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カエルが楽しく笑う庭

両生類を主体として彼等を取り巻く都会の自然環境と、投稿者のつれづれなる思い

<big>カエル三昧の日々</big>

2014-06-12 21:12:39 | アズマヒキガエル
☆この十年来、一日としてカエルを見ない日は有りません

東京都区内の小さな我が家の裏庭も表の植込みも、放し飼いのヒキガエルさんたちの住処だからです



Dsc_3983Dsc_3987522_6_4Dsc_3988_11私が「カエル道」と呼んでいる裏庭の小道で、♀の「赤チャン」と♂の「普通くん」が鉢合わせをしました。

お互いを、同類と認めたようでした。

挨拶言葉は聞かれませんでした。

目と目で用が足りたようでした。

「普通くん」は二才のようです。来年は裏庭の睡蓮鉢で行われる「蛙合戦」で活躍することでしょう。

「赤チャン」が産卵するのは再来年でしょう。成熟するには後二年が必要です。

「普通くん」の体色は黄土色が基本で、口先が尖っているハンサムなカエル青年です。

「赤ちゃん」は飽くまでも赤く、細かいイボが多く、口先が絶壁状です。

「普通くん」の背中のイボは、「赤チャン」に比べて数が少なく、滑らかでしょ。

こう見ると矢張り、鳥獣戯画のカエルさん達は♂なのでしょう。

日本の古代人はカエルの雌雄を知っていたのかも知れません。


<big>ヒキガエルの♂は♀待ち呆け</big>

2014-04-04 20:18:21 | アズマヒキガエル
☆弥生の終いの日も頑張っていました



Dsc_3409_matagaru_2Dsc_3414Dsc_3415いつもの彼です。睡蓮鉢のヘリに、へたり込んでいました。

♀を呼ぶ声が夜の9時を過ぎても盛んでした。

カラカラ、コロコロ、キイキイ、とも聞こえます。

半ば苛立っているように、♂たちは雨の中で鳴き叫んでいました。

第一睡蓮鉢の中でも鳴いていました。

一匹は地面の上でも鳴いていました。

♀は数匹居るのに、何故か知らんぷり。まさか、私がカクレ家から引っ張って来る訳にも行かず。

手をこまねいて思案するだけの弥生三月末の夜でした。



<big>花と蛙さん</big>

2014-03-29 21:55:52 | アズマヒキガエル
☆ 成ガエルと小ガエルの事情違い



Dsc_3347_3Dsc_3358_4Dsc_3355_19お向かいの家の椿です。

ミラーに家の御地蔵さんが写っています。

色は可成りキツイ赤です。どぎつい位の色ですが濃い緑の葉色に似合っています。

三寒四温を通り越して可成りの温度差に耐えている♂ガエル君が、藁に挟まれた場所で私にかしら? ウィンクしてくれました。

きっと彼は、♀から待ち忘けを喰ったのでしょう。「ああ~、待ちくたびれた!」と呟いているみたい。

家の中の金網の中に居るのは、去年の遅生まれの子ガエルさんたちです。

小鳥の雛用のカゴから這い出して、元気良く金網の中を点検しています。



<big>お昼寝中の♂ヒキガエル</big>

2014-03-19 05:37:35 | アズマヒキガエル
☆♀(めす)待ち?


Dsc_3317_3_4Dsc_3315

二つの睡蓮鉢に股がって目を閉じている成長した♂(おす)ガエル君です。

写真に収まったのは17日の16時過ぎですが、その大分前から此処に陣取っていました。

まどろんでいる様子が滑稽で可愛くて、「やっぱり、カエルさんはカワユ~イ!」と見惚れる私をウットリさせる姿です。

順当でない今年のカエル合戦陽気に合わせるのは大儀だったに違いありません。

嬉しいことに、「かえる笑む庭」と呼ぶ私庭に置いてある二つの睡蓮鉢にヒモ状の卵嚢がタップリ産み落とされています。

「大切に育てなきゃ!大事に見守ってやらなきゃ!」と毎年のことながら固く決心させられる私にとって、とても貴重な自然現象です。

庭木の枝から吊るされている温湿度計が10℃を超えました。

春はもうすぐ!






