カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

くいだおれ人形

2008-04-12 20:41:47 | 徒然なるまま
大阪ミナミの「くいだおれ」が閉店することになったそうだ。タイミングよく(と言ったら失礼ですね、ごめんなさい)ニュースを聞く直前、大阪に出張した夫が、「くいだおれ」の店で食事し、「くいだおれ人形」をお土産に買ってきた。ぜんまい仕掛けで小太鼓を叩きながら動く、なかなか可愛いヤツだ♪ 1890円也。

恥ずかしながら「くいだおれ」のことは今まで全然聞いたことがなくて、思いきりバカにされてしまった。大阪道頓堀の象徴・名物だそうだ・・・

左は携帯ストラップ。

春の訪れ

2008-04-12 19:36:49 | 徒然なるまま
近所の奥様からお庭に咲いたチューリップを頂いた。テーブルがパッと華やぎ、とてもきれい。





先日引っ越してしまったJちゃんからも春の柄の傘を頂いていた。今まで勿体なくて使えなかったけれど、先日のお出かけの時、雨が降ったので初めてさしてみた。チューリップ柄だと思いこんでいたけれど、よく見たらバラかスイートピーのようだ。雨のしのつくくすんだ街にカラフルな可愛い花が咲いたようで心が弾んだ。有難う!Jちゃん♪



天神へ

2008-04-11 01:13:25 | お出かけ
映画の帰りに天神の街を歩いてきた。食品中心のお買い物をちょこっと。
駅近くには沖縄物産館の「わしたショップ」と東北の特産品を扱う「みちのく夢プラザ」がある。「わした」で買う物はいつもきまっている。沖縄ソバだ。おソバとラーメンの中間のような沖縄ソバは沖縄で味わってから大好きになった。

「みちのく」では青森のにんにくを買った。巷では今、国産にんにくがとても高い。一玉200円近くするのだ。300円なんてこともある。中国産はとっても安いのだけれど、買う気が全くしない。「みちのく」では5玉540円だった。迷わずget。

それから「季離宮」という小洒落たショッピング施設へ。樹木の配されたゆったりした敷地の中にカフェやレストラン、素敵な北欧のインテリアや雑貨の店が小ぢんまりと入っていて雰囲気のよい面白いところなのだ。私のお目当ては「クオカ」という店。ここにはお菓子の材料や調理器具がたくさん。ドライフルーツなどにはシチリア産などという珍しいものまである。パンの粉はありとあらゆる種類のものが置いてあり壮観。例えば国産の小麦粉だったら北海道産の中にも何種類もある。

私はここで普段よく焼いているオートミールクッキー用の有機オートミールとトルコ産の乾燥いちじくなどを買い込んだ。

続いてバレエ用品の「チャコット」の店を流し、電車に乗り込む。

本当は新装なった「大丸」や、「伊勢丹」と合併した「三越」なども廻ってきたかったのだが、雨の中、これ以上歩くのは気が重くなり諦めた。また次回!

ノーカントリー

2008-04-11 00:34:18 | 映画・ドラマ





評判がよいようなので見に行った。アカデミー作品賞・監督賞も獲っているらしい。先週見たところと同じKBCシネマ。
映画の内容もほとんど知らずに見に行ったのだけれど、途中で「こりゃバイオレンスじゃないか。バイオレンスはもうたくさんだ」などと思ってしまった。バイオレンスはあまり好きじゃないのだ。コーエン兄弟の映画なのだから、あらかじめ予想もできたはずなのに・・・

しかし私のお気に入りのトミー・リー・ジョーンズは素晴らしかったし、ウディ・ハレルソンもよい。「海を飛ぶ夢」のハビエル・バルデムもまた嵌り役だった。凄味がある。素晴らしい英語を話していたようだけど、吹き替えではないのかしらん・・・

ゆったりした映像展開の中に息をのむような緊張したシーンが続出し、目が離せない。アメリカという国の底知れぬ恐ろしさを感じた。
しかしオープニングのトミー・リーの独白中、父親の知人(だっけ)の警官二人が勤務時間中に銃を携帯したことがなかった、と言っていたのが意外だった。そんな時代、そんな場所もあったということなのだろう・・・

