緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

神秘的な自然の営み…脱皮!観察した事がありますか?

2006年06月23日 12時30分01秒 | 教育

 少し前の話ですが、5月10日から第60回愛鳥週間でした。

 1894年U.S.A.ペンシルベニア州オイル市のバプコップ教育長が提案し、

「Bird day」が設けられ 1947年4月10日戦後日本にも広まった。

 その時期、5月中旬に園の歓迎遠足~

 A・B班に分かれて新入園のおともだちと手をつないで

若松区のグリーンパークへ行きました。

 素晴らしい五月晴れに恵まれ、最高の歓迎遠足になりました。

 が、年中組の行く日には、最初は 朝から雨で園内遠足…

 「園長先生のワンマンショーが見たい~」とリクエストをいただき、

久々の「劇団わたしひとり」のミュージカル風人形劇『あかずきんちゃん』を

二階ホールステージで 即席で楽しんでもらった?!

4歳児の真剣な眼差しに見つめられて~ 涙あり、笑いあり、

反省した三枚目のオオカミのいのちを助け、更正の道を歩ませ、

親の言いつけをよく守る…いわば不審者対策バージョンの味付け、

大受けでした。(自己満足?) 

その後、クラス毎に♪『手をつなごう』の歌。

円陣になり、お弁当やおやつを食べて、その後には

♪『あぶくたった煮え立った』…  

担任や補助のティーム保育の教諭も皆でお鍋の中の豆になり、

回りの子ども達が背中を豆に見立てて食べに行く!

豆の先生に捕まった子ども達は、皆豆になる~

単純な遊びの繰り返しに興奮してワアワア興じて楽しんだ。

  最近の子ども達は、日頃は家の近所の友達と 路地や空き地で

わらべうたを歌って遊ぶ事もほとんど無くなってきた気がする。

そのせいか、入園したばかりの園児は、集団で遊ぶのが珍しい様子で、

目を輝かせて何度も繰り返し遊びたがる。

  例年は、ゴールデンweek明け頃には丁度薔薇の花の見頃になる筈でしたが、今年は、気温が低く曇りがちで、花の開花時期が、

10日以上遅れていたらしい。

それで、園外遠足日は、下旬になり、おかげで満開のばら園の見学も堪能した。

 その間には、幼稚園の園内のチューリップ畑の球根堀り、

観察農園での芋苗挿し、野菜類の苗の植え付け、オジギソウの植え付け、

田植え、等…

自然にふれ、親しむ環境で、のびのび感性を高める保育を展開中です。

 冬眠から目覚めたカメも元気!

子ども達のアイドルとして、人気を集め、四月のお誕生会の日の定番の

園長先生のお話…「おへその話」(性教育)にも一役かっている。

 アイドルといえば、昨年度から、寄贈を受けた幼虫が人気者!

 金魚やメダカも大ファンの子どもが多いが、

なんといっても、 幼虫~さなぎ~成虫へと脱皮し

変身中のオオクワガタやカブトムシの人気はダントツ!

 神秘的で、感動です!

感動といえば、先日から、ジーコジャパンのサムライブルーの

ワールドカップサッカー応援に明け暮れた方々もいらっしゃることでしょう。 

惨敗で…虚しい寝不足、健闘及ばず かなりガッカリ~ですが、

期待を裏切らないのは大自然です。

 夏休みの夜には、セミの脱皮も繊細な羽根の広がり!

その夢のような刻々と微妙に変化する色や形に 一瞬一瞬 生命の力を感じ

どんなドラマにも負けない感激の長時間ショーです。

 子どもと一緒に、一生に一度は、本物の昆虫の脱皮の一部始終を観察し、

心ときめかせて、ごらんください!

そして、親も、子どもも、先生も、日々新たな気分で、

少しずつ古い殻を破り… 脱皮して変身! 成長しましょう