「男と女 人生最良の日々」 クロード ルルーシュ監督 仏 ☓☓PP
1966年の名作「男と女」のキャスト、スタッフが53年ぶりに再結集し、続編を制作しました。
老人ホームにいる元レーサーのジャン ルイ(ジャン=ルイ トランティニャン)は最近はすっかり意欲もなく記憶も曖昧になっていました。息子はなんとか記憶を蘇らせようと過去に付き合っていたアンヌ(アヌーク エーメ)を探し出し父親と会ってくれるよう依頼します。
迷いながらもホームを訪れ会話をすることで、お互いに少しずつ過去の思い出が蘇るのでした。過去のフィルムと、夢の場面が効果的でした。一方主人公の「男と女」にはそれぞれ歳が近い息子と娘がいて今度はそちらの「男と女」の物語が予想されるのでした。
映画は観ていなくてもあの有名な♬「ダバダバダ〜〜」は誰でも知っている名曲の作品の53年後ということですが、この作品だけでも十分楽しめます。主役の二人と監督みんな80歳を超え元気でなによりです。
タバコは、手にする場面はありましたが吸ってはいなかったようです。ただ、カフェのテーブルにわざわざタバコの箱をカメラに向かって立てて置いていました。(☓PP)