鏡海亭 Kagami-Tei  ネット小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

・画像生成AIのHolara、DALL-E3と合作しています。

・第58話「千古の商都とレマリアの道」(その5・完)更新! 2024/06/24

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第58)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

四通りのプロローグ?

本ブログの連載小説『アルフェリオン』は、1998年以来(gooblogに引っ越ししたのは2007年)、時には何年もの休載期間を挟みながらも、どうにかこうにか今日まで続いて参りました。この長〜い連載の始まりである第1話、その冒頭部分をめぐっては、実はアルフェリオンの機体が発掘される場面から物語がスタートするという案も、当初はあったのです(前回記事の続き)。

それをChatGPTさんの力を借りてタイトル画像化してみたのが、この一枚です。仮に、このような始まり方だったなら、ハイブリッド・ファンタジー(SFファンタジー)としての物語の印象が、今よりももっと強調されて皆様に伝わっていたかもしれません。ただ、剣と魔法のファンタジー世界において、一見場違いな旧世界のオーバーテクノロジーの遺産が発掘されるという展開は、SFファンタジーのひとつの「定番」ではあれ、やっぱり燃えますね(笑)。

 

 これに対し、前回の記事で取り上げたもうひとつの案は、物語の核心部分に迫る例の石碑の内容について語られるところから、第1話が始まるというものでした。再掲します。


これですね。王道ファンタジー的な雰囲気です。壮大な音楽とともに、この世界の創生の神話みたいなところから話が始まりそう(笑)。

 

 『アルフェリオン』の「はじまり」に関する以上の二つの案は、いずれも魅力的です。しかし結局、小説本編で採用されたのは、コルダーユの街の風車の丘にて、主人公ルキアンが春の花々の美しさに見入っているという(かなり地味な?)場面からのスタートでした。

これをまた、新たにタイトル画像にすると、次のような感じになります。

地味ではあれ、この物語の「感傷派」幻想小説という側面が、まず読者様に印象付けられるような打ち出しだったのではないでしょうか。私個人は、この案を採用して良かったと思っています。

 

その上で、今回、『アルフェリオン』のはじまりのシーンにふさわしい(?)であろうタイトル画像を、もうひとつ作ってみました。


エレオノーアですね! メインヒロインがプロローグを飾るのは、当然といえば当然かも。振り返るヒロイン、風になびく髪、舞い散る花の綿毛……悪ノリして敢えてベタベタな感じの絵をプロンプトで指示したところ、ChatGPTさんが、笑えるくらいストレートに画像化してくれました。

もっとも、実際のところ、『アルフェリオン』の第1話が始まった当時には、エレオノーアはまだ登場人物としては考えられていませんでした。影も形もなかった。いつか物語のず〜っと後になってヒロインが遅れて登場する(それまで主人公は独りで苦しむ)という展開そのものは、初めから決めていたのですが。まさか、こんな形でメインヒロインが現れることになろうとは。

 

今回の『アルフェリオン』のプロローグ画像、4枚のうち、皆様はどれが気に入りましたか。

ではまた!

鏡海

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