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カエルが楽しく笑う庭

両生類を主体として彼等を取り巻く都会の自然環境と、投稿者のつれづれなる思い

アカガエル と ヒキガエル

2007-02-07 22:19:26 | 東京都絶滅危惧両生類
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「笑む庭」に埋めた古くて大きな擂り鉢の底に居るのは、恐らくヤマアカガエルです。背中に太い棒状の朱色模様と両目の回りを朱色で縁取っているという、世にも珍しい個体です。突然変異なのでしょうか?両足の縞模様はアカガエルの特徴を示しています。前腕が非常に太いので、オスと解ります。水温9℃。この時期水中に居るのはメスを待つ習性で、彼は体長4センチ近く、直きに成体。疑似繁殖行動かも知れません。水草のマツモに隠れてジーッとしています。






今夕6時前、「笑む庭」の一角からアズマヒキガエルの鳴き声が聞こえて来ました。風に湿り気が有り、雨が近く感じられました。カエルはオスしか鳴きません。その時の気温は11℃。そろそろ繁殖期に入る時期なのでオスがメスを呼んでいるのでしょうか。優しい鳴き声でした。数分置いて、再び鳴きました。鳴き声は、クックックッ、グッグッグッ。


アカガエルの季節

2007-01-29 20:20:27 | 東京都絶滅危惧両生類
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ー  エラ呼吸  肺呼吸に  変わってく ー   (カエルいろは川柳)
「カエル笑む庭」の東西向きの一角に埋めた睡蓮鉢風景。水面に浮かべた上陸用の杉板に乗っているアカガエルのオタマジャクシたち。

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  ー もう間じか  竹の舟から  上陸だ! ー  (カエルいろは川柳 )
竹の節の所を薄く切ったものを、上陸用に浮かべて置きましたら、一匹の幼生が気持ち良さそうに乗っていたのを偶然に見付けました。

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 気が早いのか、待ちきれないのか、睡蓮鉢から跳び出して小石の上に佇むアカガエルの幼生。


 写真は全部、昨春のものです。
地球温暖化の中で三寒四温を繰り返している内に、アカガエルが出現はじめました。一週間前から 「笑む庭」の睡蓮鉢の水草から、見えつ隠れつ一匹の子ガエルが水中に居ます。ひと昔まえ使われていた「おひつ」の蓋が壊れてバラバラになった木片を池に浮かべているのですが、その下に隠れていることが多く、木片を動かすと素早く鉢の底に姿をくらまします。昨年に上陸した数百匹の内の中の、幸運な個体と思われます。
  ー  生き残り  千匹のうち  2・3 匹  ー  (カエルいろは川柳)
数千匹のオタマジャクシから、成蛙になれるのは実に2・3匹とか。自然は厳しいですね。選ばれた個体を大切にしましょう。



カエルいろは川柳(ろ-2)

2006-11-30 07:31:41 | 東京都絶滅危惧両生類
ー  露地隅の  石・土・枯葉  水が好き  ー

「小茶々」と名付けた2005年春に「笑む庭」の睡蓮鉢から上陸したアズマヒキガエルです。よく食べよく遊び、よく慣れている愛くるしい小ガエルです。庭の細道の隅っこの塀際の空間が気に入っているようです。




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11月10日(金)の午後、庭の隅っこに置いた浅い丼の水に浸かって気持ち良さそうにしていました。