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試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3334[3320F] 標準色 8両編成仕様 (屋根上機器振替)

2015-08-25 21:45:54 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形2,3次車3320F標準色後期仕様8両編成(3320F-2)の整備を再開します。
事前にモハ3320以下6両を竣工させ3344F標準色晩年仕様のリリースを待っていました。
組み合わせるだけと考えていたモハ3334+モハ3333ですが屋根上機器成形色が変更されていました。


京成3300形モハ3334標準色晩年仕様(3344F)。
※動力ユニット搭載車。

意外に印象差が大きく混結は難しいと判断しました。
一方屋根板色温度は殆ど差がありません。
そこで3320F-2を濃灰色成形屋根上機器で統一します


入工中のモハ3334

クーラーキセは2点止めです。
例によって流し込み接着剤固定ですが爪楊枝で押し出すだけで取り外せました。
嵌合自体は非常に固く交換しても接着剤は不要だと予想しました。


撤去したクーラーキセ。

クーラーキセ相互交換車はモハ3342標準色後期仕様(3320F-3)です。
3320F-3構成車で屋根上機器だけが僚車の元へ戻ります。
3344Fは3344Fに通ずる明灰色成形品で揃えます。


入工中のモハ3342標準色後期仕様(3320F-3)。

モハ3334と同じ感覚でモハ3342へと着手しました。
取付脚形状こそ同一でしたが完全に溶着していました。
爪楊枝はもちろん罫書き針での開削すら通用しません。


強固にクーラーキセが固定されていたモハ3342

止むを得ず丸バーニッシャーの先端を取付脚に押し当てました。
少しずつ浮き始め乾いた音と共にクーラーキセが外れてくれました。
どうにか撤去は終えましたが取付脚を激しく歪ませています。


やはり接着剤固定は不要だったクーラーキセ(モハ3334)。

ここからはモハ3334の作業に集中しています。
取付脚変形が要因で前モハ3342用クーラーキセ取付脚を受け付けてくれません。
搭載位置が守りやすくなるよう取付脚径を一回り細くして組み付けました。


濃灰色成形クーラーキセに変わったモハ3334

それでも屋根Rに合う位置まで押し込むには時間を要しています。
しかも一度噛み合わせると取り外しが難しくなるほど固い嵌合を示しました。
そのため安定性だけは抜群であり接着剤使用は見送りました。


残っていたアーノルトカプラー(成田寄)。

何故か成田寄KS-131動力台車だけアーノルトカプラーのまま存置されていました。
直ちにKATOカプラーAタイプへ交換しています。
ここではカプラーポケットだけ取り外せる構造が活きました。


整備が完了したモハ3334。

動力ユニットは試験走行を行ったのみです。
将来を考えるとグリス除去等を施す手もありました。
ただ順次動力ユニット整備を進める計画があり先送りしています。




モハ3334標準色8両編成仕様(3320F-2:濃灰色成形屋根上機器交換施工)。

濃灰色成形クーラーキセに置き換わったモハ3334標準色(3320F-2)が竣工しました。
同一仕様でリリースされると思っていたため意表を突かれた部品変更でした。
思わぬLOT差は解消できたと思います。




モハ3335+モハ3334 (元モハ3318+元モハ3334)。

クーラーキセの固定にも差が出るとは思いませんでした。
経年かもしれませんが個体差かもしれません。
以後も慎重に作業を進めようと思います。

※改訂:2024年7月24日

京成3300形1次車 3304F 標準色 後期仕様 回着

2015-08-24 21:48:39 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車・新塗装(A7682)が回着しました。
プロトタイプは空気バネ台車を履く3304F標準色後期仕様です。
これまで1次車は新赤電色2編成が製品化されたのみで標準色が初登場しました。


京成3300形1次車 3304F 標準色 後期仕様。
[3304F]:[3304]-[3303]-[3302]-[3301]。

実車は最後まで運用された3300形の1編成でした。
全車FS-361A台車を履いています。
基本的には同時リリースの3344F標準色晩年仕様と大きく変わりませんでした。


