません。訪れるバスマニアはそう多くないようです。
そうなるととても興味が沸いてきて、ぜひ自分で乗って撮ってみたいと思い、出かけてきました。
自宅から、自転車→バス→電車の順に乗り継ぎ、鶴瀬駅西口へ…。
到着した時点で一番早く発車する、4番:西原住宅循環線に乗ってみることにしました。
車両はいすゞのエルガミオワンステップ。プレートを確認したら2008年式で、恐らくライフバスの最新鋭でしょう。登録番号は所沢200か・5 55です。
鶴瀬駅を発車すると、他の系統と経路が重複している藤久保あたりを過ぎ、三芳中学校を出ると事実上の単独区間へ。
雑木林の中に工場が入り交じる感じの景色です。「エーキドー」という不思議な名前のバス停、エーキドーとは何かと思えば「栄喜堂」という製パン工場でした。
関越道三芳SAの近くを過ぎ、ふじみ野市内の西原住宅へ。ここらで東武バスの大井循環とちょっとだけ経路が被ります。
関越道をくぐり、三富地区へ。西武バスの大34と並行する区間では、色づき始めた並木道の下を走っていきます。
角屋バス停の先で左折し、三芳中学校バス停へ戻ってきました。三芳町役場に寄ってから、鶴瀬駅へ。乗車時間はおよそ35分ほどでした。
次は5番:みずほ台駅折返し線に乗ってみました。
この系統も三芳中学校バス停から先が単独区間です。4番線で辿った並木道のさらに先を走り、すぐ左折。太鼓橋のような関越道を乗り越え、三芳役場に立ち寄った後、埼玉スポーツセンターへ。ここだけ所沢市内に乗り入れます。
淑徳大学のキャンパス脇を抜け、川越街道を越えると雰囲気は新興住宅地。あとは一本道で、みずほ台駅に到着しました。
車両はエルガミオワンステップでした。折返しでみずほ台駅を発車したところを1枚。
みずほ台駅から電車でふじみ野駅にワープし、今度は2番:ふじみ野駅~富士見ニュータウン折返し線に乗りました。
ふじみ野駅を発車してすぐは、駅開発と同時に出来たと思われる大通りを行きますが、それが終わると住宅地の広いとは言えない道に突っ込んでいきます。
住宅街の小さな商店街を抜ける区間は改めて写真を撮りに来たいと思いました。
しばらくすると2車線道路に出て、東渡戸信号バス停の先で左折。ここで鶴瀬からの路線と合流し、富士見ニュータウンへ入っていきます。
終点・富士見ニュータウンは折返し場があるのかと思えば、ニュータウン内を一周するような経路を取って折り返していました。そこもなかなか狭かったです。
車両は三菱ふそう・エアロミディMJ。道路の狭さを考えれば納得の車両選択です?
富士見ニュータウンからは3番:鶴瀬駅東口行きに乗りました。
ニュータウンから出ると、古くからある感じの2車線道路をすいすい走っていきます。
途中渋滞に巻き込まれつつ、鶴瀬駅東口へ。「鶴瀬駅前市場」というバス停が起点のようです。
ここは駅前の道が狭く、富士見ニュータウンと同様一周するように折り返しています。東武バスも乗り入れていますが、そちらはターンテーブルを持つ折返し場がありました。
駅前の感じはどことなく入曽駅を彷彿とさせました。
車両は2台が在籍している7mエルガミオ。3年間しか製造されなかった希少車です。国際興業の1500番台無き今、埼玉県内ではここと熊谷市コミバスくらいでしか乗れないのでは!?
写真は鶴瀬駅西口で撮影しました。
最後は7番:鶴瀬駅西口~北永井~ふじみ野駅西口折返し線に乗りました。
他系統との重複区間を走り、一旦三芳役場に寄ったあと、川越街道へ。ライフバスの営業所前を走り抜け、ヤオコーの前で左折、住宅地へ入っていきます。
雑木林と住宅と工場が入り交じる風景を抜け、再び川越街道へ。街道を走る区間は長くなく、今度は右折して、ふじみ野駅近くの住宅地へ入っていきます。
住宅地を通り過ぎ、大通りを走ると終点・ふじみ野駅西口へ到着。周囲はすっかり真っ暗になっていました。
車両はエアロミディMJでした。
このあとバスと自転車で帰りました。
やはり乗ってみて初めて分かることばかりでした。
7つある路線、運行パターンは実際もっと多かったのです。三芳役場への立ち寄りの有無、循環系統は三芳役場へ行き・帰りのどちらに立ち寄るか、入庫便などなど…。
今回は1番・6A番・6B番には乗りませんでした。また訪ねたいと思います。それと沿線で撮りたいし…
手元の少ない資料とネット上の記述などを纏めると、
・1977年 ライフクラブとして設立
・1989年 路線バス事業に参入
:参入当時は、「会員制」の路線バスだったそうです。
・年月日不詳 一般の路線バスに
規制緩和以降、埼玉県内でも新規参入の路線バス事業者は存在しますが、その中でもライフバスはかなり早くから存在していたようです。
ライフバスの路線網は以下の路線図をご覧下さい
①:鶴瀬駅西口~三芳・北永井循環線
②:ふじみ野駅東口~富士見ニュータウン折返し線
③:鶴瀬駅東口~富士見ニュータウン折返し線
④:鶴瀬駅西口~西原住宅循環線
⑤:鶴瀬駅西口~みずほ台駅折返し線
⑥A:鶴瀬駅西口~上富~ふじみ野駅西口折返し線
⑥B:鶴瀬駅西口~セントラル病院~ふじみ野駅西口折返し線
