かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

雨がえし 初寒波襲来です

2023-12-17 11:04:18 | 鹿角(かづの)
10日ぶりのブログ更新となりました
先週、予定されていた一般質問と翌日の常任委員会も終わり
やらなければならない事もまだあるのですが、昨日はマッタリと日中を過ごしていました
天気予報通り夕方からは雨と風が強くなる中、夜は亀の井ホテル秋田湯瀬(旧姫の湯ホテル)で昔語りをさせていただきました

 亀の井ホテルのクリスマスツリー

ロビーには大きなクリスマスツリーが飾られていて、今回はそれをバックに語りましたが27名の宿泊されているお客様に熱心に聞いていただき感謝いたします
語りが終わり帰るときも風雨は強くて、明日は「雨返しあまがえし」だなと思っていましたが、その通りとなっている鹿角です

さて、今回行った議会一般質問についてご報告します
北鹿新聞には登壇した11名の質問についてダイジェストとして記載されましたのでご覧になった方もあると思います

 北鹿新聞より

私のところは「住民占拠への対応は」となっていますが、最初の質問部分と最後の市長答弁しか記載されていないので
わたしが今回主張した、知っていただきたい部分についてお伝えします



私が当局を質したかったのは「占拠がどうして長引いているのか?」「明け渡し交渉の経過」です
発端は平成19年の花輪小学校建て替えの様です(ここはまだ詳細を調査している段階です)
翌21年に住民より境界についての訴えがあり明け渡しの交渉が行われた記録があります・・・が問題はその後です
行政は21年10月以降、なんと8年間も明け渡しの交渉を行っていませんでした。誰の判断で中断したのかを問いましたが、明確な回答はありませんでした

平成29年に住民(当事者)が同様の訴えを行いましたが、前市長の名前で明け渡しを求める文書を一回出しただけで
その後又、約5年間にわたり現状を放置を続けていました・・・が、突然今年6月から交渉を再開しました
この時期は私が6月議会で問題を取り上げると「事前通告」した直後となります
明らかに「慌てて行った」という事が明白なため問題視すると「議会とは関係ない」との答弁でしたが
住民との交渉記録には「議会」という文言が残っていることを指摘しました。が、これも明確な返答は無くうやむやにされました

してこなかった業務を議員が取り上げるとわかったら急に再開し「やっています」のような市長の答弁書を作り上げる
住民側とすれば問題は解決したと考えても仕方のないくらい、長期にわたり何も明け渡しを求めていない理由も示せない なぜか?
この間、何度となく一般市民からは「通行できるようにしてほしい」と声があり、私にも同様の要望が届いていたために取り上げた問題の最後の質問「今後の対応について」の回答が新聞に記載されている内容なのです。

私はその答弁を受けた後に次のような主旨の発言を行い質問を閉じました

「一人暮らしとなって今、家を守っている方と面談してすぐに「物忘れ」が激しいと私は感じて、他県に住む親族に確認したところその事実を認めた。担当者も交渉中に察し出来るほどだ。いわば交渉する相手としてふさわしくない人を相手に、しかも6月から2度だけの面談でその後は電話での交渉を行いそれを文書記録し報告しているとはいかがなものか?親族は、私の説明を聞き「元に戻すにも、一人暮らしの今の状態では自力では無理である」と柔軟に前向きな回答をしてくれた。市は形式的な答弁を繰り返さず、状況を判断しながら、柔軟な対応をするよう望む」(正式な議事記録ではありません)

掛る必要な費用は確かに住民側に求めるべきものではありますが、担当部署から市長へ「穏便な思いやりのある対応」を求め、市長が了解すれば、長年にわたるこの問題はすぐに解決できるところまで来ているのです