小学校か中学の頃、国語の教科書に「鮎の友釣り」という作品があった記憶がある。それは縄張り意識が強い鮎の釣り方で、針で仕掛けられた鮎を縄張りに放つと、縄張りを持つ鮎は、追い出そうとして攻撃しているうちに、もう1本の針に掛かって釣られてしまう、そんな様子を描いた作品でした。しかし人も同じようなもので、自分の縄張りを極端に主張し、もし踏み込もうものなら、罵詈雑言、猛烈な勢いで排除しようと攻撃してくる人がいる。それぞれの立場や考え方があり、その違いを認めた上で、互いに何が共同で出来るか、緩やかに、しなやかに対応すればいいのにと思うが、本人は正義を犯されたように聞く耳を持たない。基本は不易で変わらないが、ハウツウは所詮は状況により対応し、変わり続けてゆかねばならないもの。昨日の天声人語に「往く言葉が美しければ、来る言葉も美しい」という韓国の諺が紹介されていたが、本当にそう思う。昨日から今日にかけ、予想していたこととはいえ、嫌な言葉を聞くのは中々耐えられない。時に言葉は毒のように、ナイフのように人の心を深く傷つける。
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そんな時相手を認めてみることが、本当は飛躍のチャンスなのにねぇ・・・。
とても残念なことですね。