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カエルが楽しく笑う庭

両生類を主体として彼等を取り巻く都会の自然環境と、投稿者のつれづれなる思い

<big>美しい五月</big>

2012-05-16 19:51:08 | インポート
☆花も葉も紅(くれない)


Dscf1500_58_15_2Dscf149658_2Dscf1486_15_2二階の物干場から写したアオシダレです。出芽の紅色が少し残っています。

同じく二階から写したオオムラサキツツジです。写真を撮って判かったのですが、ツツジは空から鑑賞する花ではありませんね。

三枚目は一階の台所からの眺めです。台所から見ると、だいたい花は私の目の高さです。

高木に咲く桜は下を向いて咲きます。藤は下に向かって花を点けます。

花は人間に見て貰うように咲くのではないか、と最近になって気が付きました。

草花は上を向いて咲く。ただ、或る種の日本春欄は項垂れて咲きますが。

花は自然から人間への贈り物なのでしょうか? それとも、造物主からの贈り物?

花を見て楽しむのは諸々への感謝と同時に、人間の使命なのかも知れません。









<big>隣人スズメと桜吹雪</big>

2012-04-11 21:44:56 | インポート
☆スズメは桜の蜜を吸い、人間は桜を五感で愛でる

Dscf0596Dscf0597_2朝の5時44分、朝日が当たり始めた時刻、スズメ夫婦の語らい風景です。

まるで新兵器のような電柱変圧器が現代のスズメの御宿(おやど)。丸い穴から出入りしています。

3日前に会話した電柱変圧器交換工事人によると、変圧器の中はスズメが集めた巣材でイッパイだとか。

番は此処で子育てをしながら生活します。ヒナが動き始める頃に穴から地面に転落することがよくあります。

可哀想に! 何とかならないものでしょうか。ヒナ落下受けの網を張るとか? 


Dscf0621_3Dscf0624_3私の仕事先近くの並木桜が、チラホラと散り始めました。

春風に吹かれて散った花びらが地面を転がって辿りついた先は、マンホールの蓋の窪み。

それが、桜花絵の彫金板という皮肉な現象。

桜模様に、桜の花びら。

でも、綺麗です。それに、年一回の今の季節だけ。





<big>今日は御釈迦様の御誕生日</big>

2012-04-08 20:22:34 | インポート
☆寺院によって御飾りが微妙に異なります

Dscf0481_3Dscf0482やっと東京都内の桜が咲いて、今日は花びらが少し散り始めていました。

庭いっぱいの桜が本堂に投影されて、花まつり飾りの背後のガラス戸を妖しく染めて、まるで御曼荼羅のような美しさです。

明治通りを入って直ぐにある古刹、蓮光院の桜は満開でした。

建物は東京空襲の被害を受けたようですが、たたずまいは古く御庭には風情があります。

花飾りの御釈迦様の参拝客に用意されてあった甘茶を、私は手酌で御馳走になりました。

茶葉はあまちゃづる? 甘くてほろ苦い味がします。恰も人生の味のように。



Dscf0487Dscf0499_3恒例の墓参に詣でた威光山法明時の本堂入り口は見事な桜で飾られていました。

重厚な門を入ると本堂左手に由緒ある釣り鐘と撞堂があります。

この枝垂櫻は圧巻です。私が毎年愉しみにしている貴重な風景です。

私は1985年から8年間を南半球にある豪州で過ごしましたが、郷愁に駆られた最高のものは日本の桜でした。

その頃まだ白髪が一本もありませんでしたが、躯の芯から日本人であることを痛感させられました。

外国へ行く前から私は西行法師の和歌の愛好者でしたし、桜を愛でて止まない日本人の一人でしたから。

Dscf0520_5Dscf0521_2法明寺の飛び境内にある鬼子母神様には参拝客が絶えません。

空襲で焼けなかった本堂は元禄時代の建物とか。もちろん材料は全て無垢の木材。にせもの、まやかしもの、が蔓延る現代にあって、正真正銘の木造建築です。老若男女を問わず今も日本人は本物好き。私も本物が好き!

