8月21日 朝日を浴びて満開の キンコウカ が輝く。
それから一週間も経過したから もうこんな花は見られないかな・・・・。
今頃は白い花の イワショウブ の赤い果実が見頃かも。
越後駒ヶ岳 駒の小屋脇の オクトリカブト の株は年々大きくなっている。
山頂を見通せるこの場所で草丈も150cmほどになって豪華に咲いている。
小屋脇では勢いがいいが 登山道沿い や 草原では滅多に見ることが無い。
10月になっても咲いている ジョウシュウオニアザミ が咲き出していた。
初めて越後駒ヶ岳で出会った時は オニアザミ と思っていたこの花。
その後 いろいろ調べてみると ジョウシュウオニアザミ が正しいようだ。
雪解けの遅い谷底には まだ早春が残っている。
そこに生きる植物の一年は三ヶ月しか無いから 大きく伸びるには時間が足りない。
イワカガミ の葉も径1cm程 花茎も4cmと超小型。
この タテヤマリンドウ 三姉妹の草丈も4cm。
遠目には似ている ハクサンボウフウ と モミジカラマツ が一緒に咲いている。
上が モミジカラマツ で下の虫の訪問を受けているのが ハクサンボウフウ。
草原に咲いていても ハクサンボウフウ は虫達に人気がある。
一方 こんなに咲いてもだあれも来ない モミジカラマツ。
日本海に沈む夕陽 を越後駒ヶ岳から見たいので山頂へ行ってみた。
日没にはまだ少し早い17時40分頃 南天に大きな入道雲が湧き上がってきた。
(画面左下の山影は 平ヶ岳 2141m)
振り返って西空に目を向けると 日本海まで続く雲海の上に太陽が。
日本海ならぬ雲海に 太陽が沈んだのは 18時30分。
その頃になると 登山時の暑さは何処の事だったのか・・・寒くなって急いで小屋に向かった。