ぽかぽか陽気に誘われて久しぶりに 大力山 に行ってみた。 山頂から見下ろす ブナの林 と山肌の雪模様が面白かった。
さすがに芽吹きはまだだが根あきは進んで春近しを感じさせられた。
この尾根の下部を拡大。 日射しと風とが刻んだ雪の肌。芽吹きの頃が待ち遠しい。
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正午を過ぎたころ 花の香りが流れてきた。アオイスミレ の香りだ。
足元を見ると 外来種の オオイヌノフグリ に負けじと頑張っている国産種が見えた。
枯れ落葉を持ち上げて咲いている アオイスミレ だ。
花の色にはそれぞれの個性があるようだ。
これは基本的な薄紫の花。
詳しく眺めて見ると こんな白い花も点々と見える。
一昨年の夏に播種した ベニバナヤマシャクヤク の発芽が始まった。
畑の野菜は蒔いたその年の発芽だが 山野草の場合は翌々年に発芽するものが多い。
種子の黒い殻から双葉が出てこれないものが多い。
双葉が開けないからか 本葉がもう開く準備を始めたようだ。
発芽率はいまのところ70%ほどだが まだこれから芽を出すものもいるからもっと上昇しそうだ。
この花はいつの頃からか 日本の春 の象徴の座を占めてしまったような気がする。
さして邪魔になるほどではないサイズと 万人が好む花色。
惜しむらくは そのネーミング。
展示会のような豪華(高価?)な花は無いが 棚場でも雪割草が咲き始めた。
これは展示会で購入した3ポットで1000円の花。
一昨年から棚場に仲間入りした株。
これもまた一昨年から棚場に顔を出した株。
昨年の零れ種が芽を出している鉢もある。