玄米モード

2008-04-08 23:20:10 | 小さな食卓
炊飯器を買い替えた。新しい炊飯器は玄米が炊けるのが嬉しい。今どきの炊飯器は普通に玄米が炊けるようになっていたのだ。これも健康志向という時代の現れなのだろう。
今まで玄米は炊くのも扱うのも難しく、圧力鍋じゃないと上手く炊けない、と思いこんでいたので今回の玄米モードはホントに嬉しい。

玄米ばかりだと飽きるだろうし、今のところ私は白米と玄米を交互に一日おきに炊いている。家族のお弁当にも入れていてわりと好評だ。もちっとしていて美味しいし健康にもホントによさそう♪ しかし玄米が白米より高いのには驚いた。精白する手間がないのに何故玄米は高いのかしらん。でもこういうときネットの強みと言ったらいいのかな、ネットで安めの有機玄米を探して取り寄せることができた。生協などで買うより少し安くなった。

玄米のクックブック、図書館で見つけてあれこれ読んでみた。有元葉子さんの本は本当に美味しそうだ。とろ~りモッツァレラ・チーズを中に入れて揚げた玄米ご飯のコロッケとか、リゾットやピラフ、サラダやスープの具など、和ばかりじゃなく洋にも合いそうで食欲がそそられる感じ。今度トライしてみよう♪




猿の惑星

2008-04-07 23:22:33 | 映画・ドラマ





チャールトン・ヘストンが亡くなった。図らずもレンタルDVDで「猿の惑星」を見ているときにそれを知った。

チャールトン・ヘストンが特に好きだった、というわけではないけれど、ビッグ・スターのオーラがあるなぁと、この「猿の惑星」を見ても、あらためて思う。

最後に見た映画は「ボウリング・フォー・コロンバイン」。このドキュメンタリーのライフル協会の会長である彼は全くいいイメージがなかったが・・・

「猿の惑星」ではまだ皮膚の滑らかで美しい男であった。骨格もしっかりしていて筋肉の隆々とした引き締まった肉体も本当に美しい。鬚を剃る場面があるが、剃った後のツヤツヤの彼は本当にいい男だ。

「猿の惑星」はずいぶん前にTVで見たきりで細部は忘れていた。オープニングの不時着した星は水がありはしたが、今回モニュメント・バレーにそっくりだなぁと思ったが、テイラーや観客たちはそうは思わなかったのかしらん。大体猿が英語を喋っていたら地球じゃないかと思うのだけれど。

(う~む、でもこのDVDのジャケットは完全なネタばれである!)

不安を煽りたてるようなダイナミズム溢れるジェリー・ゴールドスミスの音楽が素晴らしい。
そしてこの映画は面白かった。オチがわかっていてもやはり面白い。画面に惹きこまれるように見た。
猿の「人間の知恵は愚かさと同居している。感情が理性を支配し戦いを好む動物だ」という言葉は名言だ。

数年前に劇場で見たティム・バートンの「プラネット・オブ・ジ・エイプス」。疲れていたのか、或いは面白くなかったのか、途中で眠ってしまったけれど、もう一度トライしてみよう・・・

福岡の友、東京の友

2008-04-07 17:29:32 | 徒然なるまま
今春、東京に引っ越して行ったJちゃんから電話がきた。わ~い! 久しぶりということもあって2時間近く喋りこんでしまった。慌ただしかった引っ越しの日々から、少し落ち着かれたようで嬉しく思う。

Jちゃんは福岡でいちばん仲良くして頂いた大切な友だ。家が近かったこともあって、気軽に声掛け合い、ランチにお茶に映画にとホントによく遊び歩いた私たち。Jちゃん一家の飼っているラブラドールのワンちゃんのお散歩にもよくお相伴させてもらったし、温泉で裸の付き合いもさせて頂きました! 私の福岡生活はJちゃんのお蔭で本当に豊かなものになっていたのです。引っ越しと聞かされたときは落ち込んでしまったけれど運命は曲げられない・・・