モハ3304+モハ3303 (FS-361A台車装着車+FS-361A台車装着車)。


モハ3343+モハ3334 (FS-329D台車装着車+KS-131台車装着車)。

やや気になった箇所は連結面間隔です。
3304F3344Fは台車が異なるだけに等しいはずです。
ところが3304Fの連結面間隔が広く見えました。


モハ3320,モハ3304 (3320F-2,3304F)。


3200形モハ3240,モハ3304 (3240F,3304F)。

アーノルトカプラーでは把握しにくいためKATOカプラーに交換してみました。
するとモハ3320(3320F-2:FS-329D台車装着車)よりもモハ3304の連結器突出長が上回っていました。
ここで3200形モハ3240(3240F:FS-361A台車装着車)を持ち出してみたところ等長だと分かりました。


モハ3304+モハ3303 (FS-361A台車装着車+FS-361A台車装着車)。


モハ3240+モハ3239 (3240F:FS-361A台車装着車+FS-361A台車装着車)。


モハ3335+モハ3334 (3320F-2:FS-329D台車装着車+KS-131台車装着車)。

この差が連結面間隔幅に出ているようです。
3304F用FS-361A台車は3240F用と同一かもしれません。
FS-329D台車,KS-131台車は3300形専用品であり3200形との設計時差が現れたと思います。

※改訂:2024年7月23日

京成3300形3,4次車 3344F 標準色 晩年仕様 4両編成 回着

2015-08-23 21:43:26 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3次車+4次車・新塗装(A7683)が回着しました。
プロトタイプは4両編成へ短縮された後の3344F標準色晩年仕様です。
基本形態は3320F標準色後期仕様6両B編成と殆ど変わっていません。


京成3300形3,4次車 3344F 標準色 晩年仕様。
[3344F]:[3344]-[3343]-[3334]-[3333]。
※4両編成。

車体色は同系統ながら色温度が変更されたような気がします。
屋根上機器が明灰色成形品となり軽快な感じがしました。
全体的に3320Fよりも手の込んだ印象を受けました。


モハ3343+モハ3334 (FS-329D台車装着車+KS-131台車装着車)。

台車は上野寄ユニットと成田寄ユニットで異なります。
各々モハ3344+モハ3343:FS-329台車,モハ3334+モハ3333:KS-131台車です。
動力ユニットはモハ3334に搭載されています。


モハ3335+モハ3334 (3320F-2+3344F)。

3344Fは分割充当が決定していました。
各々3344F標準色後期仕様4両編成,3320F標準色後期仕様8両編成に割り当てます。
屋根上再現の変更は計算外で方策を検討します。

※改訂:2024年7月23日

京成3300形モハ3341[3344F] 標準色 後期仕様 (行先表示類整備)

2015-08-22 21:46:49 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形2,4次車3320F標準色後期仕様(3320F-3)ではモハ3341が未竣工でした。
モハ3342を含む成田寄ユニットは3344F標準色晩年仕様と組み合わせます。
3344Fの回着が間近に迫ったため4次車3344F標準色後期仕様4両編成の組成準備に取り掛かりました。


京成3300形モハ3341標準色後期仕様(3320F-3)。

第一次整備でモハ3342標準色は動力ユニット移設等の整備を終えていました。
一方モハ3341はKATOカプラー交換を除き回着当時のままです。
しかし種別,運行番号は内定済で比較的余裕のある工程が組めました。


入工中のモハ3341

モハ3341も行先表示器後部屋根付近に塗料撥ねのようなものがありました。
これはモハ3320と同じく除去出来ませんでした。
また助士側通過標識灯周りの塗装が甘く見えました。
何れも塗装剥離を嫌い現状のままとしました。


発光抑制処理中のモハ3341。

運転台側はTNカプラーSPに交換しました。
続いてライトケース及び行先表示器用プリズムへの光量抑制対策を施しています。
種別表示器窓セルは英小文字併記[普通]幕ステッカーを貼り付けたt0.5mmプラ板に置き換えました。


