緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

ユニークなオリジナルのプロの発想の共通点は?

2008年10月21日 23時23分01秒 | 映画・演劇・DVD・ビデオ・TV類

平成20年10月21日(火)なんと27℃も!

もう立冬が日増しに近づいているというのに、

このところ日中は異様な暑さです。

おとなも子どもも まだ半袖姿の人が多い。

びっしょり汗をかいている園児もいて、

昼食時には、クーラーを入れたりして

水分補給し、まだ熱中症対策をしています。

       

さて、今晩のNHKテレビ『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、

脳科学者茂木健一郎さんが、

プロのユニークな発想を得るために…調査研究してみた結果

どの方も 努力している点が とても良く似ていて、

とても面白いことに、一流の人には共通点があると指摘している。

100人のプロの仕事の仕方を徹底分析した結果、まず、

ずばり“寝る”発想法に行き着いた。

しかし、ただ寝れば良いアイデアが浮かぶわけではない…

発想法(1) とことん考えてから、寝る


起きている間に一生懸命考えると、脳がそのことについて

優先的に処理する状態になる。そして眠っている間に

側頭葉の中で経験や知識が整理され、

ひらめきが生まれてくることがあると考えられる。

発想法(2) 考え事は「場所」を選べ


アイデアが出やすい場所に共通したポイントは、

脳が外からの情報に邪魔されない所。

現代人はあまりにも情報がたくさん入りすぎているが、

ひらめきや発想はむしろ情報をある程度、遮断した所で生まれるという。

             

 常に大きな成果を求められる一流のプロたちは、

かかるプレッシャーも人一倍大きい。

その多くが実践していた方法とは…

プレッシャー克服法(1) 苦しいときにも、あえて笑う


心の底から笑わなくても、口角を上げて笑った表情を作るだけで

脳が影響を受け、考え方がよりポジティブになると分かってきた。

ポジティブになることで前頭葉が適切に働き、

プレッシャーがかかっていてもやるべきことに集中できると考えられる。

プレッシャー克服法(2) 本番前の「決まり事」を持つ


プロは本番に臨むとき、「決まり事」で脳を集中モードに切り替え、

プレッシャーをはねのけて結果を出す。「決まり事」の内容は

人それぞれだが、ポイントは何かしら体を動かすことだという。

①笑顔で!…ポジティブになる

  作り笑いでも エンボディメント効果 多いに笑おう!

   

   (脳科学の実験で、笑いの効用に迫る)

②集中するように 前頭葉が活動しやすいように 意欲付けの

  やる気をだすルーティーンワークで、決まった行動で発想の源になる。

  決まった行動。決まった場所で。新発想が生まれやすくなる。

③時間を決めて、厳格に守り、睡眠をとり、規則正しい生活リズム。 

               

 また、『やる気』について、インタビューの結果をまとめてくださって、

参考にしたいな…と思いました。

「やる気」になれるようにするには…

 ※目標を  達成  報酬・お金  

 ※憧れの人を見つけよい師匠に出会う    同じように振舞うようになる 

 

 

 

プロに学べ やる気が出る秘けつ

プロたちは逆境でもがきながらも モチベーションを保ち、はい上がってきた。

一体どうやってやる気をかきたててきたのか…

料理人パテシエ 杉野英美さんの ルシアン・ペルティエとの出会い

   脳神経外科医 上山博康さんは 恩師 伊藤善太郎みたいになりたい!

モチベーションアップ法(1) 「あこがれの人」を見つける

脳科学的には「やる気」とは、

「目標」を成し遂げ、達成感やお金などの「報酬」を得ようとする欲求のこと。

まずはっきりとした目標を持つことが大事だ。

目標となる人を持ち、その人の良き振る舞いを見ていると

ミラーニューロン」が反応し、自分も同じように振る舞うようになる。

それが能力アップにもつながると考えられている。

近くの人のいい点を見つけ そのひとのいいところを真似るように!

モチベーションアップ法(2) 小さな「成功体験」を大切にする

高い目標があっても、まったく報酬が得られなければ

モチベーションは維持できない。高すぎる目標は成果を出せないで悩む。

小さくても、クリアできたらうれしい。

目標や課題を自分で見つけることが大事。

小さな成功でも、成功すれば脳の中でドーパミンが放出され、

脳は快感という報酬を得る。苦しみを乗り越えれば快感が待っていると

脳に刻まれれば、自然とやる気がわいてくる。

 例)19年も成功しないが小さな目標でやっと成功した花火師、そして

農家の木村秋則さんは、一度はリンゴを作るのは止めようと思ったが

とりあえずナシやブドウで成功するとやる気になり

ドーパミンが湧いてチャレンジ!

茂木健一郎の人生相談

Q

休みの日、朝起きた時には、やる気満々で予定をいっぱい考えるが、結局何もしない。先延ばしをやめて、思い通りの休日を過ごすには?

Q

おそらく脳としては、いろいろ計画を練っているときに、もうすでにうれしさを感じてしまって満足している。もう一つ、「創造的な先延ばし」ということがあって、やることを先延ばしにしちゃおうというのは、実はすごく創造的であることが多い。まったく何もしないで怠けているということもあるが、なんとなくだらだらしているときは、具体的な形にはなっていないが、いろいろな情報を整理したりしている。それは無駄じゃない。脳というのは、ある目的があって行動する以上の何かをしている。

Q

自分だけじゃなく、他人のモチベーションを上げるには?

Q

基本的に、相手にモチベーションを持たせる方法は褒めること。ただ、めったやたらに褒められてもうれしくない。脳にとって一番うれしいのは、ふだんは厳しい先生がふっと笑顔になって「やったなあ」と言ってくれたら本当にうれしい。だから、しかるのはいつか褒めるための準備だと思えばいい。いつか褒める、そのときのために今日しかってみよう、そういう考えでやるといい。

Q

子どもが嫌がる習い事をさせるために「頑張ったら好きなものを買ってあげる」と言ってしまった。子育てとしては果たして良かったのか?

Q

ごほうびを買ってあげるという、その報酬がお母さんの愛情の表現だと思ってくれるのであればいいと思う。子どもを育てる一番の報酬というのは、やはり愛情であり、関心を持っているということ。この世で一番貴い(とうとい)報酬は愛情。子どもが好きなものをわかっているということが、すでに愛情のメッセージになる。子どもをよく観察してわかっているという、その表現だったらプレゼントというのもいいと思う。

 

創造的な先延ばし= だらだらしている ように見えるが…

他人のモチベーションを上げるには 普段は厳しくて たまに褒めること

がんばったら最後にごほうびを買ってあげるよ…「愛情」が尊い

子どもの好きなものを良くわかっている親だったら ごほうびも良い。

どの解答にも、頷けますね。 

さて、プロフェッショナルのエキスをちゃっかり頂いて日常生活の

「生命の質」、「生活の質」、「生きることの質」をもっと上げましょう。

幼児期からの習慣づけは、環境に左右されます。

幼稚園でも家庭でも今日のTVを視た人だけでなく、一人でも多く

笑顔でモチベーションを高めて、限られた「いのち」の輝きを目指して

よりよい日々を送りましょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。