東京出身の私が福岡に、福岡出身のJちゃんが東京にと、思えばなんだか不思議だけれど、お互いの実家がまだそれぞれあるもの、またすぐ会えるよね、Jちゃん♪

のんびり桜

2008-04-06 13:45:03 | お出かけ
珍しいことだけど、今年は東京の方が福岡より桜が咲くのがかなり早かった。満開の東京から戻り、福岡で桜は今満開を迎えている。今年は2度楽しめるってわけ。

昨日は桜を追って西公園、舞鶴公園を歩いてきた。福岡生活ももう10年以上になるのだけれど、桜の季節にここに来たことはない。いつもは近所の近場の公園で済ませているから・・・ここの公園も桜並木が見事なのだけれど、福岡に住んでいるからには、日本百選に選ばれている西公園の桜もぜひ見たいな、と思い、そしてやっぱり行ってよかった、と思った。素敵な一日になった。

西公園に行く前に平尾の「山荘マキイ」でお買いもの。ここは普通のスーパーより、ちょっとよいもの、美味しいものをを売っている。有機や無添加にも気を遣っている店だ。海鮮巻き寿司とか、太いソーセージとザウアークラウト入りのホットドッグ、チーズやハムのサンドイッチ、ポテトサラダにパスタサラダ、デザートのフルーツサラダ、ケーキ売り場でいちごのミルフュイユなど、あれころ美味しそうなものを買いこむ。自家製パンも美味しい店なので家で食べる食パンも買っておく。

西公園・舞鶴公園に隣接する大濠公園の駐車場は混んでいて、車を駐めるのに30分かかった。西公園まで歩く。屋台がたくさん出ていて縁日みたい。神社があり、参道があり大勢の人が歩いていて、ちょっとした観光客気分を味わった。大好きな焼きとうもろこしの誘惑に抗しきれずに一本買う。






西公園はアップダウンに富んだ地形の広~い公園で海にも面しているしロケーションがとってもいい。桜は古木が多く大きな枝ぶりの見事な桜がとてもきれいだった。春のパステルカラーの和服のお嬢さんが二人、重箱に詰めたお弁当を食べていた。見物を意識してのものだろうが、いちばん目立っていた。昨日は大勢の人を見たけど和服はこの二人だけ。






続いて舞鶴公園。ここは福岡城跡公園で、お堀があるので千鳥ケ渕みたい。でも東京のように人がぎっしりなんてことはなく、ほどよい空間があるのでとても歩きやすい。福岡に帰ると電車内や街に人が少ないのでいつもホッとする。






ここも眺めのよい素晴らしいロケーションの公園だ。福岡タワーやドーム、もちろん海もみえる。細長く高い城壁の石垣の上で宴会をしている人たちがいたが、大丈夫かな~ 桜も素晴らしい。西公園の桜よりたくさんあるし素晴らしいくらいだ。桜の海の下では、BBQ、宴会をして盛り上がっている人々が連なる。お堀の堤道を歩き、近づいて来た鴨くんたちにパンをやった。

大濠公園に戻り、カフェでまたお茶とケーキを食べてしまう。私はクリームチーズケーキ。連れ合いはアフォガートとかいうアイスに熱いエスプレッソをかけたもの。池を一望できるガラス張りのテラス席でしばし景観を楽しむ。一月頃来たときはカモメがたくさんいたのにシーズン違いなのか今回は一羽も見かけない。







チャングムの館

2008-04-05 00:23:20 | 映画・ドラマ
去年はTVドラマ「チャングムの誓い」に嵌ってしまい、レンタルでDVDを全巻通して見た。面白いとは聞いていたが、これほどまでに面白いとは思わなかった。一本見ると次々にどんどん、早く、早く、もっと、もっと、と見たくなってしまう。まるで麻薬のよう。主演のイ・ヨンエさんをはじめ、出てくる韓国映画の俳優さんの顔も馴染み深いものになった。