<big>パンジーと子ガエル</big>

2013-11-19 20:54:41 | アズマヒキガエル
☆愛らしい色のパンジーと赤っぽい色の妖ちゃんガエル


Dsc_2273去る11月3日夜9時の写真です。

今年生まれの幼い子ガエルが一匹、お地蔵様まえに置いてある単独鉢植えパンジーの蔭に隠れていました。

こんな痛いけな小動物ですが、シッカリと逞しく生きている姿に感動します。

教えられないのに、生きる術を備えているのです。

思わず応援したくなります。

カエルさん賢く生きて頂戴ね、と声を掛けずにはいられないオセッカイな私です。



<big>ヒキガエルの行水</big>

2013-09-11 18:07:34 | アズマヒキガエル
☆カエルは腹部から水を飲みます


Dsc_1545Dsc_1548_4ランランと目を輝かせて、3歳の♀ヒキガエルが浅皿に張った水に浸かっています。

とても気持ち好さそうに。

体を冷やしながら、お腹から吸水もしている筈です。

私庭の「カエル道」に置いてある浅い薄皿の水が、澄んでいるのを好みます。

カエルは土足のまま行水するので、すぐに水が汚れます。

お皿の水に換えてやると目ざとく見付けて、さも嬉しそうに水に入ります。

庭に棲んでいるヒキガエル全匹と私は顔馴染みなので、安心し切った様子で行水します。





<big>土砂降り雨の夜に</big>

2012-10-31 21:13:54 | アズマヒキガエル
何処からか現れたヒキガエル五匹


Dscn07111028_18Dscn0703Dscn0709_2Dscn0728_310月28日は夜半から可成りの豪雨が降りました。

gore-tex の雨具の上下を着込んでgore-tex の靴を穿いて、行方不明のシマちゃん探しをしました。

カエルさん達は雨が好き。降る前に雨を感じ取って待機している個体も居ます。

「カエル笑む庭」の庭木から下げている気温湿度計が、夕刻の6時半には雨に濡れていました。

LED の懐中電灯の助けで、先ず我が植込みで2匹の妖ちゃんを発見。道路に出て車に轢かれることがないように、保護しました。



Dscn07291028_20_6Dscn0734Dscn073820Dscn072039土砂降り雨の中で、一匹の成蛙が隣家の二段ブロックを懸命に登っていました。

登り着く先は我が家の庭しかありません。去年、我が家の庭から逃亡した個体に違いありません。

もう一匹の子ガエルと一緒にポケットに入れて帰宅し、シマちゃん冬眠用の樽に入れました。

鼻の形が不細工です。こりゃあ~......行方不明だった♂のジミー君ではないかしら?

約一年振りのジミーの成長振りに、驚かされました。

もう一匹の黒っぽい子ガエルの良く肥っていること! 丸々で縦二段腹といったところです。

見たことがない中型蛙が、木を利用してブロック塀を登ろうとしていました。




<big>アズマヒキガエルの赤い赤ちゃん</big>

2012-10-30 20:45:06 | アズマヒキガエル
☆赤い色のカエルさんは暫く振り


Dscn06511018_20_26Dscn0650Dscn0683_231210月18日帰宅後、姿を見せないシマちゃんが心配で隣家の庭先を覗かしてもらいました。

雨に濡れた庭の踏み石に座っていたのが、赤い赤ちゃんヒキガエルでした。

隣家の主婦はカエルが苦手ですから、隣家の庭で見付けられた個体は全て我が家に移すことになっています。

直ぐに洋服のポケットに入れて帰宅し一先ず、用意してある樽に入れました。

樽を登って脱出しようとしている赤ちゃんの仕草の可愛いこと !

