東北育ちでありながら、
生まれ故郷は広島から近い場所だったので、
平和公園にはこれまでに数回訪れたことがある。
この場所に来ると底から湧き出るような「祈り」を感じる。
何十年経っても草一本生えないと言われた地で、
生き残った人たちは必死に前に進むしかなかった。
生きるために、子供のために、孫のために。
そして今の広島がある。
「当事者」たちの力は凄い。
東北の人も、福島の人も、
目の前のことをひとつひとつなんとかクリアしながら
少しずつ少しずつ前に進んでいるんだろう。
食べるものがあること、安心して寝られる場所があることが
当たり前だと思わない方がいい。
生きることはまさに重労働。
だけど、それでも生きていくのです。
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