シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

どの段階から自分の手を入れるか

2023年04月22日 | アート/書籍/食事
お腹のせい お気に入りたち 2軍行き ~ 和漢川柳 (ロート製薬)。
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ある記事で 喫茶店の店主がスーパーでレトルトカレーを大量に購入し、喫茶店客に提供していたのを知ってしまったという内容がありました。
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「業務スーパーに勤務 → 通う店のレトルトカレー大量買い判明」(4月16日 ビジネス・ジャーナル ※1) __ 自家製だと思っていたカレーがレトルト商品だったと知り驚いた …
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普段 我々 現代人が食べる食品というものは、原材料から調理されて 食べる寸前までを見ると 多くの段階・人手を経ている事に気づくはずです。

例えば 食パンです。 原料の小麦は、産地のウクライナ・オーストラリア・アメリカの農業従事者が収穫し、工場で小麦粉にし、それが世界中に販売され、またパン工場やベーカリーで食パンにされ、最後はスーパーなど小売店で販売されます。

ミルクも牧場で搾乳され、工場で殺菌してパック詰し、各地の小売店で販売されます。 ミルクが原料のチーズも、搾乳後 工場でチーズに加工され、そのチーズを様々な種類のチーズと混ぜ合わせて加工され、1個1個包装され、小売店で販売されます (最近 チーズは半年ほど前に比べ 5割も高いです。 加工前の原料費が高騰したのが原因?)。

レトルトカレーは、工場で 原材料の野菜・肉・カレー粉・水などを加えて調理したものを個別包装し、小売店で販売されます。 一般家庭では 小売店で買った野菜・肉・カレー粉を使って家庭で調理して食べます。

カレー粉に着目すると、インドなど熱帯地で収穫された原料を工場で乾燥・粉末化した上でブレンドしたり個別包装したものを買うしかありません (日本ではさらに小麦粉を加えて固形化されています)。 一般人はブレンドする事はなく、メーカーにお任せとなります。 
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ですが こだわりを持つカレー専門店は、ブレンド前の産地別カレー粉を何種類か仕入れ、専門店の独自レシピの分量でブレンドして、それを使って顧客に提供している店が多いと想像します。

そうした専門店でうまいと評判が高まった店のチェーン店が増え、各地に点在しているから、安心してどこでも同じ味の料理を食べられるのでしょう (代表的なチェーン店が「CoCo壱番屋」です)。 ケンタッキーのチキン・チェーン店、日高屋のラーメン・チェーン店、吉野家の牛丼・チェーン店、スタバのコーヒー・チェーン店など この手のチェーン店は無数にあります。

もう1つのコーヒー・チェーン店が丸福珈琲店です。 アサヒ飲料が製造販売する缶コーヒー「Wonda 極」(丸福珈琲店監修) は、拙宅の „常備品“ です。 私は、「Wonda 極 ブラック」と「Wonda 極 カフェオレ」をブレンドして飲んでいます。「ブラック」や「カフェオレ」だけでも美味しいのですが、前者は甘みが全くなく、後者は甘すぎて、同量ずつブレンドすると私には丁度いいのです。 „Wonda 極“ は、ほぼ四半期毎に 24本のケースでネット買いしてストックしています (これも前四半期より 5% 上がりました)。

郊外ファミリー・レストランの「すかいらーく」には現役時代の昔よく行きましたが、最近は行く事もなく 見なくなりましたね。 別店舗に衣替えしたのでしょうか?
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というわけで 我々 現代人が食べる食品は多くの場合、原材料から料理人が生産して調理する事はできず、多くの加工業者の手を経ているものが殆どですから、どこの段階から調理する人・食べる人が手を入れるかという話しにもなります。

でも 喫茶店で出されるカレーが店で料理したものではなく、スーパーで買ってきたレトルト食品だったと知ったら、少し幻滅するのも これも人情というものでしょうね。

今日はここまでです。

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