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カエルが楽しく笑う庭

両生類を主体として彼等を取り巻く都会の自然環境と、投稿者のつれづれなる思い

<big>ネコも野鳥もカエルも、勿体ない生活を受け入れる生きもの</big>

2010-01-12 11:03:29 | 勿体ない!
☆ フリーマーケットは宝の山

Imgp2247四つ折りにした薄手毛織りのスカーフ(A)の上に、毛糸編み棒2本(B)とコルクのコースター5枚(C)。

昨日の午後に、近所のフリマで購入しまた。しめて300円足らず。

(A)はネコ移動用のカゴ掛けに(B)は野鳥用のミカン刺しに (C)は変態直後のカエル上陸用を予定して買い求めました。

編み棒は長さ32cm強、コースター(お煎餅ではありません)は厚さ4mm直径9cm。

編み棒は銘柄「クローバー」。表面が滑らかな木製で先が丸みを帯びてトンガり、ミカンを刺し易く重宝。

コルクは水を殆ど通さないので、睡蓮鉢に浮かべると最適なカエルの船。


Imgp2237Imgp2238_2坪庭のボケの枝とツツジの枝に編み棒を架けました。

在り来たりでなく突拍子もない使い道に、我ながら感心しきり。

コルクは見事に睡蓮鉢に浮かびました。カエルの上陸用だけでなく、水に落ちた虫たちの救援用浮き輪にも、泳ぎが下手なヒキガエルの息継ぎ場所もなりそう。もう全枚、睡蓮鉢に浮かんでいます。

物って色々に使えるのですね。考えますと私は幼い頃から、物の使い途を幾通りにも探して楽しんでいたみたいです。

生きもの達は、人間のように四角定規的に生きていないので、私の型破りな発想を受け入れてくれるのが嬉しいです。

高校生だった頃でしょうか、私の顔をマジマジと見ながら或る日「お前は変わっているねえ、人間は悪くないけど....」と感に堪えないように呟いた亡き父の言葉が想い出されます。

春になると庭の睡蓮鉢にオタマジャクシ達が泳ぎ回るのが今から愉しみで、厳しい寒さも一向に苦になりません。

「春~よ来い!」とウキウキしている「浮かれカエルおばさん」からの、年頭報告です。







<big>赤金(あかがね=銅)鍋が.....</big>

2010-01-04 14:33:58 | 勿体ない!
☆昨年最後の金属・陶器・ガラスごみの日に

Imgp2126_2我が家の道の向こう東側にゴミ集積所がある。

此処に一戸建ての家が七軒分とアパートが二軒(合わせて部屋数20以上)分のゴミが出る。

お向かいの奥さんと一緒に、何となく世話を頼まれている。ゴミが間違えて出されることが多くて、目を光らせている。

昨年最後の金属・陶器・ガラスごみの日に、種類ごとに区分してないゴミがあったので仕方なく私が種分けした。

破損してない江戸切り子仕立ての醤油差しと、一見して何やら古い銅製らしきナベが出て来てびっくり。

薄汚れているが取っ手に藤が巻いてある。捨てては勿体ない代物と判断し、双方を私が保管した。

一昨日、叩き銅名職人に見せたところ古い銅鍋と分かった。

差し渡し約24cm・深さ約6cm・重量約280grms。

名人の指示に従って磨いたところ、暖かみのある赤金色に輝いた。冷たく光るステンレス製にない美しい色合い。

大きさと言い、重さと言い、見てくれと言い全て申し分ない。こんな立派なものを捨てるなんて、本当に勿体ない!

恐らく同じ時代に造られたであろう朱漆塗りのチャブダイ(我が家の食卓)の上に、刺し子の敷物に据えて歓迎記念撮影。

赤金さん! 古もの大好き人間のところに来てくれて、有り難う!