試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3312[3312F] 新赤電色 (モハ3316[3316F'] 改番,改装)

2015-06-18 22:13:55 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-2)の整備を再開します。
未入場の車両はモハ3316+モハ3315です。
工程数が多くなるモハ3316を先発させました。


京成3300形1次車 3316F 新赤電色 クロスシート試作車。
[3316F-2]:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]。

先ず前面車両番号標記印刷消去から作業を開始しました。
モハ3313と同じくラプロス#4000を使用し慎重に車体へ当てました。
この工程は時間よりも結果を優先しています。


入工中のモハ3316

車両番号標記インレタの補充は行っていません。
よって失敗する度に組み合わせを変える必要がありました。
[331]+[2]→[33]+[12]→[3]+[31]+[2]→[3]+[3]+[1]+[2]と細分化が進んでいます。


[[3][3][1][2]]。

しかも大幅に[3312]標記が歪んでしまいました。
ここで小文字[3]標記インレタが尽きたため見切っています。
一方側面車両番号標記は節約式改番で切り抜けました。


背摺を切除した座席部品。

モハ3316用床板一式は流用します。
余り目立たないもののクロスシートのままは気乗りしませんでした。
そこでクロスシート背摺を詰めてその断面をマッキーで塗り潰しました。


撤去した貫通扉。

種別幕交換のため種別表示器窓セルを押し込んでみました。
すると前面窓セルと貫通扉が外れ分離してしまいました。
作業性こそ高まりましたが貫通扉後傾対策が工程に加わっています。


溶着させた貫通扉と前面窓セル。

[特急]種別幕ステッカーはマイクロエース製で3200形3264F付属品です。
助士側には自作[ 5 ]表示ステッカーを貼付したt0.5mmプラ板を追設しています。
なお貫通扉はタミヤセメントでの仮固定後に流し込み接着剤を投入しました。


モハ3312 点灯試験[ 5 特急 成田空港]。

行先表示類が強力発光するため[特急 成田空港]表示は飛び気味になります。
但し行先表示器のみプリズム前端をマッキーで塗り潰しており視認は可能です。
若干青味が強くなる点灯色温度ですが誤差の範囲内だと思います。


竣工したモハ3312。

[クロスシート試作車]ステッカーはこれまでになく強固に印刷されていました。
文字は比較的早く消えてくれた一方だけが残る状況が続きました。
長めにラプロス#4000を当てざるを得なくなった結果消去痕が目立っています。




モハ3312新赤電色(3312F-1:モハ3316 改番,改装施工)。

幸い成形色露出には至らずに済みました。
苦しみましたがモハ3312新赤電色(3312F-1)が竣工しました。
これで3316F-2の改装は山を越えたと思います。

※改訂:2024年7月11日
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