[B59]。

ここで運行番号表示器設置も行いました。
運行番号幕は自作[B59]表示ステッカーを採用しています。
なおモハ3341から通過標識灯とプラ板が重なる箇所を切り落としました。


[普通]。

プロトタイプ時期は2007年4月でまだ色地種別幕への交換は行われていませんでした。
英小文字併記[普通]種別幕ステッカーはマイクロエース製です。
富士川車輛工業製も候補に浮かびましたが残数が心許なく取り止めています。


[(千葉) ちはら台]。

当時の土休日[B59]運行は津田沼~ちはら台間を往復していました。
[津田沼]表示か[(千葉) ちはら台]表示かの二択です。
たまたま切り抜きだけ終えていた[(千葉) ちはら台]幕がありこれを利用しています。
このステッカーはマイクロエース製です。


モハ3341 点灯試験[B59 普通 (千葉) ちはら台]:行先表示類光量抑制施工車。

点灯試験結果は全く問題ありませんでした。
種別表示器が若干黄色を帯びていますがこれは致し方ありません。
解消するには減光処理を廃するしかなく視認性を優先しました。




モハ3341,モハ3320 (3344F,3320F-2)。

全工程が完了しモハ3341を竣工させました。
これで3320F-3の第二次整備も終了を迎えています。
6両は3320F標準色8両編成用(3320F-3)4両,3344F標準色後期仕様2両に分かれました。
未改番で両編成を成立させるには3320F-3が欠かせませんでした。


モハ3341,モハ3341 (3320F-1,3344F,3320F-4)。

モハ3344+モハ3343の整備が終わり次第3344Fも出場させられます。
同じ3344Fですがこちらはモハ3344+モハ3343+モハ3342+モハ3341と通番であり製品とは異なります。
なおモハ3344も三代目が登場しました。

※改訂:2024年7月23日

京成3300形モハ3320[3320F] 標準色 8両編成仕様 (行先表示類整備)

2015-08-21 21:46:27 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3320標準色(3320F-3)を入場させました。
回着が近付いている3344F標準色ですが大きな変更は無いと予想しています。
よって8両編成仕様(3320F-2)の行先表示類整備を先行させました。


京成3300形モハ3320標準色後期仕様(3320F-3)。

主工程は運転台側TNカプラーSP交換,種別表示幕交換,運行番号表示器取付です。
3320F-3はBランクの中古製品ですが留意事項は走行履歴だけでした。
ところが行先表示器上部に塗装撥ねのようなものを発見しました。


入工中のモハ3320

これを除去しようとしましたがクロスではどうやっても改善されませんでした。
車体研磨はモハ3318で痛い目に遭ったばかりです。
やむを得ずこの汚れは見切りました。


TNカプラーSP化したモハ3320

ダミーカプラーはTNカプラーSPに交換しました。
ライトケースの種別表示器導光口にはタックラベルを貼付しました。
行先表示器用プリズム前端も青マッキーで塗り潰しています。


減光対策を施したライトユニット。

種別表示は[快特]幕に決定しました。
8両編成の組成期間は2007年4月12日~4月14日です。
実際に充当された[快特]運用から運行番号,行先表示を絞り込みます。


英小文字併記[快特]種別幕。

運行実績は列車番号1871K,1857K,18A17の3本でした。
このうち1857K列車は2日目の運用であり候補から外しました。
3300形初の[快特]運用とするか最後の8両編成定期運用とするかで悩んでいます。


[成田]:マイクロエース製ステッカー。

その結果最終日が決め手となり18A17列車に決定しました。
3320F-2のために自作[A17]表示ステッカーを製作しています。
行先方向幕ステッカーはマイクロエース製[成田]表示を使用しました。


モハ3320 点灯試験[A17 快特 成田]:行先表示類光量抑制施工車。

モハ3320が竣工しました。
なおモハ3320は三代目が登場しています。
各々8両編成仕様,6両編成仕様,4両編成仕様の三形態が揃いました。


モハ3320,モハ3320,モハ3320 (3320F-1,3320F-2,3320F-4)。

結果的に全て短期間で消滅した仕様になっています。
◆6両編成仕様(3320F-1):2007年1月~2007年11月。
◆8両編成仕様(3320F-2):2007年4月12日~2007年4月14日。
◆4両編成仕様(3320F-4):2010年5月~2010年6月。