立派な屋根は全て銅葺きです。言葉なくして一瞬、襟を正さざるを得ない心境に置かれます。

天上天下唯我独存を唱えられた小さな御釈迦様を飾る花造りが綺麗でした。春を感じさせる素敵な生け花でした。

ここでは、若い僧侶さん達から甘茶の接待を受けました。


Dscf0528_5Dscf0537_2最後は近場の洞雲寺さん。私が頻繁に訪れる小さな黄檗宗禅寺です。

花まつりの文字飾りが気に入ました。ここの「花まつり」の御飾りは優雅で立派で特別です。

桜の開花が遅れて、御釈迦様の生誕日と重なった偶然を喜びました。

池袋の家を10時前に出て、徒歩で法明寺へ、法明寺から鬼子母神へ、鬼子母神から池袋駅を通って洞雲時へ。携帯電話の歩数は1万1千歩を超えました。全行程徒歩可能な場所に住む幸運を、今は亡き両親に感謝しています。

世に「森林浴」という言葉がありますが「樹花浴」という言葉があっても好いのではないか、と気づかされました。

美しい満開の桜の花のもとで生きもの達は樹花の生命力に触れて、名状し難い力を受けるのかも知れません。

野鳥たちが満開桜花の蜜を吸うのに躍起となるのは、単に蜜だけが目的ではないような気がします。







<big>別の番スズメも婚活中でした</big>

2012-04-08 03:32:07 | インポート
☆スズメの新式 my home は他に幾つもあります

Dscf0411_0_2Dscf0412_1Dscf0413_2Dscf0414_3_2Dscf0415_4_2昨朝7時29分から1・2分間のスズメ夫婦の動きです。とっくに朝は明けていますが気温が10℃以下のこともあり、早朝は空気も止まり木(金属製の止まり棒)も冷めた過ぎるのでしょうか。

ある種の猛禽類と同じく、生息数が減っている日本のスズメも完全に都市化しているのですね。コンクリート建造物内に住み始めた現代人と同じく。

つい最近まで望遠レンズを持ち合わせていなかったので、高所で卵を生み子育てする彼等を観察することは不可能でした。

今は小型で軽量、しかも高性能を備えた写真機が安価で購入できる現代工学の恩恵を五感で体感しています。

夜が明けることを只管(ひたすら)に待つ鳥達のように、早起き鳥の私は空が青みがかるとワクワク・ソワソワし始める此の頃です。











<big>番(つがい)スズメの造巣場所と早朝私庭</big>

2012-04-07 08:01:39 | インポート
☆一体全体、二匹は夜どこに寝るのでしょうか?

Dscf0372_18Dscf0375_2Dscf0384_9Dscf0385_24月6日早朝の私庭風景です。ヤマアカガエル♂が一匹だけ第一睡蓮鉢に陣取っていました。朝の5時8分でした。シマちゃんが第二睡蓮鉢わきを歩いていました。5時11分でした。二匹の上に今年も紅い木瓜が咲いています。欄掛けの欄鉢の中国春欄の一茎が未だ咲き残っているのが嬉しいです。


Dscf039146_8_2Dscf039246_8_11Dscf0388_5多分スズメの産室・育児室となる小型変圧器の様子です。番の♀か♂が藁のようなものをくわえて帰ってきました。同日の朝8時10分です。スズメさんは朝から良く働きます。嬉々として動く仕草が可愛いです。

人間が登柱するとき足を置く鉄棒に留まって、一休みする♂か♀です。野鳥が巣作りするのを観察するのは楽しいです。特に、すがすがしい快晴の早朝は例えようもなく良い気分です。



<big>電柱変圧器内に造巣するスズメ達</big>

2012-04-06 06:23:10 | インポート
☆瓦屋根が少なくなったからです

Dscf0369_3Dscf0367_45_4コンクリート製で中が空洞の電柱は、日を追って高くなっています。三階建ての家屋屋根より高いですから、10メートル近くになるでしょう。

電力使用多様化と増加量に伴い電線の種類と本数も増えています。私宅は角地にあるため、電線が視野に入らずに空を見上げることは不可能です。改めて認識する電線数の多さ! 私は恐ろしくなって途中で数えるのを止めました。

変圧器は大きく分けて二種類。写真とは違い角形で小型の変圧器内で卵を孵すスズメが増えています。
瓦屋根家屋が減少しているのに、電力会社はスズメ達の造巣を確実に毛嫌いし防いでいる傾向があります。
Dscf0366827_3私宅玄関近くは電柱だらけ。親鳥の羽や藁が舞落ち、一度は産まれて間もない雛まで失墜しました。

