カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

水曜は映画

2008-04-03 20:42:29 | 映画・ドラマ
ここ一年ほどは、行きつけのジムで、水曜はピラティスエクササイズと水泳をしていたのだけれど、この度ジムのシステムとプログラムが大幅に変わり、水曜のジムは止めることにした。代わりに金曜にピラティスと水泳、火曜にクロールのレッスンを取ろう。今度はヨガなどもできるらしいからやってみようかしらん。

そうすると空いた水曜はやはり映画だ。レディースデイだ。やっぱり映画は水曜に見ないと損だ。ファミリーマートやツタヤやエネオスでいくらシコシコとTポイントを貯めようが水曜の千円には敵わないのだ。こうなってよかった、と今となっては思う。

先日の水曜は久しぶりに福岡の中心、天神まで映画を見に行った。最後に天神まで出たのは年末だったかしら、とにかく久しぶりだ。西鉄福岡駅の外に下り立つと、今まではさほど気にならなかったのだが、ぷ~んとおしっこ臭い匂いが漂っているではないか。それがお目当ての映画館の方まで続いている。福岡の中心だというのに情けなかった。

今の私の映画環境はすごくいい。福岡市内のどの映画館にもドアツードアで1時間以内で行けるし、近くのマイカルは車で15分ほどだ。東京だったらこんなわけにはいかないだろう。

先日はKBCシネマというところに行ってきた。ここはアート系のいい映画をよくかけてくれるのでかなりお気に入り。スクリーンは小さいけど。

ここで「潜水服は蝶の夢を見る」を見た。涙が出た。「海を飛ぶ夢」も連想した。

私も年をとって(なんともう主人公より年上じゃ)病気とか体の事にも敏感になった。いつあんな風になっても何の不思議はないのだ。だから私なりに主人公にはより心を重ね合わすことができる。
上手に感想が見つからない。でも感動したことは確かだ。

それにしてもまばたきでアルファベットをチョイスするとは、日本だとその倍の50音、どうすればいいのだろう。

マチュー・アマルリック演じるジャン・ドーを手厚く看護するDr.や看護師、言語療法士たちは素晴らしい。このフランス人たちの誠実な率直さに心打たれた。日本でもDr.たちはあんな応対をしてくれてるのだろうか。そう願いたい。

愛人と夫の言葉を橋渡しした妻セリーヌの気持ちもあまりに切なく痛い。

のんびり餃子

2008-04-03 00:33:28 | 小さな食卓
最近の酷い冷凍餃子事件のせいというわけではないけれど、私はこのところ餃子の皮を手作りしている。
去年フードプロセッサーを買い替えたのがきっかけと言っていいかな。以前使っていたアメリカ製のクイジナートのものはスープを作れば隙間から汁漏れすることがあったし、どうしてもはずして洗えない部分もあって、私とは相性が悪かった。だからあまり使わなかった。
それが故障した為、いろいろ考えた末、サンという国産メーカーのものに買い替えた。これがとてもよかった。クイジナートより大容量だし、かなり強力で使いやすく洗いやすい。値段もずっと安いのだ。

餃子の皮は以前市販のを買い忘れたときに料理本を見ながら手でこねて手作りしたことがあって、そのときの美味しさが忘れられず、そっかー、フードプロセッサーなら、簡単にこねられるなぁ、とレシピブックをパラパラ見ていて作り始めてみたもの。

これがホンットに美味しい! 自分が言うのもなんだけど、ほっぺが落ちそう。家族で奪い合って食べている。

元々餃子は専門店やラーメン屋さんのより、余計な混ぜものなどしない家庭の手作りが一番だと信じて疑わなかった私なのだが、皮も手作りすればさらに美味しいのは当たり前だろう。
手作りの皮の餃子は厚めで、形も揃ってなくて、みばはそんなによくないが、モチモチしていてよい歯応えがあり、中身を味わうというより、皮を味わうといった方がいいだろうか。

中国の料理研究家ウー・ウェンさんの「おいしさの秘密」という餃子や小麦粉料理の本を借りてきて読んだが、餃子はホントに奥が深いな、と思う。中国では餃子は水餃子がポピュラーで、皮から手作りが当たり前。水餃子の残りが翌日焼き餃子になるという。

私はまだ餃子の皮作りは試行錯誤状態。筒状にした生地を輪切りにして麺棒でのす、というのが上手くできなくて、生地を平らにのしてからコップのふちで丸く抜いたりして作っているのです。生地の水加減、温度によっても変わってきて水分が多いとベタベタになってしまうし、でもそれでも美味しくてたまらないのだから、やはりこれからも餃子の皮は手作りしていきたい。