※改訂:2024年7月22日

京成3300形2,4次車 3320F 標準色 後期仕様 6両B編成 回着

2015-08-18 21:43:47 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形更新車新塗装(A7676)を再増備しました。
三代目3320Fは8両編成(3320F-2)出場が投入名目です。
このうちモハ3342+3341はその対象に含まれません。


京成3300形2,4次車 3320F 標準色 後期仕様。
[3320F-3]:[3320]-[3319]+[3318]-[3317]+[3342]-[3341]。
※6両B編成。

代わりに竣工済のモハ3336+モハ3335を組み込みます。
不足する成田寄ユニット2両は回着予定の3344F標準色を充当する予定です。
3320F-2組成に向けてKATOカプラーAタイプに交換しました。




モハ3318標準色(モハ3342用床板装着施工)。

3344Fの動力ユニット搭載車はモハ3334と告知されています。
従って現状ではモハ3318が被っていました。
そこでモハ3342と床板を相互交換しました。


モハ3319+モハ3318 (非動力中間車+非動力中間車)。

動力ユニット搭載車位置はモハ3318が有利です。
しかしKS-131台車を履くモハ3334は交換が難しい車両でした。
そのため偏位には目を瞑り3320F-3内での振替えを選択しています。


モハ3342標準色(動力ユニット搭載施工)。

動力ユニット搭載車へ改装したモハ3342モハ3341と共に保留車へ廻しました。
こちらも3344F標準色と組み合わせて4両編成(3344F)に仕立てる予定です。
結果的に3320F-2,3344Fは労せずして自走可能になりました。


モハ3342+モハ3341 (動力ユニット搭載車+非動力運転台付車)。

取り敢えず3320F-2組成準備車は6両が揃いました。
まだモハ3333(3344F)が回着する前ですがモハ3320の行先表示類を整備しようと思います。
8両編成本線仕様であり[快特]表示か[特急]表示を採用する予定です。

※改訂:2024年7月22日

京成3300形モハ3335[3320F] 標準色 塗装簡易修正試行

2015-08-03 21:43:28 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3335標準色(3320F-3)の塗装補修を試みます。
種車のモハ3318標準色(3320F-2)時代から山側側面腰板帯に埃巻き込みがあった模様です。
気付かないまま改装中に擦ってみたところ赤太帯,青細帯とも剥がれてしまいました。


京成3300形モハ3335標準色後期仕様(3320F-3)。

埃はアクティブシルバー地と腰板帯の間に入っていました。
こびり付いたゴミかと決め付けてしまい痛い目に遭っています。
余りにも目立つのでこれを少しでも目立たなくなるようにしてみます。


入工中のモハ3335。

調色なしに印刷と同じ色温度にはできません。
そのため簡易的に赤マッキー,青マッキーを塗ってみます。
半分無駄と判りながら紙製マスキングテープで養生しました。


簡易修正を図ったモハ3335。

どうしても紙がインクを吸ってしまいます。
よって補修箇所の境界は滲みが避けられなくなりました。
幾度かやり直しましたが不自然な印象は否めません。


モハ3335(山側側面腰板帯簡易修正試行)。

ただ腰板帯が剥がれているよりはましだと思います。
ひとまず遠目からは誤魔化せる状態には持ち込めました。
耐擦過性は低いはずで今後も都度修正を要すると思います。

※改訂:2024年7月20日

京成3300形モハ3336+モハ3335[3320F] 標準色 後期仕様 (モハ3317,モハ3318[3320F'] 改番)

2015-07-23 21:57:01 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3318+モハ3317(3320F-2)標準色を入場させました。
この2両は3320F標準色後期仕様8両貫通編成(3320F-2)へ転用します。
実車とは異なる箇所が生じますがモハ3335+モハ3336へと改番,改装します。


