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無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

引っ越し先

2025-04-28 | 2025映画評

このブログの新しい引っ越し先はこちらです。「シン無煙映画を探せ」https://kitos4154.hatenablog.com/?_gl=1*1qqk39w*_gcl_au*NTk5MjI5MzQ5LjE3NDU2NTUwODQ.

 


お知らせ

2025-04-24 | 2025映画評

当ブログ「無煙映画を探せ」はgooブログが終了となるため、ただいま新しいはてなブログ「シン無煙映画を探せ」へ移行するため準備を進めています。したがって、当ブログでの映画評はミッキー17をもって終了します。現在はてなブログでは2本アップしています。よろしかったらそちらを御覧ください。


「ミッキー17」

2025-04-14 | 2025映画評

「ミッキー17」 ポン ジュノ監督 米 ◯

 エドワード アシュトンの小説「ミッキー7」が原作のSFブラックユーモア作品です。

 ミッキー(ロバート パティンソン)はうまくいかない人生に嫌気が差しきちんと契約内容も読まずに植民惑星への旅に応募します。宇宙船の主は金儲け主義のとんでもない権力者でした。任務は死んだら何度でもコピーを生成され何度も死ぬ、という過酷な仕事です。刑務所のように管理された船の中でミッキーは恋をするのですが・・・。

 たどり着いた星にいる先住動物がグソクムシに似ていて動きが可愛い。ジェンダー的にエイリアンまでリーダーは「ママ」さすがポン ジュノ監督時代を読んでいます。

 ベテラン俳優のトニー コレットがいやな女を好演していました。

 タバコは、なし。無煙です。


「片思い世界」

2025-04-13 | 2025映画評

「片思い世界」 土井裕泰監督 ◯ リトルモア

 脚本坂元裕二によるオリジナル作品です。

 美咲(広瀬すず)優花(杉咲花)さくら(清原和博)の三人は趣のある古い住宅で好きなインテリアや食器に囲まれ家事を分担しながら共同生活をしています。それぞれ仕事、大学、アルバイトと充実した日常を送っていますが、ある時過去に関わりのあった典真(横浜流星)をバス内で見かけます。そして彼女たちの本当の姿が少しずつ明かされていくのでした。

 絶好調の俳優たちの共演を見るのが楽しみという期待でしたが、いやいや大変重い内容で考えさせられました。

ネタバレ厳禁ですが、こういうこともきっとあるのではないか、あったらいいなと思わせてくれます。

 西村知美の行動は気持ちはわかるけれどやってはいけない、松田龍平がうまかった。 

 タバコは、なし。無煙でした。


2024年無煙映画賞発表

2025-04-03 | 2024年無煙映画賞

2024年 無煙映画賞

この賞は、次のような目的をもって選考しています。

➀ 映画に携わる俳優及びスタッフなどすべての働く人々をタバコの能動喫煙、受動喫煙の害および残留タバコ煙の害から守ること。

➁ 映画俳優の喫煙シーンがきっかけでタバコ依存症などになった人が多いので、喫煙シーンをなくすことで当事者だけでなく観客もタバコの害から守ること。

➂ 2004年に日本も批准した国際条約「タバコ規制枠組条約(FCTC)」を遵守することを促します。

④ ①、②、③により、映画に携わる人々がいつまでも元気に活躍され、また映画を楽しむことができること。そして、タバコのない健康な社会となることを願うものです。

<作品賞>

「夜明けのすべて」 三宅唱監督 

人にはなかなか言えない持病を抱える二人が、お互いに理解し合いながら生きる姿を描く。工場の雰囲気が素晴らしい。「職場に灰皿のないこういう職場で働きたい。」と思わせる作品です。原作は小説家・瀬尾まいこ。

<俳優賞>

黒木華さん

対象作品「アイミタガイ」 草野翔吾監督

親友を事故でなくした主人公が紆余曲折を経て生きる力を得ていく。主人公の微妙な心の変化を黒木さんが繊細に演じました。これからもタバコには「無縁」で活躍してください。

<若い力賞>

「瞼の転校生」 藤田直哉監督

 埼玉県の川口市市制90周年記念映画です。

 旅回りの大衆演劇一座の少年が転校してきた学校でクラスになじまない同級生と知り合い、お互いが違う世界を知ることでたった一ヶ月という短い時間ながらもそれぞれが成長していく物語です。

 監督はじめ出演者もそれぞれ初々しくこれからが楽しみです。これからもタバコとは「無縁」でよろしくお願いします。

<話題賞>

「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督

 幕末長州藩士を討つ命を受けた会津藩士が雷に当たり現代にタイムスリップ、いろいろ悩んで時代劇の殺陣役として「今を生きる」姿を描く。低予算でたった1館の上映から全国100館以上の上映となり2024年の映画界で大きな話題となった。

 監督は米作りも丁寧にしているとか、食べることの心配がないとのびのびと映画製作ができるのでしょう。次回作も無煙で期待しています。ちなみに米作りにはネオニコチノイドを使わないでね。

<長編アニメ賞>

「きみの色」 山田尚子監督

 全寮制のミッションスクールに通う少女たちと音楽を通して知り合った少年とが、思春期の自律や将来への不安、悩みを抱えながらも信頼し合って成長していく姿を描いた。

 アニメ映画特有の大事件やアクションはないが、色がきれいで音楽が効果的に使われています。

<特別賞>

「うんこと死体の復権」 関野吉晴監督

 アマゾンの奥地で狩猟採集民族と共に生活していた経験を持つ監督が写真家で屋外排泄にこだわる糞土師こと石和正名らの活動を通し、循環する地球環境を考える。

<特別賞>

「倭文(しづり)旅するカジの木」 北村皆雄監督

日本神話にも登場する幻の織物倭文(しづり)を求め日本や世界各地を巡って人間だけが纏う「衣」の謎を追求する民俗ドキュメンタリー映画です。