念願のレールバイクに乗る♪

2018年02月25日 | 江原道・ソウル2010
翌朝。
起きてすぐまた窓を開けてみる。
降っていないけど微妙。
本降りでなかったらクジョルリまで行ってレールバイクに乗るつもり。
お母さんに
「レールバイクのところへ行きたいんだけど、どうやって行けばいいんですか」と聞いたのだけれど
「今日は雨が降るよ。寒いからやめなさい。誰も来てないでしょう」と言われてしまった;;。
ああ無情(笑)。

駅へ行けば何か分かるかもと行ってみましたが、まだ開いていませんでした。
次にチョンソンから来た時のバス停へ行ってみました。
1台バスが停まっていてクジョルリ行きと書いてあります。
ヨリャン⇔クジョルリ間を走るマウルバス。




バスの右奥にある小さなお菓子屋さん?に時刻表が貼ってありました。9時20分発です。
でも…行くと決めてはいたけど…少し躊躇;;
「クジョルリへはここから乗ったらいいんですね。切符はここで買うんですか」
おしゃべりしていたハルモニ達数人、一斉に私を見て沈黙(笑)。
切符を買って出て行くまで、誰一人喋らなかったのがおかしかった(爆)


重ね着をしてきたのに、5月末なのに寒~い。
まだ時間があるからバスには暖房が入ってないんです。
「こっちへおいで」とお菓子屋さんの道向かいの酒屋さん(よろず屋)で運転手さんに手招きされました。
ここで店主と運転手と私の3人でバスの発車待ちをしたのでした。
どうやらお菓子屋はおばさんの、酒屋は男性のしゃべり場になっているようです^^。
暖房がきいてると思ったのに業務用冷蔵庫が2つ、しかも戸を開けているのでここも寒いよぉ。

乗客は私の他にアジュンマが1人。
そしてもう1人、金髪のアガシ…こんな田舎にハイカラな人がいるもんだ。
と思ったら正真正銘の外国人でした。
聞けば中学校の英語教師としてアメリカから半年前に来たのだとか。

韓国のバスの運転手って運転中によく話しますね。
私も話しかけられたけどさっぱり分からず???でした。



チョンソンまでが高低差のあるカーブの連続だったのに比べて こちらは平地(に近い)で、
民家が点在する山村の中を抜けていきます。
のどかで本当に癒されます。。
人にも車にもすれ違うことはなく、いやあったかもしれないけど記憶にない…。それくらい奥地へ入っていったのです。
あ、レールが見えました。
もうすぐレールバイクとご対面~♡^▽^♡

運転手さんがクジョルリに着いたよと教えてくれました。
でも言われる前に分かっちゃった(^^)。
チケット売り場の奥には
クジョルリ名物の、あのキリギリス。
列車ペンション、ゴールのアウラジからレールバイクを押して(人間も乗せて)帰ってくる電車。
ちなみにこの日は平日(月曜日)です。
どこからこんなに来たの?というくらい大勢の人。
これじゃ3連休はチケットが手に入らない筈ですよ。








係の人から注意(説明)を聞いた後ブレーキのテストをして、いよいよスタートです~♪
思ったより軽いです。
強く漕ぐと結構スピードが出そうです。
4人乗り、2人乗り合わせて50組くらい?私は最後から数えて5番目くらいだったと思います。
なんと!2組前のバイクが、初めのトンネルを出たところで脱線しました!
アイゴッ~~~
どうやら強く漕いでスピードが出た時に ブレーキをかけたようです。
当の本人とすぐ前のアジョシ2人で元に戻そうと頑張っていましたが
直るはずもなくかれこれ10分その場で立ち往生。
その間、後ろのハラボジが、見に行っては戻りを何回もやっていたのが可笑しくて。
私の横を通るたびに気になるらしくちらちら見ています。

“Where are you from?”
お、英語で きたか(笑)

“From Japan”
“あ~イルボン”
“How many person?…Tokyo?Nagoya?”
“○○…”

“#%&$”+*…Oda Nobunaga,Toyotomi Hideyoshi #%&$”+*”
何のこっちゃ(笑)
からかわれていたのかな?笑


脱線したバイクは元に戻らなくてSOSを出しました。
係の人が来て修理を始めたけれど埒があきません。
結局バイクをレールからはずし、乗っていた2人は元の場所まで戻ることになりました。
再びスタートしましたが待っている間に手も体も冷えてしまってブルブル。
やはり5月末といっても山の中は寒いですね。
脱線しないようになるべくスピードを出さないようにしました。
もっとも後半はバテてしまって前の人との距離はあくばかり(笑)
3つ目(最後)のトンネルを出た頃には足が動かない~;;。
ゴールの大きな魚が見えた時はほっとしました。
でもとても楽しかった。


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