カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

新茶で一服♪

2009-06-26 23:10:07 | 小さな食卓
ここにもよく顔をだしてくださっているkさんから、しばらく前に静岡の美味しい新茶を送って頂いていました。




勿体なくて今まで封を切らずにいましたが、今日は袋の口を開け、ティータイムに一服。
新茶の黄緑色がなんとも清々しくとてもよい香り。
白玉を入れた冷しぜんざいと一緒に。
とても美味しく頂きました。kさん有難う!







季節の庭

2009-06-25 23:46:55 | 
たねから芽を出して花を咲かせたテーブルひまわり。
この嬉しさは格別ですね!




ギボウシ




          


ブルーベリー

今年も痛々しく何粒かですが、実が生りそうです。




地面に直植えしたゴーヤの苗6つに棕櫚の茎で支柱を立ててやりました。
もうすぐネットに絡めそうです。




太極拳のTさんからまた家庭菜園でできたお野菜を頂きました。
みずみずしいレタスと大きなズッキーニ。



          

          ズッキーニは豚肉と赤ピーマンと炒め合わせて頂きましたが、とても美味しかったです。
          新鮮なズッキーニはとても甘かったです!

          











「愛を読む人」

2009-06-24 22:56:18 | 映画・ドラマ



          


今日は太極拳の先輩であるHさんとMさんと一緒に公開されたばかりの映画、「愛を読むひと」を見に行った。お2人ともとても映画好きな方々で、私はこの日を楽しみにしていた。

監督のスティーヴン・ダルドリーの「リトル・ダンサー」は大好きだし、「めぐりあう時間たち」も素晴らしかったので期待大だったのだが・・・

映画の設定にどうしてもちぐはぐな印象を持ってしまい、お2人のようにはのめり込めなかったのである。
主演のケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロスの演技は素晴らしかったのだが・・・

ケイト演じるハンナは文盲であることを大変に恥じて、申し開きせず嘘の供述をしたため、濡れ衣を着せられる格好になってしまい、終身刑を言い渡された(実際は20年に減刑になった)。他の看守は4年ほど。終身刑になっても口を閉ざすハンナのこのプライドとはどんなものだったのだろう?
ハンナには友達も家族も誰もいなかったというではないか。このぎりぎりの局面にあって、誰に対して恥ずかしかったのだろう? もう失うものは何もないはずだと思うのだけれど。
このプライドで20年の代償と自死とはあまりにむごく重い。

レイフ演じるマイケルも歯痒くもどかしいのだ。事情を知りながら、なんとか手を廻して彼女を助けられたのでは?
確かに彼女を傷つけるのを慮ってあんな方法をとり、本を朗読してテープを送り続けたのは素晴らしいけれど手を拱いているように私には感じられた。
テープを聞くのはハンナの至福の時だった。しかし文盲を知られるのはいっときの恥。こうなったからには早めに出獄させて文字をaから教えてあげることもできたはずだ。

ましてや戦時中、文盲も少なくなかったはずだと思うのだ。恥ずかしいことではないと説くこともできたのでは?

ナチスのしたことは極悪非道なのはもちろんだが、ハンナもある意味、戦争犠牲者なのだと思う。上から命令されたことを淡々とやらなければ罰されただろう。

2人の間の情感はHさんのおっしゃるようにとても素晴らしいけれど、こんなところが気になって気になって、私は映画に入り込むことができなかったのである。

でも何でも言って、と言われストレートに素直に思うことが言えたのはよかったです。

映画の後、ベトナム料理のお店に行き、ベトナム麺(フォー)のランチセットを頂いた。生春巻きとデザート付き。とても美味しかった。
映画のお話、読んだ本のお話、旅行、人生観(これは最近通った臓器移植法を主に)などなど、話は尽きなく本当に楽しいひとときを過ごした。これからも末長いお付き合いを続けていけたら、と思う。

今日はお料理の写真はナシ。





「ブーリン家の姉妹」

2009-06-17 21:00:54 | 映画・ドラマ
王朝物2本目は「ブーリン家の姉妹」だ。ジャスティン・チャドウィック監督。フィリップ・グレゴリー原作。

「王の男」ほどではなかったが、こちらもまた楽しめた。
史実を元にしながら、よくもここまで面白いものを作ったものだと思う。
役者さん、舞台装置、演出など、どれも素晴らしく、あの時代に入り込んだよう。

