鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

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第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

おじ様たちの実力!? ナッソス家四人衆

最近、少しブログの運営方針を転換しまして、連載小説『アルフェリオン』の登場人物を、ネタバレにならない限りで先行紹介しています。

ただし正式な「登場人物紹介」の方には、ブログの方の小説本編に登場するまでは掲載しません。あくまで、フライング的な特集記事というかたちで紹介します。以下、実際に物語の中で読むよりも先に登場人物について知るのは遠慮したいという方は、ご覧になりませんように。

 ◇

最初から望み薄であったギルドとナッソス家との和平交渉……。残念ながら、もはや戦いが避けられない方向に物語は進んでいるようです。今回は、このナッソス家の機装騎士たちについて、先に紹介しておきます。以下の全員、第23話から登場します。本家の方ではすでにおなじみの、ルキアンたちにとっての強敵揃い。例によって、今後のストーリー展開がばれてしまうような部分は、紹介からなるべくカットしておきました(汗)。

ちなみにナッソス家のエクターといえば、戦う令嬢、カセリナも忘れてはいけません。実は一番の強敵は彼女です。今後は、めぐりめぐってカセリナがヒロインになるという噂もありますが(本当か?)…どうなんでしょう。


【ザックス・アインホルス】

ナッソス家配下の精鋭エクター、「四人衆」のひとり。正確には「元」四人衆だが、本来はギルドに属するデュベールが四人衆を脱退してしまったので、彼の代わりに復帰することになった。一度はエクターを引退し、愛娘のシャノンをはじめ、家族とともに農園主として穏やかに暮らしていた。しばらく引退していたとはいえ、繰士としての腕は鈍っておらず、(超高速を誇る旧世界のアルマ・ヴィオ、レプトリアの性能のおかげもあれ)ギルド三強の一人のレーイとも互角の勝負ができるほど強い。

【ムート】

ナッソス家の「四人衆」のひとり。渋いおじさま揃い(笑)の四人衆の中では、まだ少年の面影を残す彼だけが、飛び抜けて若い。「古き戦の民」あるいは「戦闘部族」と呼ばれる、東部丘陵の辺境に住む少数民族の出身。一見するとありがちな熱血戦士にみえるが、炎のごとき闘志と氷のような冷静さを併せ持つ生まれながらの戦士といわれるだけあって、意外に冷静沈着な面もある。しばしば我を忘れるカセリナに自重を促したりするなど、渋い活躍も見せる。分厚い甲冑とそれ以上に頑強な盾、さらに巨大な曲刀という(戦う前から相手が嫌になりそうな)装備のアルマ・ヴィオ、ギャラハルドを操る。

【パリス・ブローヌ】

ナッソス家の「四人衆」のひとり。繰士としての技量に関しては、近年の四人衆(いったん引退していたザックスを除く)の中でも筆頭らしい。ザックスのかつての弟分。年甲斐もなくキザなオヤジだが、腕前は確か。誇り高い昔気質の繰士。ザックスと同様、今回の戦いのためにナッソス家が密かに入手した旧世界の超高速陸戦型アルマ・ヴィオ、レプトリアに乗って戦う。その実力をもって彼が操るレプトリアは、もう誰にも止められない?

【レムロス・ディ・ハーデン】

ナッソス家の「四人衆」のひとり。ザックスが以前に引退した後は、彼が四人衆のリーダーだったようだ。その割には少し影が薄い? 伝統ある騎士の家系の出身。櫛の良く通った黒髪と見事に整えられた口髭がダンディな、気品ある中年紳士だ。
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