可哀想に雛は即死。地面が土壌だったら助かったかしら? でも、巣に還すことは出来ません。雛の不運を嘆くばかりでした。

昨日の朝は暖かい上に、見事な日本晴れ。番のスズメの仲の睦まじさを30倍率のデジカメで撮影しました。

日溜まりの中で樹木に代わる安全で高い電柱に留まって羽繕いをする番は、とても気持ち好さそうでした。

人里に住んでいた賢いスズメ達は、今や日本の現代人生活状況に即応して生存しているのですね。



<big>美しい生きものたち、美しい木々、美しい空の月</big>

2012-03-15 05:37:19 | インポート
☆空も地上も水面も、どこもかしこも美しい


Imgp0505Imgp0516_3_4Imgp0512_310_3夜中の3時に目覚めて、用を足してから直ぐ庭に。

気温は早春並み。第一睡蓮鉢に、相も変わらず「星のカエル王子」が詰めていました。

なんとシマちゃんは水浴中でした。(今5時31分ですけれど、まだ水に入っています。)

カエルにとって水浴は栄養補給でもあるかのようです。水に入る度にシマちゃんの腹部が膨らむのですよ。





Imgp051514_4Imgp0513Imgp0510308庭石の上に、水から出た生きものの跡が。ヤマアカガエルの落とし物でしょう。

木塀の上方に、下弦に近い月が輝いていました。

未だ紅葉をつけている、アオシダレの枝々が美しい。

シマちゃんは、まだ水の中です。(6時41分)



<big>仲間達と円陣を組んで手を繋いで黙祷を捧げました</big>

2012-03-11 20:06:01 | インポート
☆天災と人災の犠牲になった人々に、深い哀悼の想いを寄せて


Imgp0403_2Imgp0405_3Imgp0406Imgp0407_2Imgp0408_4公園の中央に設けられた三陸と電波を繋いだ生放送を聞きながら、全員が輪になっ大きな円陣を組ました。

一年前の日本での同時刻を待ちます。


Imgp0413_3Imgp0414Imgp0415_4Imgp0416Imgp0417全員が両手を繋ぐ予行練習を行いました。

ラジオを聞きながら、一年前に体験した恐怖の揺れを思い起こしながら。


Imgp0418Imgp0420_5Imgp0421_2Imgp0424_3Imgp0426_21天皇陛下の御声が聞こえました。君が代を斉唱しました。

円陣を組んだ皆の思いと願いは同じです。

遥か遠い東北での大惨事に想いを馳せて、黙祷と祈りを捧げました。

犠牲になった人々の無念さ、家畜たち、生きものたち、木々草木、家屋、船舶、諸々の建造物、御遺族の方々の嘆き悲しみを無駄にはさせまい。

基本的な喜び楽しみ、致し方のない苦しみ哀しみを分け合って、日本地震列島の上で仲好く生きなければならない日本人たち。

これ以上の犠牲を出さないためにも悪政・悪事に目を向け、今は今こそ目を見開かなければならない時!

あとは人事を尽くして天命を待つだけ。

ああ、平成23年3月11日14時46分を忘れまい!











<big>化け猫と幽霊ガエル</big>

2012-03-04 21:03:18 | インポート
☆初めて描いたネコとヒキガエル

Imgp0326Imgp0327Imgp0328_2ハンサムな「ブシちゃん5歳♂ネコ」は何処へやら。

これでは雄が廃りますねぇ。

これを描いて彼に見せたところ、マジマジと見ていましたよ。

寝る前に横になったスケッチも見せました。何も言いませんでした。そうでしょうとも。

三枚目は、私の居間の隅に置いてある木樽の中で冬眠中の「シマちゃん5歳♀ヒキガエル」を描きました。

難しいですねぇ。画才が無いと、本当に難しいです。和紙に筆ペンで、練習なし、消しゴムなし。下書きなし。

対象を良く見て描写することは、脳トレなんですね。

将来ボケないためにも、続けなければなりません。続けようと考えています。





<big>おひな様と日本女性</big>

2012-03-02 20:22:28 | インポート
☆おひな様は日本女性に似合います

Imgp0186Imgp0189_2お雛様は黒髪なので、黒髪の日本女性に似合います。

東洋人ですから、みんな黒髪。西洋人でしたら、金色、栗色、茶色、赤色と様々でしょう。

当世は日本でも髪を染めている若者が多いので、いづれ多色髪のお雛様が出現するかも知れません。

切れ長の目はいいですね。パッチリ目は話していて疲れます。

大きく見開かれた目をシッカリ見て会話しますと、相手の目に魂まで吸い込まれそうで、私は怖くなります。

Imgp0192Imgp0195_5西洋人は切れ長の目に魅了されるようです。

丸顔に糸を引いたような目をした御所人形みたいな友人の日本男性が、豪州でモテモテでした。

無いものねだりなのでしょうか?