こちらも16世紀初頭のお話。ローマ教皇庁と袂を分かちイギリス国教会を設立したイギリスの暴君王ヘンリー8世と、彼の女(姉は愛人、妹は王妃)となったブーリン家の2人の姉妹の物語だ。
映画ではヘンリー8世はそう悪くは描かれていないが・・・

石井美樹子著「エリザベス・華麗なる孤独」を読むとヘンリーとブーリン家のアンに関する話が詳しく出てくる。アンはエリザベス一世の母。
映画では計算高く悪者扱いされていたアンだが、実際はヒステリックで気の強い女ではあったが、王に愛想尽かしされたため、濡れ衣を着せられ処刑された可哀想な女性のようだ。

20年間結婚生活を続けていた后キャサリン・オブ・アラゴンを離縁し、キャサリンの侍女だったアンに惚れて后にするも、アンが世継ぎとなる男児を産まなかったため、また自分に新しい恋人(後に結婚)ができたため、アンの気の強さが嫌になったため、などなどの理由でヘンリーはアンの抹殺を企てた。

アンは左手に6本指があったため、また顎の下に疣があったため、魔女だと言いふらされ、5人の男と不貞をはたらいた(うち1人は実の弟だ)かどで裁判にかけられ処刑された。(実際は事実無根)。

映画では腹黒い叔父役だったノーフォーク公爵トーマス・ハワードの娘キャサリン(アンの従妹にあたる)も後にヘンリーと結婚したが、処刑されたという。

結局ヘンリーは6人の妻を娶り、二人を離縁し、二人を処刑、一人を病死させ、最後の妻より先に死んだ(最後の妻キャサリン・パーは賢い女性で殺されないよう上手く立ち廻った。また幼いエリザベス王女を慈しんだ)。

恐いですね~ 恐ろしい絶対君主制。ホントにあんな時代に生まれないでよかったよ、と思ってしまう・・・

スカーレット・ヨハンソン(メァリー)。ナタリー・ポートマン(アン)。


          スカーレット・ヨハンソン。エリック・バナ(ヘンリー8世)
          

               マーク・ライランス(アンとメァリーの父)。エリック・バナ。
               

クリスティン・スコット・トーマス(アンとメァリーの母、レディ・エリザベス)。
いい役柄でしたね。光っておりました。


          デヴィッド・モリシー(ノーフォーク公爵、レディ・エリザベスの弟)。
          

               そして・・・永遠の少女だったアナ・トレントは優雅で威厳のあるお后さまになった・・・
               

「王の男」

2009-06-10 18:51:37 | 映画・ドラマ
最近素晴らしい王朝物を2本見たので書きとめておこう。

1つめは韓国、2006年の作品。原作キム・テウン。監督イ・ジュニクで、16世紀初頭の物語である。

何故この映画を見たのかというと、私の好きな「チャングムの誓い」の原作(いや、原作と思っていたら、ドラマが先にあって書き起こしたのだそうな)を読んでいて、最初の方に出てくる暴君王、嚥山君(ヨンサングン)に興味をひかれたから。韓国のネロ、と言われたほどの暴君で近親者を含む多くの人を殺したという。
(悪行がたたり後に臣下たちのクーデターに遭い、王位剥奪、島流しにされた)。

「チャングムの誓い」の冒頭で、嚥山君の母親の王妃が陰謀に遭い、毒を飲まされて殺される場面が出てくるが、その時まだ幼かった嚥山君は後からそれを知らされ怒り狂い、事件に関係した人々を全て抹殺したという。(父方の祖母さえ殺したといわれているらしい)。
この映画は、そんな複雑で悲しい過去を持った狂王の物語。いや、主人公はどちらかといえば嚥山君ではなかった。
むしろ彼が雇って宮廷に引き入れた芸人2人の物語である。

チョン・ジニョン。嚥山君を演じた。素晴らしい貫禄と演技に惚れぼれと見とれる。
臣下の反対を押し切り芸人を宮廷に入れる。




イ・ジュンギ。
王に気に入られる女形の芸人、コンギルを演じる。




カム・ウソン。コンギルと恋仲の芸人。



王お気に入りの側室ノクス(カン・サンヨン)。
が、その座をコンギルに奪われそうになり嫉妬する。
むくれた顔もまた可愛らしい。




と、まぁこの4人の物語なのだが、残酷だが美しく、悲しくも面白いのだ。
史実を元にしながら、よくもまぁこれだけ見応えのある重厚、かつ面白いものに仕上げたなぁと唸ってしまう。
それに純愛としても素晴らしいのだ。
音楽もクラシック調でとても美しい。
傑作である。