TV放送は日本語吹き替えだったらしいが、DVDは韓国語で見た。イキのよい、強い響きの韓国語はやはりこのドラマにはぴったり。当たり前か。しかし優しい響きの日本語ではダメなのだ。すごい勧善懲悪で悪役は悪役に徹していて超激し~い! 小気味いいほどだ。

とにかくこのドラマ、一話一話に必ず盛り上がりがあり、泣かせどころがあり、面白く作ってあるのだ。韓国の歴史や風習にも興味が湧き、登場人物のやりとりだけ見ていても見飽きない。宮廷の陰謀劇あり、医薬同源の薬膳料理あり、ロマンスありで、王様とチャングムの絡みには泣いたよね。チャングムの相手役の男性もとても誠実でノーブルな感じがして素敵なのだ。

毎日私が見続けているものだから、夫や娘も見るようになり、毎晩TVのある居間まで食事を運び、みんなで見るのが日課になってしまった。

その後、私だけ同じイ・ヨンエさん出演の「キム・サングン」も全部見たが、こちらもとても面白かった。こっちはイ・ヨンエさんが何と悪役。主役はむしろもう1人の女性の方かもしれない。わざと唇を曲げて意地の悪い顔をするイ・ヨンエさんの悪役ぶりもツボに嵌っていた。

こちらは「チャングム」よりもっと政治色の濃い実話を下敷きにした宮廷の陰謀ドラマだった。キム・サングン(ヨンエさん)の幼馴染の青年が何だか滑稽だったなぁ・・・

水曜は映画

2008-04-03 20:42:29 | 映画・ドラマ
ここ一年ほどは、行きつけのジムで、水曜はピラティスエクササイズと水泳をしていたのだけれど、この度ジムのシステムとプログラムが大幅に変わり、水曜のジムは止めることにした。代わりに金曜にピラティスと水泳、火曜にクロールのレッスンを取ろう。今度はヨガなどもできるらしいからやってみようかしらん。

そうすると空いた水曜はやはり映画だ。レディースデイだ。やっぱり映画は水曜に見ないと損だ。ファミリーマートやツタヤやエネオスでいくらシコシコとTポイントを貯めようが水曜の千円には敵わないのだ。こうなってよかった、と今となっては思う。

先日の水曜は久しぶりに福岡の中心、天神まで映画を見に行った。最後に天神まで出たのは年末だったかしら、とにかく久しぶりだ。西鉄福岡駅の外に下り立つと、今まではさほど気にならなかったのだが、ぷ~んとおしっこ臭い匂いが漂っているではないか。それがお目当ての映画館の方まで続いている。福岡の中心だというのに情けなかった。

今の私の映画環境はすごくいい。福岡市内のどの映画館にもドアツードアで1時間以内で行けるし、近くのマイカルは車で15分ほどだ。東京だったらこんなわけにはいかないだろう。

先日はKBCシネマというところに行ってきた。ここはアート系のいい映画をよくかけてくれるのでかなりお気に入り。スクリーンは小さいけど。

ここで「潜水服は蝶の夢を見る」を見た。涙が出た。「海を飛ぶ夢」も連想した。

私も年をとって(なんともう主人公より年上じゃ)病気とか体の事にも敏感になった。いつあんな風になっても何の不思議はないのだ。だから私なりに主人公にはより心を重ね合わすことができる。
上手に感想が見つからない。でも感動したことは確かだ。

それにしてもまばたきでアルファベットをチョイスするとは、日本だとその倍の50音、どうすればいいのだろう。

マチュー・アマルリック演じるジャン・ドーを手厚く看護するDr.や看護師、言語療法士たちは素晴らしい。このフランス人たちの誠実な率直さに心打たれた。日本でもDr.たちはあんな応対をしてくれてるのだろうか。そう願いたい。

愛人と夫の言葉を橋渡しした妻セリーヌの気持ちもあまりに切なく痛い。