⑦:鶴瀬駅西口~北永井~ふじみ野駅西口折返し線
以上の7路線が同社の全路線です。
バスの方向幕周りをアップで。
上の一覧を見るとわかると思いますが、循環線はともかく、「折返し線」というのは独特の表現です。循環線ではない路線は全てこの表現が用いられていました。
また写真の通り、方向幕も行き先を表示しているわけではなく、路線の運行系統を表示しています。
運賃は前払いの均一運賃です。富士見ニュータウン行きの2・3番は200円均一、それ以外は210円均一です。
周辺の他社はほとんどが後乗り後払いの多区間方式なので、ちょっととまどいますね。
このライフバス、ネットで検索してもあまり引っかかりません。訪れるバスマニアはそう多くないようです。
そうなるととても興味が沸いてきて、ぜひ自分で乗って撮ってみたいと思い、出かけてきました。
自宅から、自転車→バス→電車の順に乗り継ぎ、鶴瀬駅西口へ…。
到着した時点で一番早く発車する、4番:西原住宅循環線に乗ってみることにしました。
車両はいすゞのエルガミオワンステップ。プレートを確認したら2008年式で、恐らくライフバスの最新鋭でしょう。登録番号は所沢200か・5 55です。
鶴瀬駅を発車すると、他の系統と経路が重複している藤久保あたりを過ぎ、三芳中学校を出ると事実上の単独区間へ。
雑木林の中に工場が入り交じる感じの景色です。「エーキドー」という不思議な名前のバス停、エーキドーとは何かと思えば「栄喜堂」という製パン工場でした。
関越道三芳SAの近くを過ぎ、ふじみ野市内の西原住宅へ。ここらで東武バスの大井循環とちょっとだけ経路が被ります。
関越道をくぐり、三富地区へ。西武バスの大34と並行する区間では、色づき始めた並木道の下を走っていきます。
角屋バス停の先で左折し、三芳中学校バス停へ戻ってきました。三芳町役場に寄ってから、鶴瀬駅へ。乗車時間はおよそ35分ほどでした。
次は5番:みずほ台駅折返し線に乗ってみました。
この系統も三芳中学校バス停から先が単独区間です。4番線で辿った並木道のさらに先を走り、すぐ左折。太鼓橋のような関越道を乗り越え、三芳役場に立ち寄った後、埼玉スポーツセンターへ。ここだけ所沢市内に乗り入れます。
淑徳大学のキャンパス脇を抜け、川越街道を越えると雰囲気は新興住宅地。あとは一本道で、みずほ台駅に到着しました。
車両はエルガミオワンステップでした。折返しでみずほ台駅を発車したところを1枚。
みずほ台駅から電車でふじみ野駅にワープし、今度は2番:ふじみ野駅~富士見ニュータウン折返し線に乗りました。
ふじみ野駅を発車してすぐは、駅開発と同時に出来たと思われる大通りを行きますが、それが終わると住宅地の広いとは言えない道に突っ込んでいきます。
住宅街の小さな商店街を抜ける区間は改めて写真を撮りに来たいと思いました。
しばらくすると2車線道路に出て、東渡戸信号バス停の先で左折。ここで鶴瀬からの路線と合流し、富士見ニュータウンへ入っていきます。
終点・富士見ニュータウンは折返し場があるのかと思えば、ニュータウン内を一周するような経路を取って折り返していました。そこもなかなか狭かったです。
車両は三菱ふそう・エアロミディMJ。道路の狭さを考えれば納得の車両選択です?
富士見ニュータウンからは3番:鶴瀬駅東口行きに乗りました。
ニュータウンから出ると、古くからある感じの2車線道路をすいすい走っていきます。
途中渋滞に巻き込まれつつ、鶴瀬駅東口へ。「鶴瀬駅前市場」というバス停が起点のようです。
ここは駅前の道が狭く、富士見ニュータウンと同様一周するように折り返しています。東武バスも乗り入れていますが、そちらはターンテーブルを持つ折返し場がありました。
駅前の感じはどことなく入曽駅を彷彿とさせました。
車両は2台が在籍している7mエルガミオ。3年間しか製造されなかった希少車です。国際興業の1500番台無き今、埼玉県内ではここと熊谷市コミバスくらいでしか乗れないのでは!?
写真は鶴瀬駅西口で撮影しました。
最後は7番:鶴瀬駅西口~北永井~ふじみ野駅西口折返し線に乗りました。
他系統との重複区間を走り、一旦三芳役場に寄ったあと、川越街道へ。ライフバスの営業所前を走り抜け、ヤオコーの前で左折、住宅地へ入っていきます。
雑木林と住宅と工場が入り交じる風景を抜け、再び川越街道へ。街道を走る区間は長くなく、今度は右折して、ふじみ野駅近くの住宅地へ入っていきます。
住宅地を通り過ぎ、大通りを走ると終点・ふじみ野駅西口へ到着。周囲はすっかり真っ暗になっていました。
車両はエアロミディMJでした。
このあとバスと自転車で帰りました。
やはり乗ってみて初めて分かることばかりでした。
7つある路線、運行パターンは実際もっと多かったのです。三芳役場への立ち寄りの有無、循環系統は三芳役場へ行き・帰りのどちらに立ち寄るか、入庫便などなど…。
今回は1番・6A番・6B番には乗りませんでした。また訪ねたいと思います。それと沿線で撮りたいし…
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