それにしても・・・人は権力を持つと何と恐いことか。


















ビワの収穫

2009-06-08 20:22:42 | 
オレンジに実ったビワを収穫し、味見しました。

今のところ15個と少しですが、自分の庭で生った果実を食べられるという嬉しさは格別です。
甘酸っぱくてとても美味しかったです!




          下の写真は農家の庭先にたわわに実った大木のビワ。
          そっかぁ、ビワってこういうふうに生るんだね。
          こんなにたくさん生ったらいいなぁ・・・
          
      







免疫力低下・・・情けなし

2009-06-08 20:22:09 | 徒然なるまま
今まで10年ほど風邪などひいたことがなかったのに、このところ風邪をひきやすくなった。
風邪をひいて治ったと思ったら、もう次の風邪をひいている、という感じだろうか。

咳なども出たことがないほど気管支も強かったのに、咳は出るわ、鼻は詰まるわ、はたまた鼻水がとまらなかったり、苦しいものである。
どうしても、というときはコルゲン鼻炎カプセルを飲んで症状を抑えているが、薬はあまり使いたくないので、極力使わないようにしている。

年のせいもあるのだろうなぁ・・・情けなし・・・・
水泳、バレエ、太極拳、ピラティスなどを続け、結構体力にも自信があっただけに、最近ちょっと自信喪失気味である。

まぁ、睡眠がいちばんなんだろうなぁ・・・と、思う。
寝不足気味なので、これから12時前には布団に入るようにしたい。

福岡でもとうとう新型インフルエンザ。
小学校や中学校の休校が相次いでいる。


光明禅寺

2009-06-07 17:08:15 | お出かけ
美味しいお昼を頂いた後は、天満宮のすぐお隣にある光明禅寺へ。

新緑の緑に心洗われ、また秋には紅葉の美しいお寺です。
庭園を覆う苔が美しいので別名苔寺とも言うそうです。













お寺の縁側に座り、お庭を眺めながら、しばし心安らぐひとときを過ごしました。


天満宮の参道に戻り、名物の梅ヶ枝餅を買います。
お土産はなんといっても梅ヶ枝餅が喜ばれます。



参道のお店の軒先に巣をかけている燕。
この巣は人間との共同作業ですね。可愛い!


















「自然庵 梅の花」

2009-06-07 17:07:44 | 食べ歩き
天満宮の裏にあるお豆腐と湯葉料理の専門店、「自然庵 梅の花」でランチを頂くことにしました。
鬱蒼とした木立に囲まれた風情のある食事処です。

          


ランチ注文ゆえ、予約できずに個室はとれなかったのですが、衝立てで仕切られた6卓ある和室に案内されました。
お店の方がとても愛想よく感じがいい。

まずは小鉢のお魚の南蛮漬けと胡麻豆腐。
胡麻豆腐は見た目は真っ白なお豆腐ですが、味はねとっとした胡麻の味。卵も入っているのか、かすかなカスタードの香りがしてお菓子の味わいもあります。
ともにとても美味しかったです。




冷奴は白胡麻と鰹節をたっぷり振って頂きます。




茶碗蒸しにはお餅が入っていました。




お造りは可愛らしい茅葺き屋根の農家を模した器に。




          メインの豆腐のハンバーグ。
          こちらも硯を模した石の器の上でじゅうじゅう音をたてながら運ばれてきました。
          Nちゃんは魚の西京焼きを。

          


生麩の田楽。
ねっちょりした舌触りでとても美味しい。
生麩は揚げてあるそうでした。




湯葉のおつゆとご飯、香の物。




          ここで試食用の麩饅頭がサービスされました。
          美味しい!

          


          デザートの豆乳アイス、きな粉と黒蜜がけ。
          きな粉とアイスの味がマッチ。

          


          Nちゃんのういろう。
          デザートは3~4種からチョイスできます。
          
          


コーヒーとほうじ茶で締めくくります。




満腹・満足してお店を出ました。