マイクロエース製京成3300形2,3次車3320F標準色後期仕様8両編成(3320F-2)の整備を再開します。
事前にモハ3320以下6両を竣工させ3344F標準色晩年仕様のリリースを待っていました。
組み合わせるだけと考えていたモハ3334+モハ3333ですが屋根上機器成形色が変更されていました。

京成3300形モハ3334標準色晩年仕様(3344F)。
※動力ユニット搭載車。
意外に印象差が大きく混結は難しいと判断しました。
一方屋根板色温度は殆ど差がありません。
そこで3320F-2を濃灰色成形屋根上機器で統一します

入工中のモハ3334。
クーラーキセは2点止めです。
例によって流し込み接着剤固定ですが爪楊枝で押し出すだけで取り外せました。
嵌合自体は非常に固く交換しても接着剤は不要だと予想しました。

撤去したクーラーキセ。
クーラーキセ相互交換車はモハ3342標準色後期仕様(3320F-3)です。
3320F-3構成車で屋根上機器だけが僚車の元へ戻ります。
3344Fは3344Fに通ずる明灰色成形品で揃えます。

入工中のモハ3342標準色後期仕様(3320F-3)。
モハ3334と同じ感覚でモハ3342へと着手しました。
取付脚形状こそ同一でしたが完全に溶着していました。
爪楊枝はもちろん罫書き針での開削すら通用しません。

強固にクーラーキセが固定されていたモハ3342。
止むを得ず丸バーニッシャーの先端を取付脚に押し当てました。
少しずつ浮き始め乾いた音と共にクーラーキセが外れてくれました。
どうにか撤去は終えましたが取付脚を激しく歪ませています。

やはり接着剤固定は不要だったクーラーキセ(モハ3334)。
ここからはモハ3334の作業に集中しています。
取付脚変形が要因で前モハ3342用クーラーキセ取付脚を受け付けてくれません。
搭載位置が守りやすくなるよう取付脚径を一回り細くして組み付けました。

濃灰色成形クーラーキセに変わったモハ3334。
それでも屋根Rに合う位置まで押し込むには時間を要しています。
しかも一度噛み合わせると取り外しが難しくなるほど固い嵌合を示しました。
そのため安定性だけは抜群であり接着剤使用は見送りました。

残っていたアーノルトカプラー(成田寄)。
何故か成田寄KS-131動力台車だけアーノルトカプラーのまま存置されていました。
直ちにKATOカプラーAタイプへ交換しています。
ここではカプラーポケットだけ取り外せる構造が活きました。

整備が完了したモハ3334。
動力ユニットは試験走行を行ったのみです。
将来を考えるとグリス除去等を施す手もありました。
ただ順次動力ユニット整備を進める計画があり先送りしています。

↓

モハ3334標準色8両編成仕様(3320F-2:濃灰色成形屋根上機器交換施工)。
濃灰色成形クーラーキセに置き換わったモハ3334標準色(3320F-2)が竣工しました。
同一仕様でリリースされると思っていたため意表を突かれた部品変更でした。
思わぬLOT差は解消できたと思います。

↓

モハ3335+モハ3334 (元モハ3318+元モハ3334)。
クーラーキセの固定にも差が出るとは思いませんでした。
経年かもしれませんが個体差かもしれません。
以後も慎重に作業を進めようと思います。
※改訂:2024年7月24日
事前にモハ3320以下6両を竣工させ3344F標準色晩年仕様のリリースを待っていました。
組み合わせるだけと考えていたモハ3334+モハ3333ですが屋根上機器成形色が変更されていました。

京成3300形モハ3334標準色晩年仕様(3344F)。
※動力ユニット搭載車。
意外に印象差が大きく混結は難しいと判断しました。
一方屋根板色温度は殆ど差がありません。
そこで3320F-2を濃灰色成形屋根上機器で統一します

入工中のモハ3334。
クーラーキセは2点止めです。
例によって流し込み接着剤固定ですが爪楊枝で押し出すだけで取り外せました。
嵌合自体は非常に固く交換しても接着剤は不要だと予想しました。

撤去したクーラーキセ。
クーラーキセ相互交換車はモハ3342標準色後期仕様(3320F-3)です。
3320F-3構成車で屋根上機器だけが僚車の元へ戻ります。
3344Fは3344Fに通ずる明灰色成形品で揃えます。

入工中のモハ3342標準色後期仕様(3320F-3)。
モハ3334と同じ感覚でモハ3342へと着手しました。
取付脚形状こそ同一でしたが完全に溶着していました。
爪楊枝はもちろん罫書き針での開削すら通用しません。

強固にクーラーキセが固定されていたモハ3342。
止むを得ず丸バーニッシャーの先端を取付脚に押し当てました。
少しずつ浮き始め乾いた音と共にクーラーキセが外れてくれました。
どうにか撤去は終えましたが取付脚を激しく歪ませています。

やはり接着剤固定は不要だったクーラーキセ(モハ3334)。
ここからはモハ3334の作業に集中しています。
取付脚変形が要因で前モハ3342用クーラーキセ取付脚を受け付けてくれません。
搭載位置が守りやすくなるよう取付脚径を一回り細くして組み付けました。

濃灰色成形クーラーキセに変わったモハ3334。
それでも屋根Rに合う位置まで押し込むには時間を要しています。
しかも一度噛み合わせると取り外しが難しくなるほど固い嵌合を示しました。
そのため安定性だけは抜群であり接着剤使用は見送りました。

残っていたアーノルトカプラー(成田寄)。
何故か成田寄KS-131動力台車だけアーノルトカプラーのまま存置されていました。
直ちにKATOカプラーAタイプへ交換しています。
ここではカプラーポケットだけ取り外せる構造が活きました。

整備が完了したモハ3334。
動力ユニットは試験走行を行ったのみです。
将来を考えるとグリス除去等を施す手もありました。
ただ順次動力ユニット整備を進める計画があり先送りしています。

↓

モハ3334標準色8両編成仕様(3320F-2:濃灰色成形屋根上機器交換施工)。
濃灰色成形クーラーキセに置き換わったモハ3334標準色(3320F-2)が竣工しました。
同一仕様でリリースされると思っていたため意表を突かれた部品変更でした。
思わぬLOT差は解消できたと思います。

↓

モハ3335+モハ3334 (元モハ3318+元モハ3334)。
クーラーキセの固定にも差が出るとは思いませんでした。
経年かもしれませんが個体差かもしれません。
以後も慎重に作業を進めようと思います。
※改訂:2024年7月24日