かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

過疎地域のこれからの医療を考える

2023-09-27 11:34:15 | 鹿角(かづの)
昨日、お隣の八幡平市で開催された「令和5年度八幡平市メディテックバレーシンポジウム」に参加してきました
毎回素晴らしい報告が沢山されますので、今回は笹本議員にもお声がけをしての参加です



私が議員となってから毎年参加させていただいているシンポジウムで年1回開催されていて昨日は3回目でした
鹿角市と同様の問題を抱えるお隣の自治体が、これからの過疎医療を「DXによる遠隔医療」により住民の「医療を受ける機会」の維持継続へ挑戦している事を知ったのが議員1年目の事、そしてシンポジウムに参加しその取組の報告を聞きいた時の大きな衝撃は忘れられません
それから3年が経ち、診療と薬の配送までの実証試験を行った報告がされました

私のつたない説明を記載するよりは下記のURLでご覧いただく方がよろしいかと思いますので
是非ご視聴ください
https://www.youtube.com/watch?v=SX6Kb_qyjbc 

昨日のシンポジウムで一番興味をそそられたのは長野県伊那市におけるDXの取組でした
伊那市役所企画部企画財政課の安江輝さんによる報告で
令和2年6月より実証運行を開始し、令和3年度からは本格運行を開始したという
「遠隔医療によるモバイルクリニック事業~医療MaaSが地域課題を解消する~」でした

伊那市役所企画部企画財政課の安江輝さん

これは D to P with N (Doctor(医師)、Patient(患者)、Nurse(看護師)の頭文字)という
医師と患者を看護師が繋ぐことをベースにしたもので
既に全国各地の医師不足地域や医療過疎地域で取り入れられています
鹿角地域へも是非との思いを強く感じてきました
内容は下記のURLで詳細をご覧ください
モバイルコンピューティング推進コンソーシアムの資料URL
https://www.mcpc-jp.org/award2021/pdf/2022_03.pdf
MONET Technologies 株式会社の記事URL
https://www.monet-technologies.com/case/010

毎回の事ですが、八幡平市でのこの取り組みは過疎医療への将来について
行政による強い主導があってのものであり住民問題の解決への動く行政の在り方を考えさせられるものでした