かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

賑わうコモッセの光と影

2019-10-26 11:02:24 | 独り言
文化の杜交流館「コモッセ」はオープンから4年半を迎えます。
大勢の市民が集う施設、文化芸術の発信施設として利用の予約もなかなか取れないほど賑わっています。




そのことは大変喜ばしいことですが、よく市長はじめ行政がコモッセを口にする際に使う
「中心商店街の賑わい創出を図る」施設となっているのでしょうか?



この4年の間に商店街の賑わいは上向いたでしょうか?
確かに商店街自らの集客努力は必要であり手をこまねいていた訳ではないでしょう
しかし、すでに自らの力だけで人を呼び込むことは困難な瀕死状態なのはあきらかです。
この間、何軒ものお店が閉店し続ける中、先般市民に親しまれ愛されていた老舗の煎餅店の閉店でお土産を求める目的で商店街を訪れる客足はほぼ途絶えたといえます。




鹿角市は今までも商業振興に随分と力を入れてきたのは事実ですが、
出資した第三セクターの破綻や、空き店舗利用による新規店舗開業支援に起業コンサルタントを呼んでの研修実施も
目に見える効果は未だ現れていません。厳しい言い方ですが施策全敗状態です。




コモッセもまちなかオフィスも、「商店街の賑わい創出」という目的が掲げられていたはずです。
商店街の現状について市政の失策ではないかと何故に議会は当局に問わないのでしょうか?
「市長派」の議員ばかりだからですか?
それとも既に「見殺しやむなし」ですか?
スーパーやドラックストア、コンビニは商店街の代わりとはなりえないと私は思います。