「古本食堂」 原田ひ香著
目次
第一話『お弁当づくり ハッと驚く秘訣集』小林カツ代著と三百年前のお寿司
第二話『極限の民族』本多勝一著と日本一のビーフカレー
第三話『十七歳の地図』橋口譲二著と揚げたてピロシキ
第四話『お伽草子』とあつあつカレーパン
第五話『馬車が買いたい!』鹿島茂著と池波正太郎が愛した焼きそば
最終話『輝く日の宮』丸谷才一著と文豪たちが愛したビール
鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。そんな折、東京の神田神保町で小さな古本屋を営んでいた兄の慈郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前慈郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・。カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語。(紹介文より)
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