京成3300形モハ3317標準色後期仕様(3320F-2)。

3300形4両編成はM2c-M1-M1-M2cでした。
モハ3318+モハ3317は成田寄ユニットです。
これを上野寄ユニットへ変更するためモハ3317+モハ3318に組み替えます。


入工中のモハ3318

現状ではモハ3317:切妻連結面,モハ3318:パンタグラフ位置が逆になってしまいます。
そこで双方とも車体だけを方転しました。
またモハ3318にはモハ3239標準色(3240F)用貫通扉を取り付けました。




モハ3336標準色後期仕様(3320F-2:モハ3317 方転,改番)。

剛性低下を感じたパンタグラフはモハ3239用に交換するつもりでした。
しかし3300形用とは形状が異なっていたため中止しています。
やむを得ずパンタグラフ枠を整形しました。




モハ3335標準色後期仕様(3320F-2:モハ3318 方転,改番)。

下枠が歪んでいましたが動作は大幅に改善されています。
実車と逆転するパンタグラフ配管位置は見切りました。
但し避雷器だけは取付位置を変更しています。


モハ3336+モハ3335 (元モハ3317+元モハ3318)。

側面車両番号標記及びドアコック位置標記印刷は消去します。
靴摺との間隔が狭い後者に限りラプロス#4000を使用しました。
同標記はジオマトリックス製インレタ(B1-101)で復旧しています。


モハ3317+モハ3336 (運転台撤去車+運転台撤去車)。

モハ3336+モハ3335を竣工させました。
3320F-2出場には三代目3320F標準色が欠かせませんが導入見込は立っていません。
モハ3335の山側青帯を欠落させる失態がありましたので修復時間に充てようと思います。

※改訂:2024年7月19日

京成3300形2,4次車 3320F 標準色 晩年仕様 色地種別幕4両編成

2015-07-13 21:45:32 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形2,4次車3320F標準色晩年仕様(3320F-4)を出場させました。
モハ3318+モハ3317(3320F-2)を抜いて4両編成に短縮しています。
行先表示類は[B57 普通 津田沼]です。




京成3300形2,4次車 3320F 標準色 晩年仕様。
[3320F-4]:[3320]-[3319]-[3342]-[3341]。
※色地種別幕4両編成。

3320F標準色後期仕様4両編成(3320F-2)は英小文字併記[普通]種別幕編成でした。
6両編成(3320F-1)を切り離したため3320F-4では色地[普通]種別幕が採用できました。
3320F-2と同じく動力ユニット搭載車をモハ3342へと変更しています。


3700形3728F,3320F-4。

プロトタイプ時期は2010年6月~2013年2月のはずでした。
ところが実車は2010年7月からラッピングが施されていました。
運用離脱までこの仕様だったため該当期間は2010年7月までです。


3320F-4サイドビュー(モハ3341:TNカプラーSP装着車)。

まさか1箇月の存在とは思いもしませんでした。
一般的な色地種別幕編成のつもりでしたが異なっていたようです。
ただFS-329D台車の4両編成はリリース予定が無く現状には満足しています。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年7月17日

京成3300形2,4次車 3320F 標準色 後期仕様 6両B編成 回着

2015-07-12 21:47:40 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形更新車新塗装(A7676)を増備しました。
プロトタイプは3320Fで当方では二代目です。
一足先に3320F-2で現行色4両編成を仕立ててみます。


京成3300形2,4次車 3320F 標準色 後期仕様。
[3320F-2]:[3320]-[3319]+[3318]-[3317]+[3342]-[3341]。
※6両B編成。

実車は2007年12月にモハ3318+モハ3317が抜かれ4両編成へ短縮されました。
同様にモハ3318+モハ3317を脱車します。
そのうえで色地[普通]種別幕編成の晩年仕様を出場させます。


入工中のモハ3320

先ずモハ3320を入場させました。
ダミーカプラーはTNカプラーSPへ交換しました。
3320F付属のステッカーには色地[普通]種別幕が含まれていません。
そのため3356F復活青電色撤去品を再用しています。


