鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

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第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

『アルフェリオン』第49話(その6・完)を更新、主人公が失踪 !?

連載小説『アルフェリオン』第49話(その6・完)をアップしました。

「逆同調」したアルフェリオン・テュラヌスが暴れ狂うだけでなく、前回、まだ現実世界では発動しないはずの《闇の紋章》の力までもが暴走し始めました。どうやら、例の《黒の宝珠》がルキアンの力を無理やりに引き出している様子です。

今回、黒の宝珠に関する謎が少し明かされます。フォリオムやリューヌですら知らないという宝珠の秘密とは…。というか、アルフェリオンの本体が実は黒宝珠ではないのか(?)、という感じもしないでもないですが。なんせ、物語の第1話の頃から「謎の装置」と言われていた黒宝珠です。

余談ですが、もしカルバ先生が、アルフェリオン・ノヴィーアではなくアルフェリオン・ドゥーオの方に黒宝珠を組み込んでいたとしたら、今頃ルキアンは終わってましたね(^^;)。偶然って恐ろしい。いや、偶然…なんでしょうか?

それにしても、もはや完全に殲滅兵器であったという過去が判明したアルファ・アポリオン(名前からして…)と、そのシステムの核である黒宝珠のことが知らされるにつけ、改めて、天上界(天空植民市群)に対するエインザール博士の憎しみは想像を絶するものだったのだろうなと思わずにはいられません。彼自身も天空人なのに。何が彼をそこまでの復讐心へと駆り立てたのでしょうか。

今回も、またまた超展開(^^;)と言われるかもしれませんが、まぁ、完全に覚醒した御子の力がどれほどのものかということを示すための展開でもあります。オーリウム王国とは遙かに離れた某国から、たちまちあんな結果を引き出すなんて(詳しくは本編で)。

次回からの第50話では、がらりと場面が変わって、いよいよオーリウム方面に侵攻する帝国軍(帝国先鋒隊)が登場しますよ。
思えば第1話の時点から「帝国軍が攻めてくるぞ!」という話だったのに、連載開始以来10年以上も、オーリウム王国への帝国軍襲来の場面は出てこなかったという(苦笑)、狼少年もびっくりの『アルフェリオン』です(^^;)。

しかし、いよいよ登場です。あのシェフィーア姐さんさえも一目置く、「真面目くさった女狐」あるいは「戦う前から勝っている」知将こと、帝国先鋒隊の指揮官アポロニア・ド・ランキアの登場です。サラサラ黒髪で、なおかつ、そうですね、バブル華やかなりし頃の(笑)ワンレン風のロングの髪型がオサレな美女。

で…「失踪」したルキアンは?
しばらくは、どこかを流浪しているのかもしれません(苦笑)。
それでいいのか主人公。
いえいえ、今後しばらく、他のキャラが活躍する背後で地味に流浪するルキアンの動きが、実は重大な伏線につながってるんですよ。そうです。そうだと思いたい。

ともあれ、お楽しみください。

かがみ
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