jokichi つれづれ日記

自然観察大好きじいさんが 見たこと 感じたこと を気ままに綴ります。

一本杉と 石仏と

2019-01-15 17:07:04 | 魚沼の風景を

昨日の ブナの森 の続きです。
巨木の間を縫っているスノーシューの跡を追って山頂の一本杉まで行く。
 
山頂の一本杉は jokichi の家が茅葺だった頃には 囲炉裏の傍からよく見える樹だった。
かれこれ70年も昔のことだが 祖母はこの樹のことを「てんまるすぎ」と教えてくれた。
「てんまる」とは 手毬(てまり)のことだ。その頃 家から見えたこの樹は確かに丸かった。
里山の木々は家庭の燃料として使われていた当時だから 山はほぼ裸の山だった。
裸山の頂に立つ「てんまるすぎ」はランドマークであった。
jokichi が初めて ランドマークの「てんまるすぎ」のもとを訪れたのは中学を卒業する春だった。
今からは60年も前だがその頃は確かに丸い樹形の「てんまるすぎ」だった。
その後の60年の間には 伊勢湾台風 38豪雪 など記録的な自然災害が何回かあった。
「てんまるすぎ」が手毬でなくなったのはそれらの影響だろう。
見上げると枝の折れた跡も見える。

 
禅寺の境内の山だから所々に 観音様 が祀られている。
雪の少ない今年は お顔が見えている 観音様 もおいでだ。

 

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