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昔はジュラシックパーク?~ジュラ地方♪

2018年07月02日 | スイス2007
時計博物館から駅へ行く途中に入ったMIGROS。
スイスではCO-OPと同じくらいよく見かけるスーパーです。
壁の時計ですが、時計の町だけあってとても大きいんですよ~。






ところでラ・ショウ・ド・フォンはフランスとの国境に近いジュラ地方にあります。
ジュラといえば・・・そう中生代のジュラ紀。
ジュラ紀は現在よりも暖かく降水量も多く湿度も高かった。
そのため動物、植物はともに種類が増え大型化していった。
植物ではイチョウ、ソテツなどの裸子植物が大きく繁栄し、それまで植物が無かった内陸部まで生育範囲を広げていった。
またジュラ紀の後半には被子植物も現れた。
海洋ではアンモナイトや、プランクトンが繁栄し地上では恐竜が多種多様な進化を遂げた。
始祖鳥が現れたのもこの時代である。
ジュラ紀にもっとも進化した生命は海洋での魚類と、海洋で暮らす爬虫類(魚竜、首長竜など)である。
また無脊椎動物にはいくつかの新しいグループが現れた。
                        (Wikipediaより)



中生代のジュラ紀の語源となったジュラ山脈はスイスとフランスの国境をなす山脈で
太古の昔繁栄した恐竜の化石が見つかったところです。
車窓から見えるのは緑鮮やかな草原となだらかな丘陵。
この辺りを大きな恐竜が映画のように のっしのっしと歩いていたんでしょうか。
ロマンですねぇ~。
遠い昔の学生時代にほんの少し習った記憶がありますが
教科書に載っていた土地を見られるなんて感激~♪

なだらかで平和的な(?)地形ですよね。









断層がくっきりと見えます。



時計産業の中心地 ラ・ショウ・ド・フォンの時計博物館♪

2018年07月01日 | スイス2007
スイスといえば時計。
その時計産業の中心地であり高級時計の工場がいくつもある ラ・ショウ・ド・フォン。
とはいえガイドブックにはほんの少ししか記載がありません。
何故ここへ来たのかというと
この旅行のだいぶ前に海外取材番組で紹介されたのです。
機械で大量生産が当たり前の現在もなおすべて手作りで
地元の男性が黙々と仕事をこなす姿は 威厳と風格を兼ね備えたまさに職人。
しかも仕事を離れたら、朴訥としたスイスの田舎のおじさんなのです^^。
それがとても格好良くてどんなところか行ってみたくなったのでした。


チューリヒからビエンヌ~ヌーシャテル経由で行きました。
お天気が不安定で雲ってきたと思うと雨が降り出して
自称晴れ女の私もちょっと心配^^;
ヌーシャテル湖(たぶん)も真っ暗です。








ヌーシャテルで乗り換えてからはローカル線をひた走り、窓の外は広い空と牧草地帯の中に集落がぽつりぽつりと見えるのみ。
少しばかりの乗客は降りていき車両の中に残ったのはごくわずか。
もちろん日本人(東洋人)は私達だけ。。。
こんなに乗客の少ない路線、日本なら廃線になりそうだけどちゃんと残しているのはさすが鉄道の国スイスです。


ラ・ショウ・ド・フォン駅前。それまでの風景とは一変、都会でした
でも私のイメージするスイスとはどことなく違う。。。
何といえばいいのか、、、埃っぽくて、スイス特有の美しさが感じられませんでした。
この町は戦争の被害を受けて街を作り直したのだとか。
道理で直線的な道路など近代的な雰囲気です。
とはいえ駅前は緑が多いです。






博物館にしては薄暗く、照明がスポットで照らされていて素敵な空間でした。
あたかも「大切な時計たちをどうぞ見てください」というメッセージのようで
ここで仕事をしている人たちのプライドを感じました。

工房で働いている人が何人か出てきました。
その中に日本人らしい男性が一人いました。
はるばるここまで修行に来ているんでしょうか。頑張ってね!