かく言うワタクシも10年の外国滞在期間に授かった恋人や男友達は、偶然にも全員が巻き毛の金髪と碧眼の持ち主でした。

青い宝石のように美しい目。でも、喧嘩をしますと青い宝石が、只のガラス玉に変わって見える恐ろしさ。

「みんな違って、みんないい」筈ですが、悪意を抱いてものを見ると人間の美しさえ一変します。

善意で全てを見るようにして、世界の何処にも戦争がないことを心から望んでいます。

此処に登場する女性達は指圧教室の熱心な生徒さん達です。

その内お二人がアラフォーになったばかりの独身で、現在お婿さんを募集中です。

何処かに良い方はいらっしゃいませんか?





<big>ああ! 今日は晴れ</big>

2012-02-17 11:27:28 | インポート
☆晴れの日は心慰められます

Imgp0089_3Imgp0072_5Imgp00800_2Imgp0079_2暫く振りに、朝日が差し込む庭に出ました。

ボケが芽を出していました。気温は低いのですが、何となく春の息吹を感じます。

斑入り葉の沈丁花も花芽を持っています。春一番に芳香を漂わしてくれる大好きな木です。


Imgp0076_2Imgp00789Imgp008735_3庭から見上げるアオシダレの上の空は真っ青。美しい冬の空です。

裏庭の落ち葉の下から、何かの芽が顔を覗かしていました。

私の居間に置いてある木樽の中のシマちゃんは、下半身を行水皿に浸しています。

そろそろ、お日様に当てゝ上げなくちゃ。



<big>家の中のネコ達とカエルさん</big>

2011-11-26 02:47:05 | インポート
☆アタシの動物家族たち



Imgp2794Imgp279618Imgp2795Imgp279818_2Imgp2807来春には五歳になるブシちゃんは目を細めていても中々のハンサム。

横顔もキリッとしています。 ブシ(武士兵衛)は賢くて穏やかで心優しいのです。猫にしては、グーグーとかブーブーとか言って良く喋ります。

コッコ(黒兵衛)は目を閉じてしまうことが多く、♂にしては相当な恥ずかしがり屋さんです。頭の上の赤いヒモは電燈のスイッチ用です。

チャ子(茶子兵衛)は気が強いくて敏捷な♀ネコ。古桐箪笥の上に置いてある籐籠が気に入っています。カゴの中には暖かい手編みの膝掛け毛布を敷いてあります。

我がネコ達は飲食、爪とぎ、排泄を除いては常に高所に居て、猫部屋に居る時の私を見下しています。

さっき、部屋に置いてある木樽の覆いを取って中を覗きました。冬眠中のアズマヒキガエルの「シマちゃん♀4歳」です。

6ヶ月ちかく、殆ど飲まず喰わずで過ごす動物って驚異的です。ただ水分補給と湿度管理だけは心がけていますが。


<big>冬仕度</big>

2011-10-23 18:11:16 | インポート
☆冬が近い事を、どうやって解るの?


Imgp25901023_10Imgp2586Imgp2593Imgp2596Imgp2602Imgp2594雑草ヨレヨレ横町巽の角にススキが靡く今朝の風景。

暫く振りに元気なカタツムリ一匹を見掛けました。とても嬉かったです。

「カエル笑む庭」での午後の気温は10月にしては少し高めでした。あ~あ、アゲハチョウの幼虫は全滅しました。

でも、冬眠サナギ一体を見付けてヤレヤレ! 初めて庭で見付けた精巧な造形物。蝶は賢い~!

昔の竹製鳥かごに入れて暖房無しの部屋に置きました。この部屋は陽が射しますので冬中暖房なしです。

春になったら外へ出して上げましょうっと。

アズマヒキガエル♀のシマちゃんもメチャ子も、土の上に落ち着いていました。何となく冬眠準備体勢です。




<big>「カエル笑む庭」神無月の雨 ーその2ー</big>

2011-10-16 06:28:06 | インポート
☆秋の雨が好きなカエルさん達



Imgp2325_2Imgp23241016_4_2Imgp232609_2Imgp2337_15_3Imgp2336_15今朝4時08分過ぎ、勝手口の前です。

雨に濡れたカエル達が遊んでいました。

シマちゃんは擂り鉢で行水中。夕べは北側の庭に据えてある擂り鉢に入っていました。

私が顔を見せたからでしょうか。擂り鉢から上がって来ました。そして、他のカエルさん達と合流しました。

地面も庭石も秋雨に濡れています。