
「笑む庭」に埋めた古くて大きな擂り鉢の底に居るのは、恐らくヤマアカガエルです。背中に太い棒状の朱色模様と両目の回りを朱色で縁取っているという、世にも珍しい個体です。突然変異なのでしょうか?両足の縞模様はアカガエルの特徴を示しています。前腕が非常に太いので、オスと解ります。水温9℃。この時期水中に居るのはメスを待つ習性で、彼は体長4センチ近く、直きに成体。疑似繁殖行動かも知れません。水草のマツモに隠れてジーッとしています。
今夕6時前、「笑む庭」の一角からアズマヒキガエルの鳴き声が聞こえて来ました。風に湿り気が有り、雨が近く感じられました。カエルはオスしか鳴きません。その時の気温は11℃。そろそろ繁殖期に入る時期なのでオスがメスを呼んでいるのでしょうか。優しい鳴き声でした。数分置いて、再び鳴きました。鳴き声は、クックックッ、グッグッグッ。