***写真撮影は出来ないと思っていたので一枚もありません;;スイス観光局のHPの写真を借りてきました。
時計とか精密機械に興味がある人は楽しめる場所だと思います。






城壁が立派なベリンツォーナのカステルグランデ(大城)♪

2018年07月01日 | スイス2007
3つあるお城のうちの1つで市街地の中心部にあり、2つの塔と城塞があります。
丘の上にあるのですが、城塞へはエレベーターで行けるので助かります。
日が当たるところはスイスとは思えない暑さ。でも日陰へ入ると風が心地よくて
お昼寝でもしたくなりました。






城塞から見たモンテベッロ城とサッソ・コルバロ城





広場から子供達の楽しそうな声が聞こえてきました。
あれ・さっき見かけた子達じゃない?
何人かが私達を見てニコニコしています。
手を振ると手を振ってくれました。
それに気付いた他の子達も「オ~~」とか言いながら手を振ってきました。
ちょっとした国際交流!?




↓上の2枚は反対方向を撮ったもの。
緑の道を歩いて先端まで行くことが出来ます。
近いように見えますがけっこう距離があります。途中で引き返しました。
ブドウ畑が緑のじゅうたんみたい。。
日当たりがいいからよく育つでしょうね。







どことなく日本の風景に似ているような。。。




・・・と思いましたが石造りにオレンジの屋根。やっぱりイタリア風でした(笑)




城壁の高いこと。城塞だもんね(笑)
私(水色の服)の身長の何倍?



3つの世界遺産と城壁の町 ベリンツォーナ♪

2018年06月30日 | スイス2007
チューリヒからIC(大都市間を結ぶ特急電車)で約2時間半のベリンツォーナ。
地名からもわかるようにここはイタリアに近いんですよ。
駅もスイスというよりイタリアっぽい(笑)。
駅のホームからモンテベッロ城が見えます。








街なかの建物がカラフルでイタリア的。
お昼だから?暑いから?人通りがまばら。






課外学習(遠足?)の子供たちがいました。
この後お城でも会いました♪




スイスは周囲を他国に囲まれているため地域によって言語が異なり、
ベリンツォーナではイタリア語が公用語です。
郵便局へ行きたくて、単語を並べただけの簡単な英語でブティックの若い女性店員さんに聞いてみました。
でも返ってくるのはイタリア語(^^;)
若い人なら英語がわかると思ったんだけど。。。
結局通じなくて地図を見ながら行くことに。
お昼の休憩間際?のようでしたが窓口の女性が応対してくれました。
絵葉書を出すための切手をください、と言ったのですが
ここでも通じなくて。。。。
公共?の場所だから英語が通じるというわけでもなさそうです。

まるで童話の世界~アッペンツェル♪

2018年06月30日 | スイス2007
ザンクトガレンの修道院そばの芝生の広場で 野外コンサート?の用意でしょうか、
音響設備やステージの組み立てが始まりました。
しばらく眺めていましたが特に何か始まる様子もなく
手持無沙汰となってしまいました(笑)。
まだお昼頃なのでチューリヒへ行ってしまうのも勿体ないと思い
ザンクトガレン駅でもらっておいたポケットタイプの時刻表(無料)とガイドブックとにらめっこ。

   “そうだ アッペンツェルへ行こう!”


早速駅へとってかえしましたが、アッペンツェル行きの電車が発車するまで
あまり時間がありません。
時刻表に出発ホームが書いてあるのですが急いでいるので見つけることが出来ず
とにかく見当をつけたところへ走りました。
駅の一番端のローカル線乗り場みたいなホームです。
これがまた運のいいことにバッチリ正解!
路面電車みたいな可愛い電車で、乗ると同時に発車!!
(切符を買う手間がいらない)スイスパスを持ってて良かった。



ザンクトガレンの市章?  これ電車ですよ~~




のどかな田園風景の中を走り続け約45分でアッペンツェルに到着しました。
わぁ~~なんて可愛い駅でしょう。




まるで童話の世界に迷い込んだみたい。
右も左もメルヘンチックなお家ばかり♪








おもちゃ屋さんだったか!?




看板も可愛い







アッペンツェラービールの広告がありますネ。。。




時計塔も素敵♪




ちょっと歩けばもう村はずれ。牧歌的なスイスの風景が広がっています。
時間に余裕があれば足を延ばしてみたのだけど
アイスクリームを食べてお土産買って、、、これだけで帰るのは勿体なかったなぁ。
やっぱり下調べは必要よね。