モハ3320 点灯試験[B57 普通 津田沼]:行先表示器光量抑制施工車。

行先表示器用プリズム先端に青マッキーを挿す強力発光対策を施しました。
[津田沼]幕はマイクロエース製ステッカーです。
なお色地[普通]種別幕の抑制効果に期待し種別表示器は製品仕様のままとしました。


モハ3341,モハ3320

続けてモハ3341の整備に移ります。
3320F-2は押し込むだけで種別表示器窓セルが撤去できる個体でした。
従って貫通扉後傾対策は省略しています。


入工中のモハ3341

その代わり運行番号表示器取付が窮屈になりました。
除去を容易にするため時間を置いたゴム系接着剤で固定しています。
[B57]表示は自作ステッカーです。


モハ3341 点灯試験[B57 普通 津田沼]:行先表示器光量抑制施工車。

色地[普通]種別幕ステッカー貼付済のt0.5mmプラ板は固定位置調節で苦戦しました。
周囲を塗り潰す漏光対策が裏目に出て平行合わせがしにくくなりました。
最後まで要領が掴めずモハ3320,モハ3341共に傾きが残ってしまいました。


モハ3342(動力ユニット搭載施工)。

製品仕様ではモハ3318が動力ユニット搭載車でした。
前途の通りモハ3318は脱車するためモハ3342へ動力ユニットを移設しました。
この手法は3320F標準色後期仕様(3320F-1)と同様です。


モハ3319+モハ3342 (KATOカプラー装着車+KATOカプラー装着車)。

モハ3318+モハ3317は編成から外しました。
色地種別幕編成と6両編成は両立できないため一旦保留車に廻します。
なお連結面側は全てKATOカプラーへ変更しました。


モハ3320,モハ3320 (3320F-1,3320F-2)。

3320F-2の整備が完了しました。
標準色と色地種別幕の組み合わせは初登場です。
同一車両番号の3320F-1とは大幅に印象が変わった気がしました。

※改訂:2024年7月17日

京成3300形モハ3312[3312F] 復活新赤電色 ライト基板交換

2015-06-22 22:12:34 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3312F復活新赤電色を入場させました。
回着当時からモハ3312が不安定な前尾灯点灯を繰り返してきました。
根本原因はライト基板でした。


京成3300形1次車 3312F 復活新赤電色。
[3312F-3]:[3312]-[3311]-[3310]-[3309]。

モハ3312用ライト基板は導電脚がぐらついています。
今にも外れそうでしたが半田工具が無く直せませんでした。
3200形モハ3264新赤電色(3264F)を導入したため部品交換を視野に入れて修復を試みます。


入工中のモハ3312。

過去にライトケースの隙間から導電脚の根元へ瞬間接着剤を投入しました。
慎重に分解を進めましたが助士側導電脚は外れてしまいました。
また運転台側も辛うじて接着されているだけの危険な状態でした。


モハ3312用ライト基板。


モハ3264用ライト基板。

やはり継続使用は厳しそうで交換に進みます。
モハ3264用ライト基板の行先表示器用チップには拡散防止用と思われる黒ゴムが巻かれていました。
この厚みだけライトケース組込時に抵抗を感じました。


モハ3312 点灯試験[B55 普通 上野]:モハ3264用ライト基板装着車。


モハ3309 点灯比較[B55普通 上野]:ライト基板未交換車。

さすがに不安定さは解消されました。
ただLOTが異なるせいか若干光量差があるように感じます。
種別表示器光量抑制策は追って施工予定です。


モハ3264 点灯試験[--- ]:モハ3312用ライト基板装着車。

前モハ3309用ライト基板は再度導電脚を瞬間接着剤で固定しました。
負荷が掛かりやすい場所のため再びぐらつくと思います。
一応モハ3264に組み込みましたが完全に補修出来ない限り再用しない予定です。

