今日は馬場町長出席の下、全員協議会が開催されました。案件は、避難指示解除について。
町長から、帰還困難区域を除く区域を3月31日に解除するという国の提案に対し、容認すると報告がありました。自分なりに町長からの容認の理由を要約すると、『住民懇談会でのアンケートで、「30.3%の町民がすぐに、あるいはいずれ戻りたい」、また、「21.3%が避難先と浪江町の二重生活を考えている」との答えがあった。つまり、半数以上が何らかの形で浪江町に足を運びたいとの意思を持っている。これは、「ふるさと浪江をなくしてはならない」との声であると受け止めた。さらに、幾多の要望活動の集大成ともいえる「避難指示解除に向けた必要施策に関する要望書」を1月12日、原子力災害対策本部長あてに提出し、2月11日のこの要望に対する回答が示され、今後の浪江町の復興に国・県が最大限支援することを約束した「浪江町の復興に向けたフォローアップの枠組み」(高木プラン)が提示された。この高木プランが履行されるよう、国・県・町の間で合意文書取り交わすことになった。こうした経緯を受けて、今のタイミングで「まちのこし」のためには、解除時期を先延ばしにすることなく受け入れる判断に至った』。このような理由だと理解しました。
私は解除に関し、住民懇談会後「ブレ」が生じ、このブログで皆さんのお考えをコメントでお願いしました。とても参考にさせていただきました。と言いますのも、「やはり、解除すべき」と結論にいたるひとつの材料になったからです。
私の解除に関する議会での発言は、2月13日の全員協議会において、議員同士の意見交換で「賛成の立場」で発言し、16日の全協では、国からの3月31日解除の再提案に対し、いの一番に「賛成」と明言。なお、この発言内容については後日お知らせします。
トップリーダーである馬場町長の今日の判断に対し、敬意を表したいと思います。
*コメントで除染に関するご質問がありました。環境省の資料からですが、「6月末までに同意いただいた宅地除染は8月までに終了し、11月までに同意いただいた宅地(未同意等を除く)については、3月末までに終了予定です。10月末時点での除染の進捗率は、宅地・森林は約9割超、農地・道路は約9割の状況です。10月末までに同意いただいた農地等は、3月末までに終了予定です」。また、事業の財源内訳で、町負担はありませんとの表記についてご意見をいただきました。当然、国からの全額補助金による事業は、国民の皆さんの税金からいただくことになります。費用対効果の観点から議論しているつもりです。あくまで財源内訳を表記したものとご理解いただきたいと思います。なお、今回は特別コメントにお答えさせていただきました(通常は誤解を招きかねないので文章でのお答えは遠慮させていただいています)。
今回もコメントされる方は、荒れるような表現などはお控えください。よろしくお願いいたします。
食べる自由食べない自由
海洋放出とか言ってますが…
応援したいけど、請戸でとれた魚介類・・・
怖くて食べれない・・・・
町は動き出しました。「残す」という消極的な言葉だけが耳にリフレインしています。私は家族を残さない決断をしました。
1世帯で避難者先で二軒の新築してる話もされました。
これで避難者とか賠償が足りないと言っても誰も耳を傾けないです。
二重住民票って一般的に悪評ばかりが聞こえます。
避難指示解除準備区域と居住制限区域は、精神的賠償の一律賠償で、終わりって感じですね。
納得いかない場合は、裁判で争うしかないでしょう。
大熊の大川原にも、東電社員寮には社員750人くらい住んでるし、その中には若い人も多くて、一流大卒、院卒の人もたくさんいますよ。
富岡に出来る廃炉研究施設にも、若い研究者も多いと聞いてますね。
キャリアになるか?、なんないか?じゃないですかね。
過疎地に行っても、高度医療から遠ざかってキャリアにならないからね。
恨み節を言えば、世の中の多くの人達は、「いまだに、まだ言ってんだ。」「避難者だから、なんて今は、通用しないんだよ。」の気持ちです。
良くも、悪くも、時間の経過は、世の中の人達の気持ちも変わります。
自分達も、やっぱり変わって行かないと、駄目だと思います。
世界は広いですよ。浪江もいい所でしたが、それは震災前までのこと。
えー、戻らなければ、”自主避難者”でしょうか?
解除と帰還は=ではないと思います。
それぞれの判断だと思いますが、強制避難を強いられたのですから、これからの人生は自分で決めても良いのではないでしょうか。
戻る、戻らない、から、戻るとしてもその時期など、誰かに決められたくはないです。
その施策によって、町民の混乱や町民以外からの、違和感も起きている。
将来を見据えた施策、現実的範囲の施策、町民以外から共鳴される施策の変換を求む。
6年の月日を感じますね。
まだ6年?もう6年?感じかたで考えも変わりますね。
決断の時、選択する時になりましたね。
町だけが反対しても何の得もなく損だけだと思う
博文さんにも解除賛成の決断に、敬意を表します。