
左画像は読売新聞 (24年1月30日) より。 右は「Business Insider」(23年10月2日) より拝借。
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AI についての報道が多いのは、多くの人が関心を持っている証拠ですし、また 将来的には社会に大きな影響を与える事が予想されるからです。 それは善悪に関わらず …
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京都の男子高校生 (17) は、対話型生成 AI (人工知能) の “チャット GPT” を使い、カード番号を不正取得する自作プログラムを完成させていた。 川崎市の男は作成者不明の生成 AI を悪用して、暗号資産 (仮想通貨) 要求やファイルの暗号化の機能を持つコンピューターウイルスを作成した …『チャット GPT 悪用して他人のクレジットカードを不正使用』(2月13日 産経新聞 ※1)
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AI を利用して 簡単に (?) 犯罪にも悪用できるために、17歳の高校生が悪の道に入りかけました。 発覚した経緯は不明ですが、たまたま発覚したのかも __ という事は発覚しないケースも考えられます。
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また こうした犯罪の低年齢化も避けられそうもありません。 1月には 16歳の女子高校生が逮捕されています __『女子高校生を逮捕 … 携帯電話で通話、ATM で現金引き出す』(1月26日 埼玉新聞 ※2) __ AI 絡みの犯罪かどうかは不明ですが、不正に入手した他人名義のキャッシュカードで数十万を引き出しています。
私が高校生だった頃は、オカネには殆ど興味なかったですけどね。 周りが皆 同じような境遇で貧富の差が大きくなかったからでしょうか。 使い道もなかったものです。
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数枚の顔写真から フェイク画像や、はめ込み写真を作ったり、全身のヌード写真を作成するのは、AI にとっては難しい作業ではないのでしょう。 すると 有名人のフェイク画像付きで、他人に有名人のフリをしてメールを送りつけて混乱させるとか、詐欺を仕掛けるとかが考えられます。
また 音声サンプルを使って、なりすまし詐欺に使う犯罪も出てきました __『AI 音声を利用したなりすまし詐欺、イタリア有力実業家が標的に』(2月10日 ブルームバーグ ※3) __ リアルタイムで通話する音声が詐欺のターゲットには “本物の声” に聞こえるんでしょうね。
儲け話を持ちかけて、現金を騙し取るなどの犯罪はあり得ます。 なにしろ 日々 送られてくるメールが正規のものなのか、あるいはフィッシング・メールなのかはすぐには判読できないものが多いです。
ですから、「(紙吹雪と共に) お目出度うございます」「あなたは当選しました」「クリックで何千ポイントを贈呈」「簡単なお仕事でお小遣いを稼ぎませんか?」とかの ”美味しい話” は全て 引っ掛けだと私は判断し、即削除しています。
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”美味しい話” というものは、そうそうある訳ないのです。 自治体が予算を付けて、地元での買い物客にポイントを贈呈するとかのキャンペーンは時々あります。 けれど これは予算を使い切りそうになったら、終了しますから時期限定です。
私が書いて投稿している このブログでも、ページビュー数が多い投稿者には抽選で月に 500ポイントや千ポイントを配っています。 これはドコモが予算を付けているのです。
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話しがどんどん飛んできましたが __ 周りの空気中には微生物 病原菌がウヨウヨと漂っています。 若くて体力があれば感染しないのですが、年取って体力が衰えてくると 感染し易くなります。 年取っても体を鍛えていれば 感染しにくいといえます。
これを周りに漂う 犯罪者とその ”美味しい話” に置き換えると、解りやすいかと思います。 常日頃から 頭を鍛えて、 ”美味しい話” には引っかからない “脳力” をつけておけば、詐欺犯罪には巻き込まれにくいと思います。 でも 日々 体力も脳力も劣化してるからねー …
今日はここまでです。