寄せ植え鉢の片隅で咲いていた ウラジロヨウラク も終わりになってきた。
食べるとほのかな香と酸味のある花だが殺虫剤を散布している花では口に含む気にはなれない。
この色とこのカタチはやっぱり喰うより見るためのもの。
今年の環境調査(植物)の調査エリア 北の又川流域 の春は遅い。
ようやく雪が融けて草木の芽吹きが始まって調査が可能になったばかりだ。
雪融けの早かった川辺では フキノトウ が大きくなって花盛りだった。
jokichi が フキ は雌雄異株だと知ったのは 高齢者 の仲間入りをしてからだった。
雄花 は黄色の花で形態はずんぐりむっくり。
種子を風に乗せる為に 白い花の雌花は大きく背を伸ばす。
数年前の年末近く 雪の降るホームセンターでは売れ残り商品が投げ売りされていた。
欲しかったが手の出なかった ベニサラサドウダン に400円の値札がついていた。
翌春 jokichi の棚場でその樹は花を咲かせていた。いい花色だった。
その樹は今春から池畔で咲いている。
早く大きくなあれ・・・・・。
川沿いの林道の雪もようやく消え始めた。
陽当り 風当りの良いところでは枯れ草の間に カタクリ が花開いている。
大きな群落では無いが 2・3輪づつ並んで川風に揺れている。
陽が昇るに従って花弁は反り返ってくる。
棚場で ツガザクラ を見ることはできないものと思っていたが・・・・
蕾が2個ついている樹の入った寄せ植え鉢を譲ってもらった。
棚場に来て10日ほどで開花した。
二輪だけでは物足りないので 以前に越後駒ヶ岳で出会った花を2点。
2007年6月に観察した岸壁に咲く大株。
この場所にはその後毎年訪れたが いつも花が終わってからだった。
2015年8月雪渓の下での出会い。