※改訂:2024年7月14日

京成3300形1次車 3312F 新赤電色 2+4+2編成

2015-06-21 22:19:05 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3312F新赤電色(3312F-1)の出場で3312F-2が組成可能になりました。
3312F-1で3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-1)を挟む2+4+2編成が仕立てられます。
8両編成は4+4編成が圧倒的多数派でしたが稀に変則組成が出現しました。




京成3300形1次車 3312F 新赤電色 2+4+2編成。
[3312F-2]:[3312]-[3311]+([3316]-[3315]-[3314]-[3313]+[3310]-[3309])。
※[3312F-1]+[3316F-2]。

この編成は1990年5月上旬に運行されました。
多客期の輸送力増強に伴い6両編成運行へ8両編成を投入した模様です。
4+2編成だった3316Fを8両編成にする一時的な組成ですが解消時期は不明です。


モハ3313+モハ3310 (3316F-2:3316F-1+3312F-1)。

3316F-2は3312F-1への改装開始当初から4両編成仕様を放棄していました。
連結面はKATOカプラーが原則ですがモハ3311+モハ3310のみTNカプラーSPを採用しています。
そのため3312F-2,3316F-2共に連結面間隔は揃っていません。


モハ3311+モハ3316 (3312F-2:3312F-1+3316F-2)。


モハ3313+モハ3312 (3316F-1+3312F-1)。

モハ3313への貫通幌取付も検討しました。
しかしモハ3316が先頭車両兼用であり編成見附を考慮して取り止めました。
なお実車に従い3312F-1,3316F-2での4+4編成は行わない方向です。


3312F-2サイドビュー(モハ3309)。

行先表示類は[ 5 特急 成田空港]のままです。
3316F-1だけ[成田空港]幕へ変更しようと思いましたが確証が無く現状を維持しました。
また富士川車輛工業製[特急]幕ステッカーへの統一は完了しています。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年7月13日

京成3300形1次車 3312F 新赤電色 (3316F' 改番,改装)

2015-06-20 22:22:32 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3312F新赤電色(3312F-1)が正式出場を迎えました。
成田方2両口の暫定出場を経て4両が勢揃いしました。
種車には3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-2)を起用しています。




京成3300形1次車 3312F 新赤電色。
[3312F-1]:[3312]-[3311]-[3310]-[3309]。
3316F-2 改番,改装,自走不可。

プロトタイプ時期は1989年11月~1995年2月です。
更新修繕出場から現行標準色へ変更されるまでの間は外観変更が少ない時期でした。。
ただ4両編成運用には余り充当されなかったと思います。


モハ3311+モハ3310 (KS-121A非動力台車装着車+KS-121A非動力台車装着車)。

先に竣工したモハ3310+モハ3309は3316F新赤電色(3316F-1)の成田方へ増結します。
一方モハ3312+モハ3311は3316F新赤電色4+2編成(3316F-2)の上野方へ増結します。
そのため3312F-1には動力ユニット搭載車を組み込んでいません。


妻面に残る旧車両番号。

計画では3316F-2上野方2両口は成田方2両口の部品取車及び予備用種車を兼ねていました。
結局3200形モハ3239標準色(3240F),モハ3264新赤電色(3264F)が部品取車となり3312F-1へと繋がりました。
なお妻面車両番号標記は3316F-2時代のままで種車を物語っています。


3312F-3,3312F-1 (復活新赤電色,新赤電色)。

行先表示類は[ 5 特急 成田空港]です。
入出場が前後したためモハ3312が竣工した時点ではマイクロエース製[特急]幕を採用していました。
現在は3316F-1に合わせた富士川車輛工業製ステッカーへ交換済です。


3312F-1サイドビュー(モハ3309:新赤電色)。


3312F-3サイドビュー(モハ3309:復活新赤電色)。

当方には3312F復活新赤電色(3312F-3)が在籍しています。
3316F-1とはファイアーオレンジの色温度が僅かに異なっており種車候補から外しました。
4+2編成用が導入名目でなければこちらを選択していたかもしれません。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年7月12日

京成3300形モハ3311[3312F] 新赤電色 (モハ3315[3316F'] 改番,改装)

