緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

年に2回「誕生日」? 名前の日meniny ( メニニ )

2008年06月28日 06時04分57秒 | 近況・記念日

平成20年6月28日(土)

早いもので、もう今年も のこり半分になってきました。

昨日金曜日は 梅雨の中休みでしたが、

また、今日は 朝から降り続いています。

全職員で7月の運動会と 

その後の研究発表に向けて協力体制で

準備に取り組んでいます。

さて、6月14日(土)の『北九州アカデミー少年少女合唱団』の

「チェコ・ドイツ演奏旅行報告会」から、刺激を受けて

チェコやスロバキア・ドイツなどの最新情報を少し調べてみました。

      

そして、偶然に面白く興味深いホームページに遭遇しました。

以下、そのページからの情報をご紹介します。

(Qに対するAは、そのホームページの作者の答えです。)

        

名前の日meniny ( メニニ )  

スロヴァキアでも世界中の国々と同じように、

生まれた子供には名前をつけます。

ただ、スロヴァキアではその名前をどこから選ぶかというと、

それはカレンダーからです。

スロヴァキアのカレンダーには

それぞれの日に人間の名前が書いてあり、

親が赤ちゃんの名前を選ぶとき、

カレンダーを見ながらインスピレーションを得ます。

            

また、カレンダーには人の名前が整理されているので、

自分が実際に産まれた日だけではなく、

「名前の日」といって自分の名前の付いている日にもお祝いをする、

つまり、年に2回「誕生日」があるのです。

             

Q.1月1日、11月2日、12月25日は何故名前がないの?

A.勝手な解釈ですが、

  1月1日は「新年」と呼ばれて、12月25日はキリストの誕生日で、

    普通の名前は昔から何も入れていないのではないかと思います。

     そして、11月2日は故人の日です。そのためでしょう。多分…

                  

Q.名前が2つある日は何故なの?

A.昔の 我々が子供の頃のカレンダーと今のカレンダーとは少し違います。

      カレンダーに書いてあった名前はもっと少なかったです。

   そして、カレンダーに書いてない、しかし実際に使われていた名前もあったので、

   それがだんだん所々に付け加えられ増えてきたのです。

   特に子供のころには「名前の日」のない人もいましたが、

   その人は可哀相でした。

   また、似ている名前を一つの日にする場合もあります。


      例えば、6月29日:Peter, Pavol, Petra

   以前はPeter, Pavol、バイブルの聖人の名前だけ書いてありましたが、

   Peterに似ている「Petra」という女性の名前も使われていたので、

   この日に付け加えられたのです。

   それと
    Ondrej, Andrejという名前も一つの日になっています。

    非常に似ているからです。

    昔は一つの名前のダブル形だとされていました。

   名前のカレンダーは、バイブルに関係しているのではないかと思います。


   例えば、スロヴァキアの「名前のカレンダー」は

   チェコの「名前のカレンダー」と 違いますが、
   

   聖人の名前は同じ日になっています。


   例えば、

   7月16日:Anna/7月25日:Jakub/11月25日:Katarinaなどです。


  しかし、どうして  ちょうど そのある日に

  ある聖人の名前がついているのか、

  理由は分かりません。

Q.「名前の日」  スロヴァキア語では?直訳英語では?

  スロヴァキア語:「meniny」=「メニ二」と言います。 

   「meno」=「メノ」という言葉からきています。

   「meno」は「名前」という意味。英語では、name day でしょうね。

 

これは、スロヴァキアのカレンダー
image

 

以下は、チェコのカレンダー

カレンダーも 所変われば、品変わる ですね~

さて、年に二回の誕生日は、

どのようにお祝いしているのでしょうか?

               

チェコにも「名前の日」がある。

(以下は、田辺 香さんからの情報)

毎日、男性女性どちらかの名前がつけられていて、

その「名前の日」と同じ名前を持つ人は、まるで誕生日のように

「名前の日おめでとう!」とお祝いされる。

Mさんの下の名前はMisa(ミサ)なのだが、

チェコでいうMichaelaを略したものと同じことから、

10月19日のMisa(撥音はミシャ)の日には

チェコの友だちからいつも

「名前の日、おめでとう!」

というメールが届くのだという。

これについて

筆者の知り合いのチェコ語翻訳家のKさんにも聞いたところ、

同じように答えてくれた。

Kさんはしばらくチェコに留学していたことがあるのだが、そのときも

「今日は友だちの名前の日だから花を買っていこう」

といった具合に、

「名前の日」にはちょっとしたプレゼントをする習慣もあり、

誕生日が2回あるみたいだったとか。

とはいえ、

1年は365日しかないので、

もちろん「名前の日」にあてはまらない人もいる。

「名前の日」についている名前というのはスタンダードなものがほとんど。

欧米の影響もあり、

チェコにも日本と同じように名前に流行があることから、

「名前の日」にあてはまらない名前が増えてきているのも事実のよう。

ちなみに、ほかにも日本人の名前であてはまる人がいるかどうか

聞いてみたところ、エリカ(4月2日)、アナ(7月26日)、ハナ(8月15日)、

マリナ(10月10日)などがあがった。

「カオリ」はどうかと聞いてみると、それはありえないそう。

というのもほぼ全部といっていいほど、

チェコの女性の名前は「a」で終わるからだとか。

これまたユニークな文化。

日本人でいったら、今は少なくなってしまったが、

全部が「子」で終わる感覚だろうか。

それはそうと、しばらくしてMさんから、

フィンランドにも「名前の日」があることがわかったという連絡が。

するとこんどはKさんから、ドイツポーランドにもあるという話がきた。

そこでさらに調べていくと、この名前というのは、それぞれ

キリスト教の守護聖人の名前に由来しており、

スウェーデン、フランス、イタリア、ギリシャ、スペインなど、

ヨーロッパのほとんどで「名前の日」は存在していた。

http://popup7.tok2.com/home2/ancient/ma-holycarender.htm

信仰が篤い人にとっては、誕生日よりも重要な日になることもあるようだ。

日本のWikipediaにはないが、

海外版では「Name Days」として紹介されており、

「ヨーロッパでは一般的な慣習。

キリストの教会のカレンダーに由来し、聖人の名前にちなんで

子どもの名前をつける伝統があった。

現在、教会とのつながりはなくなっている国が多い」

と記してあった。

なるほど。

今から日本に「名前の日」をつくるのは難しいかもしれない。

でも宗教とは関わりなく、もしも日本にも「名前の日」をつくったら…。

あったら楽しそうではあるけれど、

どの名前を入れるかで

まず揉めごとになりそうですね!(田辺 香)

3月29日、

大学時代からの友人Yさんの東京在住のご長女のところに 

初孫(瞳子ちゃん)が生まれました。

おめでとうございます!

           

アカデミーの小田先生も 3人目 赤ちゃん、無事にご出産!

瑞希(みずき)ちゃん、

5月27日に生まれました!

     おめでとうございます!

久し振りに、名前について 考えてみました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする