かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

災害のニュースを聞くたびに蓄電池が欲しくなる

2019-09-10 20:08:05 | 環境・エコ
台風15号の直撃を受けた千葉県では停電が未だ約56万戸で続いているようです。
加えて連日の真夏並みの気温や断水による市民生活や健康への被害拡大が心配です。
被害にあわれておられる皆様にはお見舞いと早期の復旧をお祈りいたします。

災害時への水の確保と停電対策はというとペットボトル水と乾電池というのが我が家の現状です。

あの3.11東日本大震災のときには停電は我が家では翌日の夕方までには復電しましたし、
冬だったので冷蔵庫内の食品もほとんど捨てることが無かったですね。
役所勤めの娘は緊急招集がかかり、次の日出掛ける前に、太陽光からの電気とポータブルガスコンロでご飯を炊いて、
おにぎりを職場にミニ炊出しとして持たせてやったのを思い出します。

どうしても鹿角は天災による甚大な被害という経験の少なさもあり、各家庭での非常時対策は十分とはいえませんね。私自身、反省と今からの心掛
けをと今回のように災害に遭われている様子を見る度に思いますがなかなか・・・です。

停電対策といえば少しは関係がありそうな話題です。



環境共創イニシアチブ(略称SII)というところから「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」の交付決定通知書なるものが届きました。
封書が届いたときはいったい何の通知なのか思い当たらず、開封して「災害時に活用可能な・・・・」のタイトルを見てもまだピンと来ないでいた
のですが、そう言えば太陽光発電の売電期限に合せて蓄電池を設置したいと思い、販売店の担当者に来てもらったときに「補助金は早く申し込みし
ないと期限と交付金総額に制限がある」ということで、キャンセルありで構わないのでと言われて、申請書類に署名と印鑑をしたことを思い出しました。
ただ、まだ正式な購入契約を交わしていないのに補助金交付の決定がされて本当に大丈夫?という少々疑心暗鬼に・・・
そこで、法人のHPの中から補助金の公募要領をみつけて読むと、確かに交付の決定通知前に既に発注がされた事業等は交付の対象外と注意書きが
ありましたので、契約前申請は給付条件のようです。そして財源は公的な国庫補助金が財源で、虚偽や不正行為には厳正に対処するとも書かれてい
ましたので、キャンセルしたらいろいろと面倒になりそうな気配がします。やっぱり、これって、なんかねぇ・・・名も無き田舎者は、お国と業者
から購入設置契約の強要をされてませんかねぇ?・・・(笑)

 前にも書き込んだのですが、我が家の太陽光発電による東北電力への売電は10月発電分で終了します。それに合せて自家発電自家消費を目指そう
と蓄電池の設置を昨年から考えて何度か複数の業者の方とは話をさせていただいてはいたのですが、なにぶん高額で二の足三の足でした。
今年の春先まで粘って交渉し、やっと容量9.8kWhの200V対応で設置費込みの260万程での条件を引出したのですがそれでも高額には変
わりありませんでしたので結論を保留していました。この頃はまだ東北電力による再買取価格が決まっていなくて、少しはその価格に期待していた
ことも保留した理由でした。

 そして、東北電力から売電契約終了の事前通知と再買取価格が1kWあたり9円とのお知らせと合せて届きました。ちなみに48円で売っていまし
たので月に10000円の売電をしていた場合は今後は2000円にしかならないということです。この例では208kWを売ったのですが、もし
同量を使用した場合(電力から買う)は1kW35円で7280円となります。蓄電池を設置した場合この分が自家発電自家使用となり、やっぱり
設置したいということで再交渉しています。




我が家の場合、売電量は冬季を除く8ヶ月で月約325kW、一日約10.8kWとなりますので容量11kW程の蓄電池設置が理想となります。
ちなみにニチコン社の12kW蓄電池ESS-U2L1という機種はメーカー価格が370万円します。
とても年金暮らし直前の名も無き田舎者が手が出せる金額ではありません
ハードル高いなぁ~



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