2015-06-19 22:16:41 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3315新赤電色クロスシート試作車(3316F-2)を入場させました。
モハ3310(3312F-1)竣工を優先したためモハ3314用動力ユニットを取り付けていました。
これは同社製3200形モハ3239(3240F)用床板と振替えます。


京成3300形モハ3315新赤電色クロスシート試作車。
※動力ユニット搭載車。

モハ3239用床板は元モハ3315用床板です。
但しKS-121A台車はモハ3310へ転用したためFS-361A台車を履かせていました。
代わりにモハ3264(3264F)用サックスブルー成形KS-121A台車を廻しました。


入工中のモハ3315

3264F用KS-121A台車と3316F用KS-121A台車の差異は無いと思います。
座席部品もモハ3315用に戻りました。
クロスシートが残るため背摺を詰めています。




モハ3311新赤電色(3312F-1:モハ3315 改番,床板交換,改装施工)。

最後の[クロスシート試作車]ステッカー印刷消去も怪しくなりました。
モハ3316ほどではありませんが消えるまでに時間を要しています。
バランスの悪い[モハ3311]標記が気になるもののモハ3311新赤電色(3312F-1)を竣工させています。

※改訂:2024年7月11日

京成3300形モハ3312[3312F] 新赤電色 (モハ3316[3316F'] 改番,改装)

2015-06-18 22:13:55 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-2)の整備を再開します。
未入場の車両はモハ3316+モハ3315です。
工程数が多くなるモハ3316を先発させました。


京成3300形1次車 3316F 新赤電色 クロスシート試作車。
[3316F-2]:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]。

先ず前面車両番号標記印刷消去から作業を開始しました。
モハ3313と同じくラプロス#4000を使用し慎重に車体へ当てました。
この工程は時間よりも結果を優先しています。


入工中のモハ3316

車両番号標記インレタの補充は行っていません。
よって失敗する度に組み合わせを変える必要がありました。
[331]+[2]→[33]+[12]→[3]+[31]+[2]→[3]+[3]+[1]+[2]と細分化が進んでいます。


[[3][3][1][2]]。

しかも大幅に[3312]標記が歪んでしまいました。
ここで小文字[3]標記インレタが尽きたため見切っています。
一方側面車両番号標記は節約式改番で切り抜けました。


背摺を切除した座席部品。

モハ3316用床板一式は流用します。
余り目立たないもののクロスシートのままは気乗りしませんでした。
そこでクロスシート背摺を詰めてその断面をマッキーで塗り潰しました。


撤去した貫通扉。

種別幕交換のため種別表示器窓セルを押し込んでみました。
すると前面窓セルと貫通扉が外れ分離してしまいました。
作業性こそ高まりましたが貫通扉後傾対策が工程に加わっています。


溶着させた貫通扉と前面窓セル。

[特急]種別幕ステッカーはマイクロエース製で3200形3264F付属品です。
助士側には自作[ 5 ]表示ステッカーを貼付したt0.5mmプラ板を追設しています。
なお貫通扉はタミヤセメントでの仮固定後に流し込み接着剤を投入しました。


モハ3312 点灯試験[ 5 特急 成田空港]。

行先表示類が強力発光するため[特急 成田空港]表示は飛び気味になります。
但し行先表示器のみプリズム前端をマッキーで塗り潰しており視認は可能です。
若干青味が強くなる点灯色温度ですが誤差の範囲内だと思います。


竣工したモハ3312。

[クロスシート試作車]ステッカーはこれまでになく強固に印刷されていました。
文字は比較的早く消えてくれた一方だけが残る状況が続きました。
長めにラプロス#4000を当てざるを得なくなった結果消去痕が目立っています。




モハ3312新赤電色(3312F-1:モハ3316 改番,改装施工)。

幸い成形色露出には至らずに済みました。
苦しみましたがモハ3312新赤電色(3312F-1)が竣工しました。
これで3316F-2の改装は山を越えたと思います。

※改訂:2024年7月11日