撮影ご土の庭に放しました。夜の8時を過ぎていました。

23日の昼過ぎに、我が「カエル笑む庭」で雨に濡れた草葉の蔭にいる赤ちゃんが目に入りました。

隣家にいるカエル達の殆どは、我が家の睡蓮鉢で生まれた個体です。

変態ご子ガエル達は雨に濡れたブロックを登り、低木の葉をジャンプしながら行動範囲を広げます。

雨が降って気温が10℃以上ですと、カエルたちは習性で必ず姿を現わすのです。







<big>ヒキガエルさんは地獄耳の持ち主</big>

2012-09-20 12:39:13 | アズマヒキガエル
☆土を掘り起こしますと......


Dscn0397916_7Dscn0389_1_2Dscn0393_2少しばかり凌ぎ易くなった朝、カエルさんにミミズを御馳走したくなりました。

そこで、私は愛用のシャベル(右端)で庭土を掘り起こし始めました。

音を聞きつけて直ぐに、顔馴染みの♀ヒキさん達が集まってきました。

ミミズが隠れている土の塊を、三匹が熱心に覗きこんでいるところです。

つくづく感じます。ヒキガエルさん達の仲のよいこと! 根っからの平和主義なんですねぇ。



<big>アズマヒキガエル志麻ちゃん♀の耐暑方法</big>

2012-09-12 21:23:49 | アズマヒキガエル
☆志麻ちゃんは色々工夫しています

Dscn0360Dscn0361_6Dscn0366_3Dscn0369睡蓮鉢の水に浸かっていました。顔だけ水から出して。

庭の気温計は赤色の範囲内です。9月半ば近いのに。

水から出て睡蓮鉢の縁で涼んでいました。今朝の9時過ぎでした。

志麻ちゃんの接近写真です。お腹の黄色が可愛いでしょ。





<big>都心に棲むヒキガエルの餌は?</big>

2012-08-07 22:22:40 | アズマヒキガエル
☆ナメクジは何処にでも


Dscf2597Dscf2593私宅南側の植込みに棲む2歳の♀です。

余りにもイボイボが多いので「イボ子ちゃん」と呼びたくなる子です。餌が豊富なのでしょう。

もう直き縦の二段腹になりそうな腹部です。イボ子ちゃん、たらふく食べて頂戴。あと2ヶ月もすると冬眠時期になりますから。

餌は、植込みを半ば独り占めしていますから、ナメクジ、ダンゴムシ、ミミズ、ハサミムシなど等が豊富。

♂の場合、ダンゴムシが多過ぎますと脱腸になる恐れがありますけれど。

カエルさん達はナメクジよりもミミズの方が、お好み。アタシの推測ですが。

ナメクジは何処にでも居ます。無尽蔵に居ます。近代の密閉性が高い建築様式の家の中には滅多に居ませんが。

雑草、野菜の周り、石垣の上、有りとあらゆるところに出没して粘っこい半透明な足跡を残して這い回ります。

ウンザリするような活動振りです。夜間に最も活動するのはナメクジさんなのですね。







<big>「カエル笑む庭」はカエルだらけ</big>

2012-06-23 20:58:41 | アズマヒキガエル
☆カエルさんは庭石が好き


Imgp3098Imgp3099_3Imgp3100Imgp3102午後3時過ぎ志麻ちゃんは簾の下から、ノコノコと姿を現しました。

カエルみんなが好きなハート形の庭石に陣取っている子ガエルと、何やら談笑していました。

子ガエルは庭石の上で気持ち好さそう。(石の温度・肌触り・形状・地面より少し高いことなどが理由)

本物のカエル三匹と陶器のカエル二匹の、快適そうな風景です。



<big>小さな小さなカエルさん達</big>

2012-06-03 23:54:48 | アズマヒキガエル
☆きのう、今日から上陸し始めました

Dscf1808_2Dscf1809_5Dscf1811Dscf1813_4Dscf1833_2何も教わらないのに、どうして分かるの?

どうやって、上手く上陸するの? 

上陸の仕方を、どうして知っているの?

今年はホテイソウを買いませんでした。睡蓮鉢に水草をイッパイにしただけですが、みんな見事に睡蓮鉢の縁に上陸しました。

一匹残らず水草から、鉢のヘリや板(古い漆塗りのもの、化学添加物なし)へ移動しています。褒めてやりたいくらいです




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